【魔女兵器 翻訳】ACTIVITY.1_深潜症 PART.10 『ここは南極?』_20180825修正
一片纯自之中。
眼前渐渐浮现出模糊的轮廓,似乎身边的一切都在被加速,就像增从万米高空极速坠落。
双脚终于触到地面的瞬间,却丝毫没感到任何冲击力,只觉得两侧耳压突然升高带来的强烈不适。
小怜:
好痛......
从吸入的第一口空气,就明白自己已经脱离了那个空间回到了现世,因为周围的空气实在是.......
小怜:
好冷冷冷冷冷冷冷冷冷ーー!!
还没睁开双眼,身体就被刺骨的严寒包围,小腹传来阵阵坠痛。
睫毛动一动也会传来阵阵刺痛,好像已经结了冰,连睁眼都十分费力......
一面の純白の中。
ぼんやりとしたシルエットが目の前に浮かぶ。周囲のすべてが加速されているようで、数万メートルの高空から高速で落下しているかのようだ。
ようやく両足が地面に触れた瞬間、何の衝撃も感じなかった。ただ耳圧が急上昇してくるような強烈な不快感だけ感じた。
レン:
いつつ……
最初に吸った空気から、自分があの空間を離れ、現世に戻ってきたと分かる。周りの空気が本当に………
レン:
寒いいいいいいいいいいい!!
目を開く前から、体は骨を刺すような寒さに包まれ、小腹から陣痛が伝わってくる。
まつげが動くと、陣痛も伝わる。すでに氷が張っているようで、目を開けるにも大変だ……
终于恢复了视线,只见四周都被银白覆盖,吸入的寒冷空气让气管如刀割般疼痛。
一股冷空气被呼入喉咙,我忍不住咳嗽起来。
小怜:
呼——咳咳、咳咳咳!
过去多久了,已经是夜里了吗? 我们这是在哪......
严寒令人丧失思考能力,我感到身体的热量正在迅速流失,身体开始无法控制的颤抖。
而身旁的海因里希不知怎么却露出了兴奋的表情。安妮和拉斐尔则晕倒在我右侧的雪地上。
海因里希:
......主人这么怕冷吗?海因里希轻轻握住了我的手。
小怜:
诶……?
一股暖流从她身上传递过来,我瞬间有了坐在炉火旁的错觉。
我惊讶地看着这个穿的比我更少的金发少女,对方松开双手,留在我手心几枚橙黄色的石头。
小怜:
这是.........?
海因里希:
拿着这些温玉,你会好受些。
玉石质地的晶体虽然并不烫手,但却能散出一股包裏全身暖意。
我捧着它们,在冰天雪地的荒原中,却仿佛置身于温暖的室内。
这种体感上的违和让我不禁产生了或许周围都是室内布景的错觉。
小怜:
好厉害...
海因里希:
只是用炼金术和能量转换的刻印造出的小玩意。
海因里希虽然说得无所谓,但脸上的表情却透露着得意的神情。
小怜:
不不不,这已经不能叫做小玩意了......
是呀.........即使在今天,人工制造这种接近异质物效果的材料也是最尖端的保密技术。
我拿着温玉,往拉斐尔和安妮手里也塞了几块。
伸手碰触,能感觉到她们两人的体温正在上升。
拉斐尔:
咳、咳咳.........
安妮:
唔.........哈啊......
随着几声咳嗽,安妮和拉斐尔都醒了过来。
小怜:
你们没事吧?
安妮和拉斐尔迷迷糊糊的点了点头,我长呼了一口气。
我开始打量四周的环境,地面是被冻得硬邦邦的沙砾土层,上面覆着薄薄的积雪。
这样的地形环境就像由计算机刻意生成的一般,空旷寂静的有些诡异。
海因里希在一旁自言自语的思考着。
海因里希:
刚才怎么脱离那个空间的…………
不,不能说是脱离,是『因果之隙』被强行的改变了形态。
可即使是『那位』对我进行强制传送的时候,都要遵守因果法则―――
难道说她...
海因里希的视线不由自主的转向对面的小怜。
小怜:
哇啊~~明明是真雪,却一点都不觉得凉。
我饶有兴致的機了个雪球,但看了看她们几个,决定还是把雪球丟到地上吧......
小怜:
(傻透了.........)
忽然一阵寒风吹来,呼啸中夹杂着大量的冰晶扑到我脸上。
在温玉的加持下,我没有感到一丝寒冷。
ようやく目が戻ると、周囲は白銀に覆われていた。吸い込んだ寒気で、気管が切り刻まれたかのように痛む。
冷たい空気が喉に吹き込まれて、咳が止まらない。
レン:
ゴホッーーケホ、ケホケホケホ!
