【魔女兵器 翻訳】CHAPTER.3_神魂の治癒、身体の呪詛 PART.16 重囲突破_20180916修正
距离天空酒店的异变已经过去了一周。
爱衣博士用构成手提箱外壳的那种异质物金属,为贝阿特丽切制作了一个小巧的手环。
她现在终于可以选择性的开启或关闭那种能影响周围男性大脑的魔法效果了......谢天谢地。
作为交换条件,贝阿特丽切像安妮一样,以探员的身份正式加入了SID。
莉琉安排她住进了这套豪华公寓还空着的几间客房之一里。
原本我还担心,保安军在调查的时候会从监控录像中发现活动在行政楼层的我们几个。
但不知为何,无论是我们还是雅各那伙人,都没有留下任何影像证据。
小怜:
莉琉,SID的权力究竟有多大阿?
莉琉:
嗯...?为什么突然问这个?
小怜:
这次牵涉到了好几个学园都市,我还以为扫尾工作会很麻烦,没想到这么顺利。
莉琉:
虽然你相信SID的情报操作能力我很高兴..........
但这次你和安妮能全身而退,肯定离不开元老院在联合议会的影响和活动。
不过基尔斯博士一贯都是保密主义,我也无法完全掌握那个老面瘫都做了什么。
小怜:
(老......面瘫?) 元老院的情报不和SID共享的吗?
莉琉:
傻孩子……
自情报组织诞生起,就从不会与本国元首或者统治者完全共享情报。
小怜:
诶——真的!?
莉琉:
所谓信息即权利,Knowing is Owning.
元老院是新丰洲各种权利的整合者,而SID和元老院则是基于天然立场的合作关系。
那么,你会把公司机密无偿交给合作伙伴吗?
小怜:
唔...当然不会啦.........
莉琉:
那么如果对方的机密很有价值,你很想知道呢?
小怜:
嗯......收买一个清洁工?
莉琉:
没错,只要对方机构人数足够多,再严格的安保协议也可以被社会工程学击破。
小怜:
那...那照这个说法,难道SID内部也有间谍?!
莉琉:
我们有上万名工作人员,肯定有不少渗透人员――― 来自元老院、外国情报机构的和各种组织的。
所以只要控制好关键情报的流通范围就可以了。
小怜:
那『象牙大厅』里该不会也有.........
莉琉:
这就不用你操心了,元老院的地盘可不是凭你这种天真的想法可以渗透的。
元老院成员都是异质物研究领域的权威,SS级的科学家只是最基本的要求。
他们有不少实验性的异质物道具,你偷偷溜进去或许被洗了脑不知道。
小怜:
但这次的事件......就是很多疑点啊。
比如萨蒙顿考察团的人为什么会将黄金蝴蝶偷运到丰洲?
拉斐尔的那个项链款式很有年代感,她本人也似乎并不喜欢,平时都戴在衣服里面。
以她的性格...应该直接根本不会戴才对...
莉琉:
确实,黄金蝴蝶的特性类似感染性模因类异质物在平时用卡车那么大的屏蔽设备收容都不过分。
他们却强行塞进一个手提箱里,结果逸散出来的能量连卫星都能侦测到。
而且真想偷运的话,也不用让官方人员运送他们为什么要冒这么大的政治风险呢?
小怜:
或许并不存在这种风险,或许是某些可以给他们保证的人要求他们这么做的......
考察团人员的随身行李不需报关,还特意选择了我们没有管辖权的地区的酒店。
难道说......!
莉琉:
你终于猜到了吗?
是元老院要求萨蒙顿这么做的? 就是为了把SID排除在信息圈外......
那个雅各是第四学园都市的人,从伊露卡的资料看来,他们研究魔女有一段时间了。
黄金蝴蝶也与魔女有关,并且雅各还想横插一杠如果将这两件事结合起来的话........
七年战争中出现过的,希望控制特殊力量的声音又会再次抬头了吗?
小怜:
那今后会出现更多的被制造出来的魔女吗......
莉琉:
看来,我们要为这场桌面之下的较量提前做好准备。
スカイホテルの異変から1週間が過ぎた。
アイは、スーツケースの外殻として使用されていた異質物の金属を使って、ベアトリーチェ用の小型のアームリングを作成した。
彼女はようやく、周囲の男性の脳に影響を与える魔法を自らの意思でオンオフ出来るようになった……ほんとうにありがたい。
交換条件として、ベアトリーチェはアンネ同様、SIDの捜査官として正式に加わった。
マリルはこの豪華なマンションの空き部屋の1つに住まわせるよう手配した。
当初は、警備軍が調査の際に、VIPフロアで行動していた俺達を監視映像から発見するのではないかと心配していた。
しかし何故か、俺たちもジェイコブの連中も何の映像証拠を残していなかった。
レン:
マリル、SIDの権力っていったいどれだけ大きいんだ?
マリル:
うん…?藪から棒に何だ?
