魔女兵器メモ

日本、中国版で魔女兵器プレイ中。中国版では自分用にストーリーの意訳とか。ざっくり意訳なんで気になる人は原文確認してくだせぇ。攻略情報は魔女兵器wiki 新豊洲支部へ。

【魔女兵器 翻訳】ACTIVITY.1_深潜症 PART.17 "あの方"の任務_20180925修正

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 那群突然出现在走廊的人径直朝我们冲来。

她们一言不发,除了衣物摩擦和脚步的声音,甚至连的呼吸都听不到。

我握紧武器正准备应战,海因里希的战服突然发出强光并瞬间消失,只在原地留下一片光雾。

在我还在错愕时,海因里希已经闪到一人身前,用青金石的剑背痛击其中一个女人的胸甲。

小怜:

 ―好快!

钝击发出的巨大闷响回荡在走廊间,我不禁偷偷捂住了胸部......

那人就像木偶般被轰然击倒,并顺着击打的力道在地上滚出了一大段距离。

然而那家伙没有任何人类在落地时习惯性的保护动作。

拉斐尔:

 ……!

海因里希察觉到不对,反身以极快的速度用剑锋分别刺穿了三人的脚跟。

 她们即使被斩断筋腱瘫倒在地,却依然抽搐着身体想爬向我们,并且始终保持着沉默。

虽然这些并非强大的敌人,但这种以人类的躯体所 表现出的非人性...

却像是恐怖谷效应一样,令人更加不寒而栗.......

确认了这些敌人无法再构成威胁后,拉斐尔上前试图治疗对方。

突然间,地面再次颤抖。

 

 

廊下に現れた連中は、まっすぐ突進してきた。

彼女たちは何も言わず、衣服の擦れる音と足音のほか、呼吸音さえ聞こえない。

武器を握り締め応戦しようとすると、ハインリッヒの戦闘服から一瞬だけ光が発せられた。その場に光の霧が残る。

俺が驚いていると、ハインリッヒは1人前に身を躍らせ、ラピスラズリの剣で相手の胸当てを痛撃した。

レン:

 ―はやっ!

鈍打の大きな音が廊下に響く。俺は思わず胸を隠してしまう……

そいつは人形のように何の前触れもなく倒され、打撃による慣性に沿って、床を大きく転がっていく。

しかし奴に、人間が転倒時にする習慣的な保護動作が何も見られなかった。

ラファイル:

 ……!

ハインリッヒは間違いに気づいた。身を翻し3人の踵に、分かれた剣先を超高速で突き刺した。

筋肉を断ち切られ地面に倒れても、痙攣して俺たちに這いより、さらに沈黙を保っている。

強敵ではないけど、人間の身体で表現される非人間性がなんとも……

不気味の谷効果*1のようで、さらに不気味だ……

これらの敵が脅威にならないと確認した後、ラファイルは相手の治療を試みようとした。

そのとき突然、地面が再び震えた。

 

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 海因里希:

 又是地震......

这次的晃动更加猛烈,时间也持续了更久。

走廊的灯光随着震动忽亮忽暗,远处传来无法分辨是哀嚎还是金属被拉伸的刺耳声音。

那几个瘫倒在地的人,在地震中像是被震碎的浪花,在我们面前渐渐变成透明的......液体?

随后液体开始沸腾,冒出大量的气泡,就像在炙热铁板上的水珠,只用了几秒就蒸发殆尽。

冰冷的甲板上,一点痕迹都没有留下,仿佛那些诡异的家伙从未存在过。

 

 ハインリッヒ:

 また地震ですか……

今回の揺れはさらに激しく、時間も長く続いた。

振動と共に廊下の明かりが暗くなり、遠くから、悲鳴か金属を引き伸ばしたのような耳障りな音が聞こえてくる。

地面に倒れている奴らが、地震で揺れる波飛沫のように、俺たちの前で透明になる……これは液体?

