【魔女兵器 翻訳】CHAPTER.4_運命の再会、未来はどこに PART.2 観測者
莉琉:
(历史上的贝阿特丽切于1290年死亡) (而她现在的身体应该是小怜的能力所制造的)
(制造承载灵魂的容器,这已经是『神的领域』了)
(这一点,绝不能暴露......)
#C:
哈哈哈哈,有意思...... 真是太有意思了。莉琉:
想必你们已经调查过,在天空酒店与小怜一同行动的那位名为安妮·巴斯的探员。
她就是七年前,在『自由光巨蛋事件』中消失的五万人中的一员。
是小怜将她从异空间中带出来的。
基尔斯:
……
莉琉:
大家看上去都不怎么惊讶呢。
华音泷:
确实,如果是这样就可以解释了...…
但就这么大大方方的让安妮用真名活动,看来你也没打算保密。
#C:
莉琉阁下也没必要保密,因为安妮当年在网络上的记录实在太多了。
布莱特:
不过将自己设为那个叫怜的女孩的监护人,完全是出于你的私心吧。
莉琉:
哼,那当然。
我在几年前就发现了小怜的能力,但后来她的父母打算移民到第二学园都市......
我不得不采取一些行动。
#C:
她的父母和哥哥遭遇的那场空难......
难道是莉琉阁下您―――?
莉琉:
呵呵呵呵,我可不会承认。
我可还要继续做那个小可爱的监护人呢~
华音泷:
……
#C:
不愧是能主管SID的手段,真是让我倍感安全。
基尔斯:
为了新丰洲的和平与稳定,有些牺牲是必要的。
莉琉和SID的工作一直完成的十分漂亮。
那么这段时间在各国肆虐的时空相位波动, SID应该已经掌握了更多情报吧?
华音泷:
记录显示那个小姑娘只有15岁,派她去那种高 险区域会不会......
莉琉:
虽然风险确实很大,但这个代价是值得的。
根据小怜帮助采集的情报,可以推断――― 时空异变本质上是概率乱流。
将概率不足万亿分之一的事件,以100%确定的形式表达出来―――
布莱特:
那不就像魔法一样!
#C:
那可真是......令人梦寐以求的能力啊......
布莱特:
不对不对,这种情况仅仅在理论上可能,因为需要一个超强的观测者..........
不可能,就算把全人类的注意力都集中到一点也无法达到这种观测强度。
除非.........
莉琉:
除非是,制造了各种异质物的存在。
布莱特:
……
基尔斯:
唉―――
基尔斯博士长长的叹了一口气,随后是一阵沉默。
长期以来,关于“谁制造了异质物”一直是科学界刻意回避的话题。
就像“谁制造了宇宙大爆炸”一样,因为答案无法被证伪,不属于科学的讨论范围。
就像曾有科学家试图研究哈勃距离之外,那些由于宇宙空间膨胀而以超光速远离地球的星系一样。
他们认为『可观测宇宙』只是真正宇宙中的沧海一粟,而我们在有意回避我们看不到的东西。
理所应当的回避,可能这才是科学能让人感到安心的真正原因。
如果真的存在神级的观测者,在它面前,地球上的人类和彗星尾部的尘埃没有多大区别。
这样的神不会眷顾我们......人类只能自己拯救自己
或许在黑暗冰冷的宇宙中,这才是最可怕的事实。
マリル:
(歴史上ではベアトリーチェは1290年に死亡した。)(彼女の現在の肉体はレンの能力によって作られたはずだ。)
(魂を担う器を作るとは、もはや『神の領域』だ。)
(この点だけは、決して露見してはならない……)
#C:
はははは、面白い……。本当に面白いですねぇ。
マリル:
既に調査されたかと思いますが、スカイホテルでレンと一緒に行動した捜査員の名前はアンネ・バースと言います。
7年前、『自由光ドーム事件』で消失した5万人の中の1人です。
それをレンが異空間から連れ出したのです。
キルス:
……
マリル:
皆さん、あまり驚かれないのですね。
華音流:
確かに、それなら説明がつく……
アンネと本名で活動させるのも、隠し立てするつもりがないからか。
#C:
アンネさんの当時のネット上の記録があまりにも多すぎるため、マリル閣下も秘密にする必要がなかったのですねぇ。
ブライト:
しかし、レンという少女の保護者となったのは、完全に君の私情ではないのかね。
マリル:
ふっ、勿論です。
私は数年前にレンの能力を発見しました。しかしその後に、彼女の両親が第二学園都市への移住を考えました……
そのため、いくつかの行動を取らざるを得なかった。
#C:
彼女の両親と兄が遭遇したという、あの飛行機事故……
もしかしてマリル閣下が―――?
