【魔女兵器翻訳】ACTIVITY.1_深潜症 PART.8 封鎖、墜落_20180928修正

海因里希：

　当然,我也不能完全确定『那位』的身份,就算他说谎我也无力分辨。

　而且我总在想,就算一切属实............

　真正高阶的存在,应该是不会如此在意人类这么弱小的物种的。

　从另一个尺度思考,『那位』很可能只是自己族群中一个喜欢用放大镜烧蚂蚁的小孩。

　而蚂蚁们则认为这是神的惩戒,从此便对那束强光背后的黑影顶礼膜拜。

拉斐尔：

　哈,哈哈.........

拉斐尔意味深长的笑了笑。

拉斐尔：

　这么说的话,我倒是很认同。

　人们俯首跪拜祈求禱告的对象......所定制的第一条戒规就像小孩子一样任性呢。

海因里希：

　虽然并没有清晰的表明意志,但以『那位』的恶劣个性来看,故意将她们卷入也不是不可能

海因里希对拉斐尔说这句话的时候,视线指向了我和安妮。

小怜：

　.........我们?

拉斐尔：

　安妮曾经来过这里,并且她消失的那段时间,很有可能就是在这个空间里吗......

　天空酒店事件之后,『十字玫瑰』的情报组很快就查出了安妮的身份,但当时还判断是复制体。

　后来与SID共享的情报交叉比对才知道......她消失了7年之久。

海因里希：

　『十字玫瑰』......Rosenkreuzer?

　那不是我和几个女炼金术士讨论交流研究成果的秘密结社吗,现在成为情报组织了?

　看来我还是留下了一些有趣的“遗产”嘛。

海因里希露出得意的笑容,一旁的拉斐尔则似乎突然想通了什么。

拉斐尔：

　怪不得......『十字玫瑰』那句传承至今的问候语, 在当年的环境下显得对教会太过不敬了。

海因里希：

　―――“愿玫瑰在你的十字上绽放”

拉斐尔：

　“玫瑰”指的是女炼金术士......不,仅仅是代表女性吧?

小怜：

　虽然不明白,但感觉好厉害...

　总之你们说的『那位』,是个很糟糕的家伙吧?

看到被吓坏的安妮,我的内心升起一股愤怒。

小怜：

　随随便便强迫别人签订契约,还把我们带到这种奇怪的地方。

　更过分的是,不知道那家伙做过什么过分的事,给安妮留下了这样的阴影......

　被我遇到的话,一定打扁他!

拉斐尔：

　……

海因里希：

　……

她们突然安静下来,像看笨蛋一样看着我。

小怜：

　你、你们这么盯着我干嘛.........?

拉斐尔：

　.........还真像你这个笨蛋会说出的话呢。

海因里希：

　如果是主人的话,我倒是十分期待。

小怜：

　唔...所以说,我们现在要怎么回去啊............

海因里希：

　现在恐怕不行了,虽然在这个空间内没有感觉,但我们正在被转移至契约的任务地点。

小怜：

　任务.........什么任务?我可以拒绝吗!

海因里希：

　简而言之,我的契约是要守护地球上十个特定的区域

　虽然不情愿,但不得不承认......如果没人去做的话往往会引发无法挽回的灾难。

拉斐尔：

　十个区域对应的是『生命之树』的十个圆环吗?

拉斐尔抬头看着天上的树状图腾,唯一发出红光的那个圆环。

拉斐尔：

　那个位置是......Yesod,代表万物的基础、神的创造力,也可能是『生命的基础』。

海因里希：

　我也没去过那个位置,但一旦进入这个领域,我们的目的地就是不可改变的。

这种根本不容拒绝的风格,突然令我想到了一个熟悉的家伙.........

我摸了摸胸口。

小怜：

　(奇怪,莉琉居然到现在都没有联络我...)

听到我们的对话,安妮似乎更加慌张了。

安妮：

　不可以......不可以一直在这里.........

　『那家伙』会把每个人都吞噬掉.........

　永远都无法离开.........

　不要、不要ーーー!

安妮紧紧抱紧了我,我有些手足无措。

安妮：

　我不要一个人......

小怜：

　(再这样下去不行.........)

安妮现在,像极了我以前在医院里见过守卫埃癸斯边境的士兵创伤后应激障碍发病的样子。

等等,医院......, 我......住过医院.........?

小怜：

　(不、现在不是想这些的时候.........)

　我们有办法离开这里吗?

海因里希摊开手摇了摇头。

海因里希：

　不可能,某种意义上人类只是『那位』的奴隶....

安妮：

　带我出去,小怜——!

安妮大叫着抓紧我胸前的衣服,面颊上满是泪水。

小怜：

　不行,必须快点离开——! ! !

随着我爆发出的喊叫,四周的金色图腾开始崩裂。

咔——咔——咔——

仿佛玻璃一般在虚空中破碎。

小怜：

　埃?