液体が沸騰し始め、熱い鉄板に垂らされた雫のように、数秒で蒸発した。

冷え切った甲板には、不気味なやつらなど存在しなかったかのように、1つも痕跡が残らなかった。

 

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地震后,我们发现周遭的环境也发生了改变。

资料室的木制品变成了碎屑,飘散在空气中,墙壁也变得破旧斑驳。

小怜:

 ......哎?

这里看上去依旧是那间资料室。

与之前不同的是,此时房间内的光源被熄灭,地砖不再光可鉴人,书架上物品的摆放也截然不同。

厚重重工业感的钢铁横梁后面,另一只声音感应监控摄像头将黑洞洞的镜头对准了我们。

墙壁上挂着一张精美的南极地形图,大气数据变化的记录本正摊开在桌面上。

小怜:

 这是.........怎么回事!

海因里希:

 刚才的.........难道是幻觉吗.........

拉斐尔:

 那群家伙也是假的?

海因里希看了看手中没有任何血迹的武器,又面色凝重的打量着刚才那些人蒸发的地方。

海因里希:

 不,恐怕刚才,我们并不在现实世界..........

海因里希被莉统的声音所突然打断。

莉琉:

 总算联系上了!

我的胸部传出莉琉的声音。

小怜:

 莉琉!刚才信号出问题了吗?

莉琉嗯了一声,声音听上去有些疲惫,而海因里希正一脸惊异的盯着我的胸部。

小怜:

 (等等,不管你要说什么,你一定是误会了!!)

海因里希看着我的表情心领神会点了点头,然后用 手轻轻的在自己胸前摸索。

海因里希:

 (小声)主人对我.........也做了这样的改造吗?

并没有!!!而且怎么好像你很期待似的?!

 小怜:

 对、对了,你怎么没用无线电联系...... 安妮那边没事吧?

莉琉:

 通讯卫星已经就位了,安妮正在收集各个甲烷泄露点的信息,你们那边怎么样?

我一边整理思绪,一边用尽量简短精炼的语言报告了我们进入基地后的种种异状。

莉琉:

 ……(“不在现实世界”吗......) 

 等等,我确认一下时间。

 从你们在基地门口最后一次与安妮联络,已经过去了8分钟。

 小怜:

 .......有这么短吗?

拉斐尔:

 至少有40分钟了吧!

莉琉似乎想到了什么,快速敲击着键盘。

莉琉:

 刚才一艘在南极海域巡航的莱博娜驱逐舰收到一段类似低频噪音的信号。

 我本来以为是地震余波,但照现在的情况来看.........

莉琉展开EEG模组,重新进行模式分析。

莉琉:

 果然......

 这个信号和人类快速眼动睡眠时的脑电波模式上高度匹配,只不过......

 强度被放大了62万倍。

拉斐尔:

 ......开什么玩笑!!

 你是说刚才我们在做梦吗?

小怜:

 做梦时,时间确实会变慢......

海因里希:

 梦境是『记忆』的映射,刚才出现的各种状况确实像是记忆碎片的重组......

小怜:

 那一定是个噩梦......

我忽然想起曾经看过的一部电影,懊悔自己怎么没准备个陀螺。

莉琉:

 .........可能并不是你们,而是有什么东西正在做梦。

海因里希:

 而我们,在那个东西的梦境里.........吗?

无端的推测只能加重不安,我发现莉琉那边非常很嘈杂,似乎还有不少人在旁边工作。

小怜:

 对了,外面......怎么样了?

莉琉沉默了片刻,似乎在思考要透露多少信息。

莉琉:

 比预计的,要麻烦些。

  『联合议会』正在讨论对甲烷泄露的应对措施,但不能指望那种官僚机构能应对这种『末日事件』。
 萨蒙顿的戴克斯博士倒是提出了利用嗜甲烷古菌的方案......

 但耐寒的菌种现有库存严重不足,那种古菌的培育代际周期又太长。

拉斐尔:

 而且厌氧菌对于大气内的甲烷也束手无策―――

 爷爷也没办法了吗......

