【魔女兵器 翻訳】CHAPTER.3_神魂の治癒、身体の呪詛 PART.12 『魔導器』_20180825修正
『气凝胶喷雾』是爱衣博士发明的像发胶一样的罐装喷剂,可以瞬间喷出超大量的泡沫。
泡沫在接触空气后会快速膨胀并凝固,凝固后的强度可以抵抗步枪子弹的冲击。
安妮拿着气凝胶喷雾在房门周围忙活的时候,我的注意力再次被地上的黄金蝴蝶吸引了。
小怜:
(看上去只是精巧的艺术品嘛.........)
(好想摸摸看……)
我感到小腹一阵发热,眼前的光亮不断扩散,情不自禁的想要伸出手―――
安妮:
喂!! 小怜!!
安妮一把抓住了我的手腕,我才突然回过神来。
安妮:
这东西可能会影响人的精神.........所以他们才要装在那种手提箱里保存吧?
小怜:
啊!我差点......
安妮:
这个黄金蝴蝶,有一种熟悉的气息......我怀疑,它是某种『魔导器』。
小怜:
魔导器?
安妮:
唔,怎么说呢......
所谓魔法,其实是由一种特殊的『信息』经人的大脑转化而成的知识。
但人类获得和积累这种知识,往往是以丧失理智为代价的......
我想到了之前在变电所遇到的女巫和异变空间中的那些敌人。
那就是因为获得了自己无法承受的『知识』,而完全丧失了理智的状态吧。
安妮:
那种『信息』其实是可以切割和分块存储的,魔导器就是能存储这种小块『信息』的载体。
至于为什么有这样的设计,我猜可能是为了方便人们追求自己的极限吧......
小怜:
为了测试自己在不丧失理智的情况下所能承受的极限,而靠魔导器一点一点吸收魔法的知识?
这件事本身听起来就很疯狂了!
安妮:
会不断的如饥似渴的探求新的知识,不如说这是人类的天性吧......
就算是注定会走向毁灭......
小怜:
那接触到魔导器的普通人,如果没有足够的天赋会不会也会像变电所的女巫那样.........
安妮:
很有可能,而且魔导器上没有覆盖结界,任何人都可以直接触碰。
小怜:
那岂不是超危险啊!!
―――轰!―――轰!
外面突然传来木质大门受到重击的声音。
小怜:
是保安军!
——喀啦啦!!只撞了两下,皇室套房的大门就被破门锤砸烂了。
――咚~――咚~――咚~――咚~――咚~――咚~
随后传来的,是破门锤徒劳的砸在气凝胶干块上的声音。
安妮:
应该能拖到莉琉小姐到达吧......... 爱衣博士的装备真厉害呢。
我摸了摸自己被强行添加了扬声器功能的胸部。
小怜:
啊哈哈.........是很厉害呢......
突然,不知何时醒来的拉斐尔连着绑着她的椅子向我摔了过来。
拉斐尔:
绝不会......让你拿走任何东西!
你这个内置音响的死变态!!
拉斐尔趁着椅子倒地的冲击力挣脱了束缚,紧接着就想要抢走地上的那只黄金蝴蝶。
我见状立即扑了过去,眼看马上就要和拉斐尔撞在一起―――
安妮:
不行啊小怜!!
『エアロゲルスプレー』、これはアイ博士が発明した一見ヘアスプレーみたいな缶スプレーだ。瞬時に大量の泡を吹き出せる。
泡は空気に触れると急速に膨らみ凝固する。固まると、小銃弾程度の衝撃なら耐えられる程になる。
アンネがドアの周りにスプレーを吹き付けていた時、俺の注意は再び床にある黄金の蝶に惹きつけられていた。
レン:
(見た目はよく出来た芸術品だよな……)
(触ってみたい……)
下腹部が熱くなり、目の前に光が広がるのを感じる。思わず手を伸ばそうとして……
アンネ:
ちょっと!!レンちゃん!!
アンネが俺の腕を掴むと、ふと我に返った。
アンネ:
それって人の精神に影響するのかもしれないのよ………だからこの人達もスーツケースで保管してたんでしょ?
レン:
はっ!俺もう少しで……
アンネ:
その黄金の蝶、懐かしい匂いがするわ………ある種の『魔導器』なんじゃないかと思うの。
レン:
まどうき?
アンネ:
うーん、何ていうか……
魔法って、特殊な『情報』を人間の脳で転換させた知識なの。
ただ人間はこの知識が蓄積されると、往々にして代償として理性を失くしてしまうの……
変電所で出会った魔女と異変空間の敵を思い出した。
自分の許容範囲を超えた『知識』を手に入れたことで、完全に理性を失った状態だったのだろう。
アンネ:
この『情報』って、実は分割して個別に保存できるの。魔導器はその小さな『情報』を蓄えられるキャリアーよ。
なんでこんなやり方があるのかというと、たぶん自分の限界を追求していくためだと思うの……
レン:
理性を失わずにいる限界を試すために、魔導器で少しずつ魔法の知識を吸収するってことか?
その行為自体がもう狂っているじゃないか!
アンネ:
絶えず新しい知識をひたすら探求する。これは人間の性なんじゃないかしら……
たとえそれが滅びに向かう運命だとしても……
レン:
魔導器に一般人が触れてしまって、もしも十分な才能が無かったとしたら変電所の魔女みたいに……?
アンネ:
その可能性が高いわ。しかも魔導器は結界とかに覆われていなくて、誰でも直接触れられるの。
レン:
超危ないじゃないか!!
―――ドン!―――ドン!
外から突然、木製の門を打ち付ける音がした。
レン:
保安軍か!