海因里希：

　——??

ハインリッヒ：

　もちろん、私も完全に”あの方”の身元を確かめることは出来ませんわ。たとえ嘘をついたとしても私には見分ける力がありません。

　そして私はいつも考えておりますの。たとえ全てが真実だとしても……

　真に高位な存在は、人間のような矮小なものに気などかけないと。

　別の尺度から考えますと、『あの方』は自身の種族の中では、虫眼鏡でアリを焼くのが好きな子供なのかもしれませんわ。

　アリは神の神罰だと考え、その強い光の背後の黒い影を礼拝するのです。

ラファイル：

　は、はは……

ラファイルが意味ありげに笑った。

ラファイル：

　そういう話なら、納得したわ。

　人々は跪いて祈りの対象へ拝む………作られた最初のルールは子供のようにわがままなものね。

ハインリッヒ：

　はっきりとした意志は示さなかったですが、『あの方』の劣悪な性格からして、故意に彼女たちを巻き込むのは有り得なくはないです。

ハインリッヒがラファイルにそう言ったとき、視線は俺とアンネに向けられた。

レン：

　……俺たち？

ラファイル：

　アンネはかつてここに来てたのかも。彼女の失われてしまったあの時間、この空間で過ごしていた可能性があるわ。

　スカイホテル事件の後、『十字薔薇』の情報班はすぐにアンネの身元を突き止めたけど、当時はクローンと判断したわ。

　後にSIDと情報共有して知ったわ……彼女は7年間姿を消していたと。

ハインリッヒ：

　『十字薔薇』......Rosenkreuzer?

　何人かの錬金術師と研究成果を話し合う秘密結社じゃありませんの？いつから情報組織になりましたの？

　やはり面白い”遺産”を私は残したようですね。

ハインリッヒは得意げな笑みを浮かべ、横のラファイルは何かに気付いたようだ。

ラファイル：

　なるほど……『十字薔薇』で受け継がれてきた挨拶の言葉は、当時の教会にあまりにも不敬だものね。

ハインリッヒ：

　―――”あなたの十字に薔薇が咲くように”