マリル:
くくく、与り知りませんな。
ただあの小さくて可愛い奴の保護者は続けられましたね~。
華音流:
……
#C:
流石はSID主管の手管。本当、安心を感じざるを得ませんなぁ。
キルス:
新豊洲の平和と安定のため、多種の犠牲は必要だ。
マリルとSIDの仕事は実に完成されていて、とても鮮やかだ。
では現在各国で猛威を振るう時空位相波動についても、SIDはもっと多くの情報を持っているのではないかね?
華音流:
記録にはその娘は15才とある。あの高リスクなエリアに派遣するのは如何なものか……。
マリル:
リスクは大きいですが、その代償に価値があります。
レンが収集した情報から推察するに―――時空異変の本質は確立乱流です。
確立として1兆文の1に満たない事象が、100%確定した形で現れます。
ブライト:
まるで魔法じゃないか!
#C:
なんとも……夢にも思わぬ能力ですな……
ブライト:
いやいや、その状況なら理論的には可能だ。しかし超強力な観測者が必要とするのだから……
有り得ない。全人類の注意を一点に集中させたとしても、その観測強度には到達し得ない。
でなければ……
マリル:
でなければ、あらゆる異質物を創造する存在、ですね。
ブライト:
……
キルス:
ふぅーーー
キルス博士が長いため息をつくと、しばしの沈黙が訪れた。
「誰が異質物を作ったのか」という長年科学界が意図的に避けてきた話題。
「宇宙のビックバンを誰が引き起こした」のように、答えが偽証出来ないため、科学の討論に属さない。
ハッブル距離*1を研究しようとした科学者は、宇宙空間が膨張し、地球から超光速の速度で離れるように見えた。
『観測可能な宇宙』は真の宇宙の極々一部に過ぎない。私達は見えないものを意図的に回避しているのだ。
この当たり前の回避こそが、科学が安心できる本当の理由かもしれない。
もし本当に神と言われるような観測者がいるのならば、その存在の前では、地球上の人類と彗星の尾の埃にたいした差はないのだ。
この神は私達を顧みない……人類は自分で自分を救うしかない。
暗く冷たい宇宙の中で、これは最も恐ろしい事実だ。
莉琉:
...综上所述,『相位波动空间』是无序的大规模概率坍缩事事件
这种事件是由于在有限的时空,有限的尺度内召唤了超乎认知的观测者所致。
当召唤者的理智被观测者反噬,就会造成概率乱流引发时空异变。
但如果能进入异变区域控制住召唤者,就能从根本上消除其影响。
我已经在新丰洲的异变区域进行了多次试验,证明 这是一种行之有效的对策。
如果不加以干预,当异变空间完全蒸发,除了会造成区域性熵值暴增―――
还极有可能在蒸发点出现一个或多个丧失理智的超能力者,造成进一步破坏。
目前看来,理智丧失是不可逆的,这些袭击者的特 征符合中世纪历史卷宗对『女巫』的描述。
唯一值得欣慰的是,异变空间蒸发后,用常规手段也可以将女巫镇压。
以上。
一片死寂―――
加密通讯的另一头传出阵阵倒抽涼气的声音,除此以外,鸦雀无声。
即使是新丰洲权利顶端的人,一时也难以处理如此繁复的信息。
基尔斯:
确实......
在新丰洲由时空相位波动造成的破坏,要远少于其他学园都市。
我们之前一直认为,这是埃癸斯的效果所致。
......这样看来,这名少女的能力,确实有必要设为『机密』。
由莉琉直接监护,也是正确的选择。
布莱特:
但是你所说的这些,有证据吗?
莉琉:
SID保留了完整的监测数据。
而且有很多其他学园都市的异变区域附近出现无法沟通且破坏力强大的人型生物的情报。
前不久在江森变电所附近也出现过类似的情况。
这些信息,想必#C博士应该已经知道了吧?
莉琉紧盯着荧幕上的被加密的隐藏面孔。
#C:
莉琉阁下在开启反扫描模式的直升机上从江森变电所凯旋的英姿,自然是让人过目不忘。
如果是因为那个“怜”也在直升机上的话,在下就没有什么疑问了。
莉琉:
(看来南哲的部下并没有泄露情报)
我派小怜到天空酒店,也是为了防止在中立区域出现异变的情况。
没想到关键证物被另一伙人抢走了......
布莱特:
这么说你一开始就是冲着黄金蝴―――
基尔斯:
―――莉琉的判断是正确的。
那名叫做“怜”的姑娘,你们测试过她能力的启动方法或能力边界吗?
基尔斯快速打断了布莱特的话并转移了话题。
布莱特:
……
莉琉:
(哼,露出马脚了。)
由于需要特殊的防护设施,暂时还没有安排实验。
荧幕后方的人有些不满。
基尔斯:
如此特殊的资源,需要什么支持只要和元老院申请便好。
莉琉低下头,露出狡猾的笑容。
莉琉:
现在并不能确定,另一个维度的空间中,是否有我们无法应对的危险存在。
就算成功回收了某些人或物品,如何保证对方不存在攻击性呢?