―――バキッ!!たった2回で、ロイヤルスイートの扉はハンマーによってぶち壊された。
――ドスッ――ドスッ――ドスッ、――ドスッ――ドスッ――ドスッ
その後、ハンマーが乾いたエアロゲルに空しく当たる音が聞こえた。
アンネ:
マリルさんの到着までは引き延ばせそうかしら。アイ博士の発明って本当にすごいわね。
俺はスピーカー機能を無理やり付加えられた胸を触った。
レン:
アハハ……スゴイヨナ……
突然、いつのまにか目を覚ましたラファイルが、椅子に縛られたまま俺のほうに倒れてきた。
ラファイル:
何一つ……奪わせやしないわ!
このオーディオ内蔵の化物!!
ラファイルは椅子の倒れた衝撃を利用して拘束から抜け出し、あの黄金の蝶を奪おうとした。
その様子を見て、俺もすぐに飛び掛った。今にもラファイルとぶつかりそうで―――
アンネ:
ダメよレンちゃん!!
砰―――!
小怜:
(埃?我抢到了吗?) (不对......)
(这柔软的触感是......)
(有点熟悉的手感,似乎不久前还摸到过)
(等等,难道.........!)
拉斐尔:
你......你这个!
臭流氓!!!
―――啪!
随着一个清脆的巴掌,一阵失重的眩晕感传来。
许多支离破碎的影像碎片在我的脑海中闪过,周围 的声音在刹那间全部消失了。
我好像进入了另一个世界。但那种奇怪的感觉,转瞬即逝。
ごつん!
レン:
(お?取れた?)(いや……)
(この柔らかい感触は……)
(馴染みある肌触り、少し前に触ったことがあるような)
(待った、まさか………!)
ラファイル:
あ……アンタこのっ!
クソ変態!!!
―――バチン!
ビンタの音がはっきりと響き、暫くの間、揺ら揺らと眩暈が伝わってきた。
走馬灯のように多くの映像が俺の脳裏をよぎり、周囲の音があっという間に消えてしまった。
別の世界に入ってしまったかのようだ。でもその奇妙な感覚は、すぐに消える。
当我再次睁开眼时,发现自己依旧站在酒店的房间里。
那个黄金蝴蝶的饰品好像活了一样展翅飞到了我的胸口上,变成了一道耀眼的闪光。
小怜:
怎么会......?
当光芒化作星沙,缓缓消失之后,我感觉脸颊被轻柔的抚过,有一种奇妙而温软的触感刻在了心里。
小怜:
——咦?
房间原本的空地上,出现了一位美艳动人的女性。
淡红的双眸与长发,长的身姿,凝脂般无暇的肌肤,令人无法移开目光......
小怜:
(.........发生什么了?) (嘴唇,刚刚好像被什么给碰了一下!)
(.........哈哈哈,不对不对!) (我在想什么呢,这种事不可能的!)
(不、不可能的!!!)
(糟糕,这种感觉,这种感觉......)
再び目を開けたとき、依然として自分が部屋の中で立っていることに気づいた。
あの黄金の蝶のアクセサリーがまるで生きているかのように俺の胸まで羽ばたき、目映い輝きに変わる。
レン:
そんな……?
光は星の砂へと変わり、ゆっくりと消えていった。直後、俺の頬が柔らかく撫でられるの感じ、奇妙で柔らかい感触が心に刻まれた。
レン:
―――え?
部屋の空いていたスペースに、美しい女性が現れた。
薄紅の瞳と長い髪、長身の姿、滑らかで完璧な肌から目を逸らすことが出来ない。
レン:
(……何が起こったんだ?)(唇、さっき何かに触れたみたいだけど!)
(……ははは、違う違う!)(何を考えているんだ、そんなことあり得ない!)
(あ、あり得ないって!!!)
(やばい、この感覚、この感じは……)
突然降临的女性:
啊,感受到了久违的温度呢。
晚上好啊,诸位年轻的小姐~
小怜:
……
我的心跳不断加快,情不自禁的向她靠近,四肢都不听使唤了。
就在众目睽睽下,我张开双臂,用力抱住了她。
突然降临的女性:
哎,这位漂亮的小姐,你是身体不适吗…?
小怜:
请问.......
你愿意告诉我你的名字吗.........
奇怪,对方的身体好像在不断变重...... 连体温也在不断变热啊.........
我到底是......怎么了啊!!
突然降临的女性:
.........哎呀呀 真是不可思议。
拉斐尔:
!!?
安妮:
——小怜!!
安妮一把将我从对方怀中拉开。
拉斐尔:
你......究竟是谁?
贝阿特丽切:
如果我的名字在这个时代没有被列入禁忌的话...... 请唤我为贝阿特丽切吧。
小怜:
好好听的名字啊......
安妮:
小怜...........小怜好像变成花痴了啊!!
突然現れた女性:
あぁ、久しぶりに温度を感じたわ。
こんばんわ、若いお嬢さん達。
レン:
……
俺の鼓動は絶えず加速する。手足も言うことを聞かず、思わず彼女に近づいてしまう。
人の目があるにも関わらず、俺は両腕を広げ、力一杯に彼女を抱きしめた。
突然現れた女性:
あら、綺麗なお嬢さん、体調でも悪いのかしら…?
レン:
あの……
名前を教えてくれないか……
おかしい、相手の体がどんどん重くなってるみたいだ……。体温も熱くなってきて……。
俺いったい……どうしちまったんだ!!
突然現れた女性:
……あらあら。不思議ねぇ。
ラファイル:
!!?
アンネ:
――レンちゃん!!
アンネが俺を相手の懐から引き離す。
ラファイル:
貴女……何者?
私の名前がこの時代でタブーになっていないのなら……ベアトリーチェと呼んで頂戴。
レン:
なんて素敵な名前なんだ……
アンネ:
レンちゃん………。レンちゃんの頭がお花畑になっちゃった!!