魔女兵器メモ

日本、中国版で魔女兵器プレイ中。中国版では自分用にストーリーの意訳とか。ざっくり意訳なんで気になる人は原文確認してくだせぇ。攻略情報は魔女兵器wiki 新豊洲支部へ。

【魔女兵器 翻訳】ACTIVITY.1_深潜症 PART.11 『白の女王』

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白烛:
 阿嚏......

独自趴在桌前昏昏欲睡的少女打了个喷嚏,一下子清醒过来。

潜艇所处的海域内正处于极夜后期,仅凭天色无法分辨出时间。

看了看屏幕上的信息,白烛才意识到,距离她在深海见到那个怪物,仅仅过去几个小时。

白烛:

 ......这样,真的好吗?

 (为了寻找真相.........而利用她)

少女不自觉地望向手中摊开的笔记本。

白烛:

 (如果是父亲的话......)

―――如果是那个男人的话,根本不会为了这种情感而动摇吧。

 

 バイジュウ:

 くしゅん……

机の前でうつぶせになった少女がくしゃみをし、目を覚ました。

潜水艦のいる海域は極夜の後期のため、空の色だけでは時間の見分けがつかない。

画面の情報を見て、バイジュウは気付いた。深海であの怪物に会ってから、わずか数時間しか経っていない。

 バイジュウ:

 ……これで、本当にいいの?

 (真相を探るため……彼女を利用する)

少女は思わず、広げたノートに目をやった。

 バイジュウ:

 (お父さんなら……)

―――あの人なら、こんな感情で動揺することはないだろう。

 

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回想起父亲宽厚的手掌,少女渐渐握紧了拳头。

这本记录了大量晦涩难懂文字的笔记,原本属于她的养父。

那是一个身材高大、沉默而认真的生物学家,无论对自己还是对自烛都很严格。

由于自烛特异的体质,父亲从小就要求她在学习之余还要进行严格的训练。

少女还记得,小时候为了达到父亲所设定的目标,自己每天都要拼命努力。

而她最期待的,就是父亲偶尔卸下严肃的表情,对自己露出认同的微笑。

或许没有太多温情,但这个寡言少语的男人一直在默默的训练并保护着她......

―――就像是在为某种必定到来的命运做着准备。

 

父親の厚い手のひらを思い出し、少女は拳を握り締めた。

難解な文字を大量に記したノートは、元々彼女の養父のものだった。

背が高く、寡黙で真面目な生物学者で、自分に対してもバイジュウに対しても厳しかった。

バイジュウの特異な体質から、父親は小さい頃から勉強のほかに厳しい訓練を課していた。

幼い頃、父親が設定して目標を達成するために、毎日一生懸命頑張っていたことを少女は覚えている。

彼女が一番楽しみにしていたのは、父親がときおり厳粛な表情を落とし、自分を認めた笑顔を見せてくれることだった。

あまり温かなものはなかったかもしれないが、この無口な男はずっと黙って、彼女を訓練し守っていた……

―――いずれ来るであろう運命に備えるかのように。

 

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在白烛十二岁生日那天,她收到了装有这本笔记的 匿名包裹———以及自己父亲的死讯。

一次城区内的瓦斯爆炸,让少女唯一的亲人与另外, 三十多个生命瞬间消逝。

白烛:

 ……。

少女嘴唇微张,无声的念出那个名字。

那名字背后的线索让她意识到,父亲的死绝非官方定性的意外事故。

只身一人的小女孩必须擦干泪水快速成长起来,以躲避不知何时降临的危险。

———父亲笔记中留下的信息表明,拥有特殊能力的 白烟,一定会成为那群家伙的目标。

而如果这个包裹被寄出,就说明自己无法继续保护她了......

白烛:

 (人们就这么在意............这种能力吗.........)

白烛看了看自己的手心,几个银色的小光团在她的指缝间跳动。

自从有记忆起,白烛就知道自己是不同的——但并 非由于她的异常体质。

但由于身体的原因,父亲要求她必须保持收敛,时刻伪装成一个“普通人”。

父亲死后,白烛决定不再隐藏自己。

一年后,她成为一所历史悠久大学多年来首次破例特招的新生。

但就算沉入书海,却依旧没有一本书或一门课能够解答她心中的疑问。

白烛:

 (为什么,我是“不一样”的.........)

少女不断的思考和学习,好像要一口气把压抑多年的好奇心都释放出来。

她没有意识到,这样的自己会被贴上“高傲”冷淡”和“难相处”的标签。

虽然渐渐被孤立,但她并不在意。

白烛:

 (不然,我也不会遇见你.........)