毕竟历史上,可是有过“黑死病是由魔女的力量造成的”之类的传闻......
布莱特:
莉琉:
……
布莱特:
不如,把那个小怜带到我的实验室? 哈哈哈哈哈哈
布莱特爆发出一阵带着电流音的大笑声。
#C:
不知道这只小猫咪自己想要谁做主呢......可以的话,我也想尝试饲养呢~
基尔斯:
……
华音泷:
……
莉琉:
作为小怜的监护人,我拒绝二位的要求。
莉琉笑了笑。
莉琉:
不过―――
既然元老院对小怜如此看重 我倒有一个提议.........
マリル:
先に述べたように、『位相波動空間』は無秩序的大規模な確立崩壊事象です。
この事象は、限られた時空の、限られた規模の中で、認識を超越した観測者が召喚されることで発生します。
召喚者の理性が観測者に覆されると、確率乱流が時空異変を引き起こしかねません。
しかし、異変領域に進入し召喚者を制御した場合、その影響を根本的に排除できます。
既に新豊洲の異変エリアで幾度も試し、有効な対策であることを証明しています。
我々が介入しなければ、異変空間は完全に蒸発、領域エントロピー値が急激に増加します―――
また蒸発ポイントでは1人以上の理性を失った超能力者も発生し、更なる破壊が生じてしまう可能性があります。
現時点では、この理性喪失は不可逆的なものです。これらの攻撃者の特徴は、中世の歴史に書かれた『魔女』の記述に合致しているように思われます。
唯一喜ばしい事は、異変空間が蒸発した後であれば、通常手段で魔女を制圧出来ることです。
以上です。
辺りは静まり返る ―――
暗号化された通信の向こう側から涼しい音が鳴る以外、一切音が聞こえない。
いくら新豊洲トップとも言える人間でも、このような複雑な情報に即座に対応するのは困難だ。
キルス:
確かに……
新豊洲では、他の学園都市に比べ時空位相波動による破壊が遥かに少ない。
以前はアイギスの効果によるものと考えていたが。
……こうして考えると、この少女の能力は確かに『機密』とするべきだ。
マリルが直接監督保護するのは、正しい選択だ。
ブライト:
しかし君が言った事は、何か証拠でもあるのかね?
マリル:
SIDは、完璧なモリタリングデータを保持しています。
また、他の学園都市の異変区域付近には、意思疎通が不可能で強力な破壊能力を持つ人型生物の情報が数多く上がっています。
先日、江森変電所近郊でも同様の状況となりました。
この情報については、#C博士もご存知なのでは?
マリルはスクリーン上の暗号化により隠蔽された顔を見つめた。
#C:
逆走査モードのヘリで江森変電所から凱旋するマリル閣下の姿は、当然忘れることなど出来ませんとも。
もしそのヘリに「レンさん」が居たとしても、何の疑問もありませんなぁ。
マリル:
(南哲の部下は情報を漏らしていないようだな)
レンをスカイホテルに派遣したのは、中立区域に異変を生じさせないためです。
証拠品が別の集団に奪われるとは思いもよりませんでしたが……
ブライト:
そういえば最初、黄金の蝶を探していたようだが―――
キルス:
―――マリルの判断は正しい。
その「レン」という娘、能力の起動方法や境界についてテストしたことはあるのか?
キルスは即座にブライトの話を中断し、話題を変えた。
ブライト:
……
マリル:
(ふん、馬脚を現したか。)
特殊な防護設備が必要なため、当面は実験計画を立てておりません。
スクリーンの向こうから不満が上がる。
キルス:
これほど特殊な資源だ。必要なサポートなら何だろうと申請許可しよう。
マリルは頭を下げ、下卑た笑顔を浮かべた。
マリル:
現時点では、もう1つの次元空間に、我々が対処できないような危険が存在するか判断できません。
人や物品の回収に成功したとして、攻撃性が無いことを保証する方法はどうされますか?
歴史上において、「黒死病は魔女の力によるもの」という伝説もあります……
ブライト:
そもそもこんな面白い研究を全てマリル君に任せるわけにはいかないだろう。
マリル:
……
ブライト:
ならば、そのレン君を私の実験室に連れて行くのはどうだろう?ハッハッハッハッハ。
ブライトは爆発したかのような大きな笑い声をあげた。
#C:
子猫ちゃん自身が誰を飼い主にしたいかわかりませんからね………よろしければ、私も飼育してみたいですねぇ。
キルス:
……
華音流:
……
マリル:
レンの保護者として、お二人の要求を拒否させていただきます。
マリルは少し笑う。
マリル:
しかし―――
元老院の方々がここまでレンを重要視されている。ですので一つ提案があります……