ラファイル：

　”薔薇”とは女性錬金術師のこと……いや、ただ女性が代表ということかしら？

レン：

　わかんないけど、なんかすごい感じだな……

　要するに『あの方』って、ヤバい奴なんだろ？

怯えたアンネを見て、心の中で怒りが滾ってくる。

レン：

　勝手に契約を迫って、こんな変な場所に連れ込むなんて。

　もっとひどいのは、そいつが何かひどいことをして、アンネにこんな影を残した……

　会ったら、ぶちのめしてやる！

ラファイル：

　……

ハインリッヒ：

　……

急に静かになり、馬鹿みたいに俺を見ていた。

レン：

　な、なんでそんなに見てるの……？

ラファイル：

　……本当にアンタのような馬鹿が言う言葉ね。

ハインリッヒ：

　マスターのお言葉なら、非常に期待していますわ。

レン：

　うーん……そのためにも、どうやって帰ればいいのかな………

ハインリッヒ：

　今は無理でしょう。この空間内では感じられませんが、私たちは契約の任務に移行していますわ。

レン：

　任務……何の任務なんだ？断ってもいいよな！

ハインリッヒ：

　簡単に言いますと、私の契約は地球上の10箇所の特定エリアを守ることです。

　いやですけど、やらざるを得ません……誰かがやらないと、取り返しのつかない災難を招いてしまいます。

ラファイル：

　10のエリアに対応するのは『セフィロトの樹』の10個の円環？

ラファイルは天にある樹状の図を見上げ、唯一赤い光を放つ円環を見つめた。

ラファイル：

　あの位置は……Yesod、万物の基礎、神の創造力、あるいは『生命の基礎』だったかしら。

ハインリッヒ：

　私もあの位置には行ったことありませんね。一度この領域に入りますと、目的地は変えられませんわ。

断ることが出来ないというスタイルに、ふと馴染みのあるやつを思い浮かべた……

俺は胸に触れた。

レン：

　（おかしいな、マリルから未だに連絡がないなんて……）

俺達の会話を聞いて、アンネは更に慌てている様だ。

アンネ：

　だめ……ずっとここにいちゃいけないの………

　『あいつ』は誰も彼も飲み込んでしまう……

　永遠に離れられない………

　いや、いやーーー！

アンネが俺を抱きしめた、俺は少しも動くことが出来ない。

アンネ：

　一人はいや……

レン：

　（このままじゃダメだ……）

アンネの今の姿、昔病院で、アイギスの境界線を守る兵士がトラウマの後にストレス障害を起こしたのと同じように見える。

まてよ、病院………俺………病院に住んでいた……？

レン：

（いや、今はそんなことを考えている場合じゃない……）　

　ここを離れられる方法ってあるのか？

ハインリッヒは手を広げ首を横に振った。

ハインリッヒ：

　不可能ですわ、ある意味人類は『あの方』の奴隷……

アンネ：

　連れて行って、レンちゃんーーー！

アンネは大声で俺の胸をつかみ、頬に涙が流れ落ちた。

レン：

　だめだ、早くここから出ないと―――！！！

俺が割れんばかりの大声をあげると、周囲の金色の図像が崩れ始めた。

ガシャン―――ガシャン―――ガシャン―――

まるでガラスのように虚空に砕けている。

レン：

　へ？

ハインリッヒ：

　―――？？

在海因里希眼中,如多米诺骨牌一般碎裂的图腾,不住地向虚空中的四人身上坠落。

触碰到黑发少女的瞬间,化成了轻飘飘的雾气。

周围的空间开始折叠扭曲成细碎的矩形,矩形再次分裂,形成一条条分形的立体空间。

平静的空间瞬间充满了大量的几何图形,似是卷起狂风,众人脚下唯一“地面”也不再稳定。

平静的空间瞬间充满了大量的几何图形,似是卷起狂风,众人脚下唯一“地面”也不再稳定。

海因里希：

　这是.........

ハインリッヒの目には、ドミノ倒しのように砕けた図像が、虚空の4人に落下していくのが見えた。

黒髪の少女に触れた瞬間、ふわふわとした霧となった。

周囲の空間は長方形に折り曲げられ、長方形は再び分裂して、1つのフラクタルな立体空間を形成した。

静かな空間が瞬時に大量の幾何学模様に満ちていく。まるで暴風が巻き起こっているかのようで、足元の唯一ともいえる”地面”も不安定だ。

ハインリッヒ：

　これは……

海因里希的话还未说完,最后一块金色图腾也出现了裂缝。

众人在虚空中向下坠落。

金发少女惊讶的瞳孔之中,映射出了另一种自色。

——一片纯自的光。

ハインリッヒの言葉がまだ終わらないうちに、最後の金色の図案に亀裂が生じた。

皆は虚空の中、下に落下した。

金髪の少女の驚いた瞳に、別の色が映った。

——一面の純粋な光だ。

小伶等人消失瞬间,监控室前据称可以阻绝电磁狙击步枪冲击的防弹玻璃出现了裂痕。

根据安保协议,特勤队立刻安排元老院成员从预备通道撤离了现场。

电子屏幕前,依然深处方舟基地的莉琉正在接受元老院的问话。

华音流：

　实验品和实验对象全部消失......

莉琉：

　怎么,诸位似乎很吃惊?

莉琉的声音不疾不徐地从通讯器中传出。

莉琉：

　空间异变形成性模拟实验报告第三部分里,已经到过这种可能了。

　异质物坍缩本身就有概率将周围最多三十米内的任何物质卷入异变空间。

　再加上小怜特殊能力的影响,参与实验的拉斐尔和安妮被一道卷入异空间的概率也会上升。

　虽然实验场地内配置了遮断性防护层。

　但是从结果看来,即使现在最先进的材料,对这种级别引力的阻断性还是远远不够啊......

观察室内众人陷入了短暂的沉默。

布莱特：

　哈哈哈,现在造成了可能引发外交问题的后果, 却很镇定啊。

　以你所见,老戴克斯能容许自己的孙女失联多久?

莉琉：

　不必担心。

　以过往小怜出入异变空间的记录来看......

　如无意外,二十四小时内,她们将会离开异变区域并随机出现在新丰州的某一处。

布莱特：

　哈,希望别出什么意外~

莉琉：

　……

华音流：

　但这样一来,实验数据说不定会被污染...

莉琉：

　她们三人都随身携带了记录设备,异变区域内发生的一切,都会被如实记录的。

　这也是一直以来我们获取异变区域情报的方式。

基尔斯：

　激活异质物时的数据记录呢?

通讯器中闪过一道极轻的杂音。

莉琉：

　已经梳理完毕。

随着众人面前的荧幕上开始刷新内容,元老院成员情绪逐渐平静下来。

只有#C博士依旧沉默不语。

他并没有和其他元老一起撤离,而是正在布满巨大裂痕的观察窗后,看着下面实验台中央的莉琉。

#C：
　小猫咪要是走丢了,落入别人手中,那可就.........

莉琉：

　那样的话,正好可以用作『伊利安索斯号』的测试对象 ——

#C：

　哎呀呀,看来莉琉阁下对自己的人,也并没有想象中那么温柔啊~

レンたちが消えた瞬間、モニタールーム前の、小型電磁ライフルの衝撃さえ防ぐ防弾ガラスにひびが入った。

安保協定により、特務隊はただちに、元老院のメンバーを予備通路から撤退させた。

電子画面の前で、依然として方舟基地の奥にいるマリルは元老院からの質問を受けていた。

華音流：

　実験品と被験者がすべて消えていった……