どのくらい経ったのかわからないけど、もう夜なのか?というかどこにいるんだ……
厳しい寒さは思考力を喪失させる。体の熱が急激に失っていくのを感じ、体がコントロール出来ずに震える。
すぐ傍にいたハインリッヒは、何故か興奮した表情を浮かべている。アンネとラファイルが右側の雪の上に倒れている。
ハインリッヒ:
……マスターはそんなに寒がりなんですか?
ハインリッヒが俺の手を軽く握った。
レン:
えっ……?
暖かい流れが彼女から伝わってくる。一瞬、ストーブのそばに座ったような錯覚を覚えた。
驚いて俺より布地の少ない金髪の少女を見た。彼女は手を離し、俺の両手にオレンジ色の石を何枚か残した。
レン:
これは……?
ハインリッヒ:
これらの温玉を持っていてください、少し楽になりますわ。
玉石の結晶は熱くはないが、全身が暖かさでぽかぽかと包まれた。
持っているだけで、氷雪の荒野の中でおいても、暖かい室内にいるかのようだ。
この体感的な違和感に、周囲が室内のセットであるかのような錯覚を覚えてしまう。
レン:
すげぇ……
ハインリッヒ:
錬金術とエネルギー変換の刻印で作ったオモチャですよ。
ハインリッヒは言うまでもなく、得意げな表情をしている。
レン:
いやいやいや、これはもうオモチャとは言えないって………
そうだ……今日においても、異質物のような素材を人工的に製造することは最先端の秘匿技術だ。
俺は温玉を持って、ラファイルとアンネの手にも何枚か押し詰めた。
手を伸ばして触れてみると、2人の体温が上がっているような気がする。
ラファイル:
こほ、こほこほ……
アンネ:
ぅ……はあ………
何度か咳が出て、アンネとラファイルも目を覚ました。
レン:
大丈夫か?
アンネとラファイルはぼんやりとうなずき、俺は安堵の息を吐いた。
俺は周囲の環境を見始めた。地面は凍りついた砂礫土の層で、薄く積もった雪が上を覆っている。
このような地形環境は、まるでコンピュータが意図的に生成したように、ひっそりと静まり返っている。
ハインリッヒが独り言を言っている。
ハインリッヒ:
先程はどうしてあの空間から離脱出来たのでしょう………
いや、離脱などではなく、『因果の隙間』は強制的に形を変えられた。
『あの方』が私に対し強制転送をする時でも、因果の法則は守られなければならないのに―――
まさか彼女は……
ハインリッヒの視線が思わずレンに向けられた。
レン:
うっわぁ~~、本物の雪なのに、ぜっんぜん冷たくないぞ。
俺は興味のあった雪玉をこれを機会にと作ってみた。しかし彼女達を見て、雪玉を地面に投げることを決めた……
レン:
(バカすぎた……)
突如、冷たい風が吹き、大量の氷の結晶が顔に飛びかかってきた。
温玉の加護のおかげで、冷たさは少しも感じなかった。
小怜:
这里到底是...
我站起身,脚下是平坦的雪原。
远方无尽的冰川山脉,顺着冻土雪原的边缘攀升。
光线变幻的天空本应被夜色完全渲染。
然而―――
在空中,一条漫无边际的炫彩光带一直蜿蜒延伸到无限远处。
蔓延的光带淡入星空,流淌着绿色的荧彩,柔粉和浅紫点缀其中,将整个天空一并照亮。
小怜:
(这是.........极光?)
曾在网上看到的照片,完全无法比拟身临其境所带来的强烈冲击感。
纯净的星空,苍白的大陆,以及漂浮的绚丽光芒。
小怜:
我们这是.........在北极圈?
不、不可能吧?!
海因里希摇了摇头。
小怜:
(我就说嘛......应该是3D成像之类的.........)
这个模拟的效果还不错嘛,连温度和触感.........
海因里希:
这里是南极。
小怜:
………
(等等,她刚才说南极......) (就是有企鹅的那个......?)
..........哎哎哎?!
拉斐尔:
南极?!
海因里希:
生命之树的第九原质所对应的区域。
小怜:
你们刚才在那里就提到的『生命之树』和『原质』 到底是.........
海因里希:
传说『生命之树』是神創造宇宙的蓝图,或者称之为神体的构造图。
而所谓的原质.........就是支撑生命之树的十个支柱。
至少『那位』是如此声称的―――
但从海因里希的表情看来,她自己对这套解释并不买账。
小怜:
所以『第九原质』......南极,就是这次出现问题需要守护的区域?
在这鸟不拉屎的地方要守护什么啊!海豹吗!?