レン:
学園都市がいくつも絡んでいたし、後始末なんかも厄介かなと思っていたんだ。こんなすんなりいくなんて。
マリル:
SIDの情報操作能力を高く買ってくれるのはありがたいが……
だが今度こそ、お前とアンネもただでは済まないだろうな。元老院は連合議会の活動影響を受けざるを得ないはずだ。
しかしキルス博士は一貫して守秘主義でな。あの仏頂面ジジイが何をやったのか私も完全に把握できていない。
レン:
(仏頂面……ジジイ?)元老院の情報はSIDと共有していないのか?
マリル:
アホの子め……
情報組織が誕生してからというもの、自国の元首や統治者に対し、完全な情報の共有は行われていない。
レン:
えっ―――マジで!?
マリル:
情報とは権利であり、Knowing is Owning だ。
元老院は新豊洲の各種権利の統合者であり、SIDと元老院は本来の立場に基づく協力関係だ。
さて、お前は会社の機密情報を無償でパートーナーに渡すことが出来るのか?
レン:
んー……出来ないな……
マリル:
では相手の機密情報に価値があるとしたら、お前も知りたいだろ?
レン:
うん……清掃員でも買収するかな?
マリル:
そうだ。相手機関の人数さえ多ければ、さらに厳重な安保契約書も社会工学によって打ち破ることが可能だ。
レン:
そ…その言い方だと、SID内部にもスパイがいるってことだよな!?
マリル:
我々には何万人もののスタッフがいるからなぁ、潜り込んでいる奴も少なくないだろう―――元老院、外国の情報組織に各種組織と。
だが重要な情報は流す範囲をコントロールしておけばいいだけだ。
レン:
マリル:
心配しなくてもいい。根本的に元老院は、お前のような甘い考え方を持ち合わせていない。
元老院メンバーは異質物研究分野の権威であり、SS級の科学者は基本的な要求しかしない。
彼らは実験的な異質物の道具をかなり所持している。こっそり忍び込まれ、洗脳されたとしてもお前は気づかないだろう。
レン:
今回の事件……疑問点が多いな。
例えばサモントンの視察団はどうして黄金の蝶を豊洲に持ってきたんだ?
ラファイルのあのネックレスのデザインはすごい年代物って感じだった。彼女自身も好みじゃなかったみたいで、服の中で着けていた。
彼女の性格なら……自分から着けないはず……
マリル:
確かにな。黄金の蝶の特性は感染性タイプの異質物に類似していた。通常ならトラック大の遮断設備で収容しても不十分なぐらいだ。
それをスーツケースに無理やり押し込んだ。結果、漏れたエネルギーが衛星でも検出されてしまった。
そして本当に密輸したいのなら、国のスタッフが輸送する必要はない。なぜ政治的なリスクを冒したのか?
レン:
リスクなんて存在しなかったのかもしれない。それを保障した人が運ぶように指示をしたのかも……
視察団員の荷物は申告不要にして、俺達が管轄権を持たない地域のホテルを意図的に選んだ。
まさか……!
マリル:
やっと理解できたか?
元老院がサモントンにこうしろと頼んだんだろう。SIDを情報圏から外すために……
あのジェイコブは第四学園都市の人間だ。イルカの資料からすると、彼らは魔女を研究している。
黄金の蝶も魔女と関係があり、ジェイコブも横槍を入れてきた。この2件を結びつけるとしたら……
七年戦争で出てきた、特殊な力をコントロールしようとする声が再び上がっているのだろうか。
レン:
じゃあ、これからも更に作られた魔女が現れるのか……
マリル:
どうやら、私達はこのテーブルの下の競争に備えて準備をしなければならないようだな。
几周后
小怜:
哈 ——好困 ~~ 昨晚在游戏里刷人马刷到没电......
喂,女装癖。
小怜:
???
似曾相识的声音............
似曾相识的地点.......
似曾相识的称谓.........
出现在我面前的,果然是那个..........
毒舌又难缠的大小姐——拉斐尔!
小怜:拉、拉斐尔? 你怎么来了?
拉斐尔:
这所学校对礼仪方面的教导,居然如此忽视吗?
你现在应该称呼我为拉斐尔学姐。
小怜:
哎?!
拉斐尔这么一说,我才意识到......她手上拿着书包,还穿着二年级的制服鞋。
小怜:
你不是很嫌弃这所学校..........
拉斐尔:
如果可以的话,我才不愿意来这里呢 但贵国似乎也没什么像样的学校了~
而且既然我是魔女,还是来这里最适合。
不愧是拉斐尔,这么短的时间就调查到这种程度并坦然的接受了。
小怜:
你家里人............知道魔女这件事吗?
拉斐尔:
这种小事,没有让他们徒增烦恼的必要。
不要把成为魔女说得像成为超市会员一样轻松啊!
拉斐尔:
只是因为一次无聊的采访,他们就想让我出国一段时间避开舆论的风头。
要是被他们知道了魔女的事,大概会像听到我去纹身了一样慌张得晕过去吧。
不不不,完全不是一个量级的事情!!! 但你要是真的去纹身了的话,请务必给我看看!
数週間後
レン:
うーーーー眠い~~。ゆうべは電池が切れるまでケンタウロス*2相手に縛りプレイしてたからなぁ……
おい、女装癖。
レン:
???