小怜:

 (听得懵懵懂懂.........)

莉琉:

 目前大多中小型考察站都在组织撤离,不过南极三大基地已经成立了临时应对小组。

 到目前为止,南极圈内发现了42处甲烷泄露点,其中6处已经被引燃,还有人把画面传到了网上。

 现在全世界的新闻上都循环播放着极地冰原裂缝中喷出几十米高火舌的画面。

 新闻管制已经失效了,上次这种末日狂欢的氛围还是“黑色圣诞节”吧......

莉琉讽刺的话语中透露出一丝无奈。

莉琉:

 泄露地点集中在几处不冻湖区和罗斯岛的埃里伯斯火山带。

海因里希:

 ......火山?

莉琉:

 至于你们附近的伊丽莎白公主,也有2起甲烷引发小型火灾的报告。

 还有一起是格罗夫山旅行团火焰喷枪使用不当造成的.........真是一群有钱的蠢货。

 不过,白皇后基地目前应该不会受到火灾的影响。

小怜:

 呼......

 (还好还好,暂时不会变成烤肉。)

莉琉:

 ......不过,麦克默多站已经检测到,目前大陆的裂缝下方普遍出现了熔岩流活动。

 白皇后基地旁边的裂缝最为明显,附近冰层强度也在快速下降。

我忍不住看了看自己脚下的金属甲板。

小怜:

 (但是...会变成铁板烧嘛.........)

突然通讯中响起了尖锐的杂音,我的胸部随之一震,然后信号就断开了。

海因里希:

 接连出现的地火、流动的岩浆、死亡的烟尘......

 和四百多年前那次如出一辙......

 这些都是『原质』崩毀的前兆。

拉斐尔:

 是1600年那次?

海因里希:

 那是在第七质点,『丰饶』之地——秘鲁总督区。

 四处都是火海,空气中刺鼻的硫磺气味,无论如何也忘不了.........

海因里希苦涩的回忆让我的心中一颤,想到自己似乎也经历过那样的情景.........

小怜:

 难道.......这些都和你所说的『那位』有关?

海因里希点了点头。

 

地震の後、俺たちの周囲の環境が変化していることを発見した。

資料室の木製品が粉砕され、空気中に散らばっている。壁もボロボロだ。

レン:

 ……へ?

ここは相変わらず資料室に見える。

前と違うのは、部屋の照明は消え、床タイルはもはや人が見るに耐えない状態で、本棚の物品の置き方が全く違うということ。

重厚な工業感のある鋼鉄製の梁の後ろに、音感センター監視カメラが暗く不気味なレンズを俺たちに向けていた。

壁には美しい南極地形図が掛けられていて、大気データの変化記録本がテーブルに並んでいる。

レン:

 これは……どういうことなんだ!

ハインリッヒ:

 先程までは……もしや幻覚なのでは……

ラファイル:

 じゃあ、あいつらも偽者かしら?

ハインリッヒは、血痕のない武器を見た。そしてさっき蒸発した所を、凝視している。

ハインリッヒ:

 いいえ、恐らく先程まで、私たちは現実世界に居なかったのですわ……

ハインリッヒの言葉はマリルの声に突然中断された。

マリル

 やっと繋がったか!

俺の胸からマリルの声がした。

レン:

 マリル!今まで信号が故障していたのか?

マリルは唸り声を上げた。その声は少し疲れているように聞こえたが、ハインリッヒが驚いた表情で俺の胸を見つめている。

レン:

 (待ってくれ、何を言うつもりか知らないけど、それは誤解だ!!)

ハインリッヒは俺の表情を見て頷き、自分の胸元をそっと手探りした。

ハインリッヒ:

 (小声)マスターは私に対しても……そのような改造を施したのですか?

してないって!!!しかも、なんか期待しているみたい!?

レン:

 そ、そうだ、どうして無線で連絡がなかったんだ………アンネの方は大丈夫なのか?