思仪,她在一场意外中结识的好友。

仅用了几分钟,白烛就推理出对方是伪装成学生来调查校园内非法异质物研究的调查员。

明知对方可能从名字到经历全是伪造的,自己却被她那种大大咧咧的性格所吸引。

白烛:

 (她是.........“不一样”的。)

比任何人更加理解自己......

白烛:

 (明明就是习惯了伪装的家伙...........)

却毫无保留的对自己敞开了心扉。

只是她们俩都未曾料到,私下里的交往,会引起牛奶身后组织的注意。

得知白烛是那位生物学家的养女,牛奶的上级很快向她发出了南极深海考察项目的邀请。

白烛:

 (本来是打算拒绝的......)

バイジュウの12才の誕生日に、匿名の小包としてこのノートと———父親の死の知らせを受けた。

市街地内のガス爆発で、少女の唯一の身内と、そして三十数人の命が瞬時に消えた。

バイジュウ:

 ……。

少女は唇を微かに動かし、無言でその名を呟いた。

その名の背後にある手がかりが彼女に意識させる。父親の死は決して典型的な不慮の事故ではないと。

少女は、いつ来るかわからない危険を回避するため、涙を拭い早く成長しなければならなかった。

———父親のノートに残された情報は、特殊能力を持つバイジュウは、必ずあいつらの標的になることを明らかにした。

もしこの小包が送られたら、自分はもう彼女を守ることが出来ないことも……

バイジュウ:

 (他の人はそんなに気になるの………この能力が…………)

バイジュウは自分の手のひらを見た。いくつかの銀色の小さい光が彼女の指の間を動く。

物心付いたときから、自分が他人と違うことに気付いていた——しかし、それは彼女の異常な体質によるものではない。

彼女は小さい時から数字に対して完全記憶出来る能力を持っていた。また計算速度は超人的であり、機械に対しても並々ならぬ興味があった。

しかし身体的な理由により、父親は抑制するように要求し、常に”一般人”かのように振舞った。

父親の死後、バイジュウは自分を隠さないことを決めた。

一年後、彼女は長い歴史のある大学で史上初となる、特別招待の新入生となった。

しかし本の海に沈んでも、彼女の心の中の疑問に答える本や授業は1つもなかった。

バイジュウ:

 (どうして、私は”違う”のだろう……)

少女は思考と勉強を続けた、何年も抑えていた好奇心を一気に開放するように。

そんな自分に”高慢”、”冷淡”、”付き合いにくい”というレッテルが貼られてしまうことを意識しなかった。

孤立しつつあったが、彼女は気にしなかった。

バイジュウ:

 (でなければ、あなたに会えなかった……)

スーイー、意外なところから知り合い、親友となった。

わずか数分で、生徒を装いキャンパス内の不法異質物研究を調べる調査員だと推理した。

名前から経歴まで全て偽造しているとわかっているのに、気まぐれな性格に惹かれてしまう。

バイジュウ:

 (彼女は……”違う”)

誰よりも自分を理解してくれる……

バイジュウ:

 (偽装することに慣れている人なのに……)

むしろ遠慮することなく自分に対し心を開いていた。

しかしプライベートの付き合いが、牛奶の背後にいる組織の注意を引いてしまうとは、2人とも思いもよらなかった。

バイジュウがあの生物学者の養女だと知り、牛奶の上司から南極深海の視察プロジェクトに誘われたのだ。

バイジュウ:

 (断るつもりだったのに……)

 

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在特遣队的某个地下站点。

最终让我下定决心的,是在任务简述上看到的那个标志———

那个在父亲的笔记中曾经出现的标志。

一个代表着秘密宗教组织的,令人毛骨悚然的黑色眼球符号。

在笔记的记录中,父亲与那个组织接触过,对方曾经流露出想要组建异质能力者武装的意向。

相应的计划被命名为“Ningen”。

由于白烛在孤儿院时留下的记录,她的名字当时就 在“Ningen”计划类目标的名单上。

父亲也因此成为了这个危险组织的眼中钉。

白烛:

 (“Ningen”......南极)

 (我记得南极的白皇后基地.........) (命名取自《安徒生童话》中的冰雪女王。)

 丹麦语: Snedronningen 或者是: Snedron-Ningen

 (不会是巧合。)

 你的Boss,和那群家伙看上了同样的东西吗?

牛奶:

看你的表情,这个组织似乎比『黑名单』上的其他 家伙麻烦一些啊......

白烛点了点头,但并不想深谈。

白烛:

 抱歉,就算我参与这个项目,也是出于私心。

牛奶:

 我知道啊~

 可对老大来说,只要你能继续你父亲对海洋生物的研究就可以了。

 互利互惠、互利互惠~

 小白烛的私心.........
 该不会是因为被我迷倒,才决定上了这艘贼船吧?