海因里希:
根据以往的经验,即使人迹罕至的区域,也可能酿成末日级灾难。
相比自然的力量,人类之间的纷争太渺小了。
不过.........我们似乎并没有落到准确的地点。
小怜:
哎?
海因里希:
换句话说,现在我们是自由的。
海因里希对我微微一笑,目光明亮。
海因里希:
虽然是在这种地方,而且或许只有片刻,但长久以来我第一次获得了自由。
现在『那位』应该非常懊恼吧......哈哈哈哈
而这些―――都是你造成的,小怜。
海因里希双手向上,向我微微鞠躬。
小怜:
诶?我.........我做了什么吗?
海因里希:
(对自己的能力一无所知吗.........嘻嘻,有趣。)
能凌驾于『那位』的规则一
主人必是早已将真理刻印在灵魂之中了。
这是我毕其一生所追求的境界。
到底付出了怎样的牺牲,才能获得这样的成就呢?
小怜:
成就什么的我不知道......
但是牺牲,非常大啊!!
小怜:
总、总觉得风越来越大了,我们先找个地方躲一下吧~
安妮:
前面.........有一个补给站..........安妮虚弱的声音从旁边传来。
她晃晃悠悠的踩在高地上,右手笔直的伸向前方。
レン:
ここは一体…
立ち上がってみたが、足元は平坦な雪原だ。
遠くには氷河の山脈が、凍土の雪原の端に沿って上がっている。
光が変わる空は、本来夜の色に完全に染まっているはずだ。
だけど―――
空には、果てしなく広がった光の帯が、どこまでも遠くへ延びている。
広がった光は星空に淡い光を纏らせ、緑の光彩を流れ、柔らかいピンクと淡い紫は、空を一斉に照らす。
レン:
(あれって……オーロラ?)
ネットで見た写真とは、臨場感が比べ物にならないぐらいすごい。
澄み切った星空、蒼白の大陸、そして漂う輝き。
レン:
俺たちは……北極にいるのか?
いや、あり得ないだろ!?
ハインリッヒは首を横に振った。
レン:
(ほらやっぱり……3Dホログラムとか……?)
このシミュレーションの再現はなかなか凄いな、温度とか感触とか………
ハインリッヒ:
ここは南極ですわ。
レン:
………
(ちょっと待って、今南極って……)(ペンギンがいるあの……?)
………えええええ!?
ラファイル:
南極!?
ハインリッヒ:
セフィロトの樹の第9セフィラに対応する区域ですわ。
レン:
さっきも話していた『セフィロトの樹』とか『セフィラ』って何なんだ……
ハインリッヒ:
『セフィロトの樹』とは、神が宇宙を創造するときの青写真、あるいは神体の構造図と言われてます。
そしてセフィラとは……セフィロトの樹を支える10本の柱です。
少なくとも『あの方』はこう言われますね―――
しかしハインリッヒの表情からして、彼女自身はこの説明で納得していない。
レン:
じゃあ『第9セフィラ』……南極が、今回問題が発生して守らなきゃいけないエリアってこと?
この鳥が糞しない場所*1で何を守れっていうんだ!アザラシか!?
ハインリッヒ:
これまでの経験からしますと、たとえ人の跡が少ないエリアであっても、終末クラスの災害を招きかねません。
自然の力に比べ、人類間の紛争は小さすぎますわ。
しかし……私たちは本来の場所に落ちていないようですね。
レン:
え?
ハインリッヒ:
つまり、今私たちは自由ですわ。
ハインリッヒが俺に少し笑うと、目が明るくなった。
ハインリッヒ:
このような所で、ほんの一瞬かもしれませんが、でもこれほど長く自由でいられるのは、私、初めてですわ。
今頃『あの方』はとても悔しがっているでしょう………うふふふふ
そしてこれらは―――すべて貴女のもたらしたものです、レンさん。
ハインリッヒが両手を上にし、俺に少しお辞儀をした。
レン:
へっ?おれ……俺何かしたの?
ハインリッヒ:
(ご自身の能力を何も知らないのですね……くすっ、興味深い)
『あの方』を凌駕できる方則―――
マスターは真理を魂の中に刻み込んでいるに違いありませんわ。
これは私が生涯追求した境界です。
一体どのような犠牲を払えば、そのような成果を得られるのでしょうか?
レン:
成果なんて知らないよ……
でも犠牲はとてつもなく大きいけどな!!
レン:
か、風がますます強くなってきた気がするから、まずどこかに隠れようか~
アンネ:
前に……補給所があるわ………
アンネの弱弱しい声が横から聞こえた。
彼女はゆっくりと高地を踏み、右手をまっすぐ前へ伸ばしていた。
这是一栋并不算大的环形结构建筑,底部做了十米多高的防雪暴架空层。
拉斐尔:
大面积金属框架结构镶嵌双层耐寒玻璃.........