マリル

 通信衛星は既に配置して、アンネにはメタンの漏洩点の情報を集めてもらっている。そっちの方はどうだ?

俺は考えを整理しながら、基地に入った後の様々な異常を、出来るだけ簡潔にした言葉で報告した。

マリル

 ……(”現実世界にいない”か……)

 待て、時間を確認する。

 基地の入り口でアンネと最後に連絡してから、既に8分経っている。

レン:

 ……たったそれだけ?

ラファイル:

 少なくとも40分はあるでしょう!

マリルは何かを思い出し、キーボードをすばやく叩いた。

マリル

 先程、南極海域を巡航したレボナ駆逐艦が、低周波音のような信号を受け取った。

 地震の余波だと思っていたが、今の状況からすれば……

マリルEEG*2モジュールを展開し、モテル解析をやり直す。

マリル

 やはりな……

 この信号は人間のレム睡眠時の脳波パターンに非常に合致している。しかし……

 その強度は62万倍に拡大されている。

ラファイル:

 ……何の冗談よ!!

 さっきまで私たちは夢を見ていたっていうの?

レン:

 夢を見てる時、確かに時間は遅く感じるけど……

ハインリッヒ:

 夢は『記憶』の写像ですわ。先程現れた様々な現象は、確かに記憶のカケラの再編に似ていますわ……

レン:

 それならきっと悪夢だ……

一度だけ見たことのある映画をふと思い出した。コマを用意しなかったことが悔やまれる。*3

マリル

 ………お前たちではなく、何者かが見ている夢なのかもしれない。

ハインリッヒ:

 私たちは、あの方の夢の中……ということですの?

わけのわからない推測で不安は増すばかり。マリルの方はとても騒がしい事に気づいた。横で働いている人も多そうだ。

レン:

 そうだ、外の様子は……どうなんだ?

マリルはしばらく黙った。どの情報を漏らすか考えているようだ。

マリル

 予想より、面倒だ。

 『連合議会』はメタン漏洩への対応を検討しているが、あのような官僚機関がこの『終末事件』に対応出来るとは思えない。

 サモントンのデッカーズ博士は好気性メタン古菌を利用する方案を提出している……

 しかし、耐寒性菌種は現在在庫不足で、その古菌の育成周期も長すぎる。

ラファイル:

 嫌気性菌は大気中のメタンには手を出さないもの―――

 祖父も仕方なかったのね……

レン:

 (何を言ってるのかさっぱりわからん……)

マリル

 現在、中小規模の視察拠点の多くは撤退した。しかし南極の3大基地には既に臨時対応チームが設立された。

 これまでに、南極圏内で42箇所のメタン流出点が発見され、そのうち6箇所が引火、ネット上にも映像が届いている。

 ワールドニュースでは、極地の氷原の割れ目から数十メートルの炎が噴出してる。

 情報規制は既に失効している。前回こんな終末的な雰囲気になったのは”黒のクリスマス”だろうな……

マリルの皮肉な言葉も、しょうがない。

マリル

 リーク地点は不凍湖地区とロス島のエレバス火山帯に集中している。

ハインリッヒ:

 ……火山?

マリル

 近くのプリンセス・エリザベスについても、2件の小規模火災をメタンが起こしたとの報告がある。

 またグローブ山のツアーで火炎放射器が不正使用されている………金持ちの愚か者め。

 しかし、白皇后基地は今のところ火災の影響を受けないはずだ。

レン:

 ほっ……

 (やれやれ、しばらくはバーベーキューに成らずに済みそうだ)

マリル

 ……しかし、マクマード基地では、大陸の亀裂の下に溶岩流の活動が普遍的に検出されている。

 白皇后基地の隣の亀裂は最も顕著で、付近の氷の強度も急速に低下している。

思わず自分の足元の金属甲板を見た。

レン:

 (それじゃあ……鉄板焼きになるな……)

何の前触れもなく通信中に鋭い雑音が聞こえた。俺の胸が一度震えると、それに伴って信号が切れた。

ハインリッヒ:

 次々と現れる地火、流れるマグマ、死の煙……

 400年前と同じようですわ……

 これはすべて『セフィラ』の崩壊の兆しですね。

ラファイル:

 1600年のこと?