 那我可会非常非常有压力的~

 牛奶说着朝着白烟抛了个飞吻,白烛被逗得扑哧一笑。

但白烛并没有注意到,当时她好友清澈的眼神中闪过的一丝阴霾。

 

特務隊のある地下拠点。

最終的に私を決心させたのは、任務の概要で見たあの印だ———

それはお父さんのノートに書かれていた印だった。

とある秘密の宗教組織を表す、不気味な黒い眼球のシンボル。

ノートの記録では、お父さんがその組織と接触し、武装した異質能力者で組織を作りたいという意向を漏らしていたとあった。

それに相応しい計画として、"Ningen"という名前がつけられた。

バイジュウが孤児院に残っていたときの記録に、彼女の名前は"Ningen"計画の目標リストにあった。

お父さんもこの危険な組織を目の敵にしていた。

バイジュウ:

 (“Ningen”......南極)

 (確か南極の白皇后基地は……)(《アンデルセン童話》の雪の女王から命名されてる。)

 デンマーク語でSnedronningen、またはSnedron-Ningen。

 (偶然なんかじゃない)

 あなたのBossは、あいつらと同じものを好きになったのですか?

牛奶:

 あなたの顔を見た感じ、この組織は『ブラックリスト』の奴らより厄介なようね……

バイジュはうなずいたが、多くは語りたくなかった。

バイジュウ:

 ごめんなさい、私がこの計画に参加するとしても、私心からです。

牛奶:

 分かってるって~

 ボスからすれば、お父さんの海洋生物研究を続けてくれればいいだけだから。

 Win-Winよ、Win-Win

 それにしてもバイジュウちゃんの私心かぁ………。ひょっとして、私に魅了されちゃって、この泥舟に乗ったのではあるまいな?

 それならとっても責任感じちゃうな~

牛奶はバイジュウに投げキッスをし、バイジュウは誘われてくすくすと笑った。

しかしバイジュウは気付かなかった。そのとき親友の澄んだ目が、かすかに曇っていたことに。

 

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回想起签约时的情形,白烛还是一阵自责。

白烛:

  (我.........在利用她。)

白烛坐到桌前抽出笔,盯着摊开的笔记本。

“能够被利用的人,才有价值。”

――少女这样写道。

“您曾经这么说过,我也一直是如此认为的..........”

“毫无压力的利用别人,或者被利用” “在您看来,应该是一件理所当然的事情......”

“区别只在于,谁的价值更高。”

“无需解释,无需说明,只要关注目标。”

“只有这样单纯的关系,才能和大多数人保持安全 的距离。”

白烛顿住了。

可是,正如您所说,世界上还是存在有那种―――

“无论如何也希望被我利用的存在。”  “无论如何也不愿意利用她的存在。”

少女想到这里,嘴角微微扬起。

白烛:

 (愧疚吗?明明应该是被舍弃的情绪。)

 (那是......喜欢吗?)

少女合上了日记。

她已经找到了自己的答案。

白烛望向窗外,深蓝暗淡的天空变得更加深邃,几乎和漫无边际的海水融为一体。

忽然,全舰响起了紧急通知。

指令变更!中控呼叫全体成员,十分钟后会议室集合。

重复,指令变更......

白烛深深的呼了一口气,收好笔记本,大步朝外走去。

 

契約時のことを思い出し、バイジュウはひとしきり自分を責めた。

バイジュウ:

 (私……彼女を利用している。)

バイジュウは机の前に座ってペンを取り出し、広げたノートをじっと見た。

”利用できる人には、価値がある。”

――少女はこう書いた。

”あなたはかつてそう言った、私もずっとそうだと思っていました……”

”ストレスなく他人を利用したり、利用されたりする” ”あなたの目には、当たり前の事ですが……”

"違いは、誰の価値が高いかということです"

"解釈は不要、説明も不要、ただ目標に目を向けるだけ"

"この単純な関係こそ、多くの人と安全な距離を保つ事ができます"

バイジュウは動きを止めた。

しかし、あなたが言うように、この世界には確かに存在している―――

"どうしても私に利用されたい存在" ”どうしても彼女の存在を利用したくない”

少女はそう思い、口元がかすかに上がった。

バイジュウ:

 (後ろめたい?とっくに捨てた感情なのに。)

 (それは……好きだから?)

少女は日記を閉じた。

彼女は自分の答えを見つけた。

バイジュウは窓の外を眺めた。暗い空はいっそう深くなり、果てのない海と一体化している。

突如、全艦が緊急通知を鳴らした。

命令変更!全メンバーに連絡、10分後に会議室に集合するように。

繰り返す、命令変更……

バイジュウは深く息を吐いて、ノートを収め、大またで外へ歩いていった。