在极地还要坚持如此不实用的极简风格,只有那群北欧佬做得出来。
补给站一层连接阶梯的钢索已经断裂,浮动的台阶 散落了一地,只留下了两条光秃秃的扶手。
小怜:
请问......有人吗?
拉斐尔:
笨蛋,好好看看出入口的情况,这种高热量逸散的 站点在极夜期间怎么可能会有人。
拉斐尔一说我才反应过来,南极圈内的黑夜要持续半年,从刚才可能并没经过太长时间。
小怜:
―――安妮?!
从因果之隐出来后,安妮的脸色一直不对劲,进入补给站后似乎已经到了极限。
一直紧绷的神经突然松开让她身体失去控制跌倒在了地上,我连忙扶起她。
安妮:
呼……
小怜:
一层没有通讯设施,得想办法搞定这个楼梯。
海因里希:
想要去二层吗?
我还没来得及反应,就看到海因里希走到了楼梯扶手旁。
海因里希:
(嘟嚷)唔......是没见过的材料呢............。
不过仅仅只是重塑的话还是很简单的~
海因里希拿起断裂的钢索和一颗宝石样子的东西。
随着她变换的手势,斑驳的裂口被扭曲拉长,然后缓慢平稳地连接到了一起。
拉斐尔:
这就是炼金术吗.......
一贯高傲的大小姐也不由赞叹起来。
海因里希接着双手握紧钢索,身上的战服开始闪烁流溢的色彩。
只见她用力一拉,钢索再次绷紧,十几级铜质阶梯被带动着拉回到了原来的位置。
之后海因里希利落的将钢索在一层地板的检扣上重新固定好,就好像在固定毛线团一样轻松。
小怜:
好大的力气!!
海因里希:
嘛.........对于炼金术士而言,这套战服的强化能力有时还是蛮好用的~
毕竟有时要对付超乎想象的......麻烦。
将安妮安置在沙发上休息,我们三人拾级而上......
それは思ったほど大きくない環状構造の建物で、底の部分に10メートルあまりの雪よけの架空層が作られていた。
ラファイル:
大面積の金属フレーム構造に2層の耐寒ガラスをはめ込んでいる……
極地にいるのにこんな非実用的で簡素なスタイルを堅持する。北欧人にしかできないわね。
補給所は階段を繋ぐワイヤーが断裂しており、浮かび上がった階段が1階に散らばり、はげた手すりが2本しか残っていなかった。
レン:
あのぉ……誰かいませんかー?
ラファイル:
バカ、出入り口の様子をよく見なさい。これだけ熱が散失する拠点に夜間人がいるわけないじゃない。
ラファイルに言われてやっと気付いた、南極圏の夜は半年も続くのだ。もしかしたらさっきからあまり時間は経っていないのかもしれない。
レン:
―――アンネ!?
因果の隙間から出てから、アンネの顔色は悪く、補給所に入ったところで限界を迎えたみたいだ。
張り詰めた神経が急に解け、体をコントロール出来ず地面に倒れそうなった。俺は慌てて彼女を支えた。
アンネ:
っは………
レン:
1階には通信施設がないし、この階段をなんとかしないと。
ハインリッヒ:
2階へ行きたいのですね?
反応する間もなく、ハインリッヒが階段の手すりのところまで歩いていくのが見えた。
ハインリッヒ:
(ぶつぶつ)ふむ……見たことのない素材………
でも作り直すだけなら簡単ですわ
ハインリッヒは、折れたワイヤーと宝石のようなものを取り出した。
彼女の手の動きに合わせ、斑の裂け目が歪められ、ゆっくりと繋がっていく。
ラファイル:
これが錬金術……
一貫して傲慢なお嬢様も、思わず感嘆した。
ハインリッヒは両手でワイヤーを握りしめると、身に纏った戦闘服がきらきらと輝き始めた。
力を入れて引くと、再びワイヤーが引き締まり、十数段もある銅の階段が動いて元の位置に引き戻された。
そしてハインリッヒは床のフックにワイヤーを掛け直し再び固定した。まるで毛糸を扱っているかのように簡単にこなす。
レン:
すごい力!!
ハインリッヒ:
まぁ……錬金術にとって、この戦闘服の強化能力はたまには役に立ちますかね~
時には想像を絶する事にも対処しますから……面倒くさいですわ。
アンネはソファーに安置して休んでもらい、俺たち3人は上の階へと上がった……
*1:荒れ果てた土地という意味。動物さえまとも生活出来ないほど荒涼としている事から来ている。