ハインリッヒ:

 第7セフィラ、『豊穣』の地―――ペルー総督区。

 火の海で、空気中の鼻を突く硫黄のにおいが、どうしても忘れられませんわ……

ハインリッヒは苦い思い出に胸を震わせた。俺も経験したような情景を思い浮かべてしまう……

レン:

 もしかして……これ全部がハインリッヒが言った『あの方』と関係あるのか?

ハインリッヒは頷いた。

 

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海因里希:

 当年,我和玫瑰十字会的友人们集齐了三卷秘本: 《天车之书》、《创造之书》与《光之书》。

 按照上面的记载,我们完成了炼金术中最伟大的成就―――制造了可以进入因果之隙的『门』。

 当时我们天真的认为,『门』的后面会有仁爱全能的主,为我们展示世界的真理。

 『门』一旦进入便永远无法找到出口。『真理』一旦刻印在脑海中就永远无法忘却。

 人类唯一能理解的就是语言本身―――

 任何语言无法描述的,都超出了我们的承受能力。

 

ハインリッヒ:

 当時、私と薔薇十字団の友人達で3巻の秘本を集めました。《光輝の書》、《創造の書》と《バヒルの書》です。

 これらの記載によれば、私達は錬金術で最も偉大な成果を遂げましたわ―――因果の隙間に入る『扉』を作成したという。

 当時は『扉』の後ろには愛に溢れた全能の主がいて、世界の真理を示そうと無邪気に思っていましたわ。

 ……しかし”『扉』をくぐってはいけない”、”『真理』を除いてはならない”という訓戒には、しかるべき理由があったのです……

 『扉』に入ると、出口が見つからない。『真理』が脳裏に刻み込まれ、永遠に忘れられない。

 人間が唯一理解できるのは言葉そのもの―――

 いかなる言葉でも説明できないのは、私達の限界を超えているからなのです。

 

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拉斐尔:

 这是20世纪才有人总结出的哲学观点......

海因里希:

 哦?有人仅靠思考就得出了这样的结论吗?

 那个人,一定经历了相当的痛苦吧。

拉斐尔:

 何止,他的整个家族被人称为疯人院......

海因里希:

 是啊,那些知识会不断消磨人的自我,你会在恐惧中无法自拔的希望与之融为一体。
  在我经历被溶解的过程时,『那位』出现在我的面前............

  无需语言就能传达意图.........

  我要选择,是像融入大海的水滴一样就此消逝。
 还是被作为独立的个体装入瓶中,然后永远作为命之树的守护者而存在。

 拉斐尔:

 ……

 小怜:

 这不是乘人之危嘛!

 拉斐尔:

 那么生命之树,也不是他们宣称的那种东西吧?

海因里希露出了狡黠的笑容。

海因里希:

 ―――是封印。

 生命之树的十个原质,封印着即使『那位』也会感 到恐惧的不可言说的存在。

 虽说如此,但我也不知道那具体是什么.......

 或许我该庆幸自己不知道吧~

海因里希顿了顿。

海因里希:

 (在似乎将要燃尽万物的埃纳普蒂纳火山口)(我曾嘗到过一眼......... )

 『那位』虽然没有传达具体的意愿,但从这片大陆的变化看来―――

她苦笑了一声。

海因里希的话让我们集体陷入沉默。

 小怜:

 ――等等!

我拿出气相色谱仪,紧盯着上面的读数。

 小怜:

 就算存在于『梦境』,但是这里的『现实』也和其他地方不一样吧?

 基地外裂缝处的甲烷含量已经超过了25%,但这里的甲烷含量还是远低于燃烧要求......

 这么明显的矛盾,一直都被我们忽略了!

 拉斐尔:

 你在说什么?

小怜:

 从我们进入基地开始,就能一直听到在工作的.........