覚えのある声……
覚えのある場所……
覚えのある呼称……
俺の前に現れたのは、やっぱりあの……
毒舌で手に負えないお嬢様―――ラファイル!
レン:
ラ、ラファイル?どうしてここに?
ラファイル:
この学校のマナーって、そんな風に無視するよう教わってるのかしら?
あとアンタは今から、ラファイル先輩と呼びなさい。
レン:
えっ!?
ラファイルにそう言われて、やっと気がついた……彼女は手にかばんを持ち、2年生の学校指定靴を履いている。
レン:
この学校、すごく嫌がってたのに……
ラファイル:
出来れば、ここに来たくなかったわ。ただアンタの国はろくな学校がないようね。
でも私が魔女なら、ここに来るのが一番だわ。
さすがラファイル、こんな短い時間でそこまで調べ上げ、平然と受け入れている。
レン:
家族は……魔女のことを知っているのか?
ラファイル:
こんな些細なことで、無闇に悩ませる必要はないわ。
魔女になったことをスーパーの会員になったように簡単に言うなよ!
ラファイル:
たった一度の退屈なインタビューのせいで、私に出国して、世論の脚光から避けてほしいみたいだわ。
魔女のことを知ったら、タトゥーでも入れたかのように、慌てて気絶するんじゃないかしら。
いやいやいや、レベルが全然違うから!!!でも本当にタトゥーを入れたんなら、是非とも俺に見せてくれ!
小怜:
你......到底做了什么惊世骇俗的发言啊?
拉斐尔:
你是土著人吗?那段采访应该已经被不少无聊的家伙转载得遍布网络了吧?
要说这一点我可不会输给你哦―――我还是全球通缉犯呢............
别用这种目光看着我啊...........
我拿出手机刷新闻,拉斐尔的大名果然在热搜榜的前列。
随意点开其中一个视频,拉斐尔的声音传了出来。
拉斐尔:
为什么总有人认为,只要向神祈祷就能够获得救赎呢?不是摇尾乞怜般的寻求自我安慰罢了。
.........废物不管到哪都是废物,为什么国家要养着这种人?让他们烂死在淤泥里成为肥料就好了。
作为萨蒙顿总督的孙女,这还真是爆炸性的发言啊!
小怜:
我记得萨蒙顿是全民信仰宗教的福利国家吧...... 居然敢说这种话,你真是太有勇气了。
拉斐尔:
有那么多人以神的名义挑起战争,我有什么理由不 敢说这些话呢?
小怜:
战争?你是说.........七年战争?
拉斐尔:
当然是新的战争啊!
萨蒙顿只宣扬人要有信仰,其实对所有信仰都是包 容的态度。
但因为战后的大移民,各种专收废物的白痴团体纷纷贪得无厌的要求更多的利益与权利。
爷爷真是对他们太宽容了,那些好吃懒做的废物就应该送到屠宰场去..........
小怜:
不要突然说出这么恐怖的话啊.........
拉斐尔:
.........倒是你,明明身处这场异变的中心,却根本不会在意吗?
大概也只有你这样的蠢货,才能生活得这么阳光 福了吧。
レン:
一体……どんな仰天発言をしたんだ?
ラファイル:
アンタ原始人なの?あの取材なら、暇な奴がネットに転載でもしてるんじゃないかしら?
その点で言ったら俺も負けてないぞ―――なんせ世界中で指名手配になってるからな……
でも最近はNiS本体の”緑帽勇者”に夢中で、確かにニュースは見てなかったな……
だからそんな目で俺を見ないでくれ……
携帯からニュースを開くと、ラファイルの実名がヒットランキングのトップに立っていた。
ビデオの1つが勝手に再生され、ラファイルの声が伝わってくる。
ラファイル:
なぜ神に祈れば救われると思うの?尻尾を振って哀れみを請うように自慰を求めるものではないわ。
……ろくでなしは何処に言ってもろくでなしなのに、どうして国はこんな奴らを飼っているのかしら?泥の中で腐らせて肥料にすればよかったのに。
サモントン総督の孫娘として、これは本当に衝撃的な発言だな!
レン:
サモントンって全国民が宗教を信仰している福利国家だよな………よくこんなことが言えたな、本当勇気あると思うぞ。
ラファイル:
多くの人が神の名の下に戦争を始めたのに、私がそんなことも言えない理由なんてあるのかしら?
レン:
戦争?それって………七年戦争のことか?
ラファイル:
もちろん新しい戦争のことよ!
サモントンは信仰を主張するだけで、実はあらゆる信仰を包容しているの。
でも戦後の大移民のため、様々な廃物を寄せ集めた馬鹿団体が貪欲に多くの利益と権利を求めているわ。
祖父は彼らに寛容すぎるわ。丸々太ったろくでなし共は屠殺場に送るべきよ。
レン:
いきなり物騒なことを言わないでくれ……
ラファイル:
……アンタこそ、この異変の中心にいるのに、気にならないの?
たぶんアンタみたいな愚か者だけが、幸せに暮らせるのでしょうね。