海因里希:

 换气系统!?

小怜:

 所以基地里一定存在着什么东西,能阻止甲烷的扩散。

 对了,出发前莉琉发来过一份基地的构造图吧?

拉斐尔也明白过来,马上在桌面上展开了那份结构图。

……

 

ラファイル:

 それは20世紀になってまとめられた哲学的な観点ね……

ハインリッヒ:

 あら?思考だけでこの結論を出した人がいるのですか?

 その人は、相当な苦しみを経験したのでしょうね。

ラファイル:

 それどころか、彼の家族は精神病院と呼ばれてたわ……*4

ハインリッヒ:

 そうですね、あれらの知識は絶えず人の自己を消耗し、恐怖の中で抜け出すことが出来ない希望と一つになってしまいますわ。

 私が溶解の過程を経験している時、『あの方』は私の前に現れて……

 言葉は使わずに意図を伝えてきました……

 私に選べと。海に溶け込む水滴のように消えていくか。

 それとも独立した媒体として瓶に入れられるか。その上で永遠に命の樹の守護者として存在するか。

ラファイル:

 ……

レン:

 人のピンチにつけ込むなんて!

ラファイル:

 それならセフィロトの樹も、彼らが言ったようなものではなかったということ?

ハインリッヒは狡猾な笑みを浮かべた。

ハインリッヒ:

 ―――封印ですわ。

 セフィロトの樹の10個のセフィラには、『あの方』でさえ恐れる、言葉に出来ない存在を封じていますの。

 と言いましても、私も具体的に何かは知りませんが……

 まあ、自分が知らずにいられることは喜ぶべきことなんでしょう

ハインリッヒからとんとんと音がする。

ハインリッヒ:

 (燃え尽きそうなワイナプチナ火山で。)(かつて一度だけ見たことがある……)

 『あの方』は具体的な意思を伝えませんが、この大陸の変化からすると―――

彼女は苦笑した。

ハインリッヒの言葉は俺達を沈黙に陥れた。

レン:

 ――待った!

俺はガスクロマトグラフィーを取り出し、上の示度をじっと見つめる。

レン:

 『夢の世界』でも、ここの『現実』は他の場所とは違うんじゃないか?

 基地の外の亀裂部分だとメタン含有量は25%を超えてたけど、ここのメタン含有量は燃焼要求よりずっと低い……

 こんな明らかな矛盾を、ずっと見落としてた!

ラファイル:

 なんの話よ?

レン:

 俺達が基地に入ってから、ずっと任務のことを聞いていたんだ………

ハインリッヒ:

 換気システムですか!?

レン:

 だから基地には何かが存在して、メタンの拡散を阻止しているはずだ。

 そうだ、出発前にマリルから基地の構造図を貰っただろ?

ラファイルも理解し、すぐにテーブルにその構造図を展開した。

……

 

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呼啸的风声清晰可闻,一小时前还在安静飘落的雪 花,忽然变得如利刃一般。

漆黑的冰原瞬间变得苍白无情。

―――极地的暴风雪降临了。

 

吹きすさぶ風の音が聞こえる。一時間前に静かに舞い降りていた雪が、急に刃のように変わる。

漆黒の氷原は一瞬にして青白くなる。

―――極地の吹雪が降りてきた。

 

 

*1:ロボット工学の分野で提唱された経験則。人形(人工物)が人間(実物)にほぼ忠実一歩手前まで似てくると、嫌悪感を抱くようになるというもの。

*2:Electroencephalogram。脳波図のこと。

*3:レオナルド・ディカプリオ主演の「インセプション」を指している。劇中で夢か現実を判断する道具として独楽(コマ)を使用する。

*4:哲学思想、精神病院といったフレーズからルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインを指していると思われる。メインシナリオでも彼の名言が引用されている。精神病院の下りは、8人兄妹の末っ子で兄が4人いたが、内3人が自殺、自身も自殺衝動と戦っていたというエピソードから。