【魔女兵器 翻訳】ACTIVITY.2_創傷反射 PART.9 セクション9
莉琉:
――什么?嫌疑人死了!?
SID探员:
对方将寓所改造得像个堡垒,并在收容队赶到后用重武器疯狂攻击......
莉琉:
收容队装备的不都是非致命武器吗?
SID探员:
是的,目标身上未发现致命伤。
推测死因是神经类药物摄入过量或失血过多......
莉琉:
.........我明白了,你下去吧。
SID探员:
是。
正当莉琉有些烦躁的翻阅着嫌疑人资料,爱衣走进了指挥室。
莉琉:
小怜已经顺利潜入了?
爱衣:
恩,应该已经稳定了~
这是.........嫌疑人的尸检报告?
安东尼奥·何塞·乌尔基萨.......七年战争期间在南 美活跃的军阀,只能勉强算个小头目吧。
可惜药物把他整个脑子都烧坏了,不然正好可以试试看用那个设备“拷问”一下的。
爱衣手中拿着一摞文件,边翻边十分惋惜的说道。
爱衣:
南美的话......果然袭击目标是法贝拉吗?
莉琉:
还不能确定。
莉琉盯着在大屏幕上展开的目标资料,神色凝重的摇了摇头。
莉琉:
从教堂找到的化学散布装置里,检测到微量的放射性标记物。
然后很轻松的就找到了有同样放射性标记特征的地理位置......就在新丰洲市内。
爱衣:
哦呀?自己主动送到嘴边的犯人呢~
莉琉:
所以才不可信―――
爱衣:
安东尼奥.........这个家伙有伤害法贝拉的动机吗?
莉琉:
有,而且非常充分。
战争的第二年,南美经济全线崩溃,之后就陷入了长期的军阀混战......
当时法贝拉在战乱中失去双亲,被一个上校收养后一直在军队长大。
后来她展现出了野兽般的战斗天赋,还成了年龄最小的亲卫队员。
据说她曾单枪匹马潜入敌方阵地,悄无声息的干掉了对面的指挥官——安东尼奥的长子。
爱衣:
这样的动机倒是说得过去.........
莉琉调出了一张男性的军装照,并示意爱衣抬头看屏幕。
莉琉:
而收养法贝拉的那个上校,就是卡洛斯·布兰科。
爱衣:
那个“丘伦河屠夫”布兰科!?
六大学园都市组成联合议会不久,就发生了震惊全球的“丘伦河大屠杀”。
4.6万名平民在丘伦河畔被处决,血液一路沿河而下,将下游的安赫尔瀑布染成了红色。
连续几周全世界的媒体轮番报导,并认为当时最大的军阀卡洛斯·布兰科是那次大屠杀的主谋。
一幕幕触目惊心的画面激起了民众积压已久的反战情绪,“丘伦河屠夫”的外号也被迅速传开。
マリル:
――何?容疑者が死んだ!?
SID捜査員:
相手は住居を砦のように改造しておりました。収容隊が駆けつけると重武器で狂乱したように攻撃を仕掛けてきまして……
マリル:
収容隊の装備は非致死性武器じゃなかったのか?
SID捜査員:
はい、目標に致命傷は見られません。
死因は神経系薬物の過剰摂取あるいは失血過多と推測されます……
マリル:
……分かった、引き上げてくれ。
SID捜査員:
了解しました。
マリルが少しイライラと容疑者の資料を見ていると、アイが指揮室に入ってきた。
マリル:
レンは無事潜入したか?
アイ:
うん、もう安定しているはずだね~
これは……容疑者の検死報告?
アントニオ・ホセ・ウルキサ………7年戦争中の南米で活躍した軍閥ねぇ。せいぜいの小勢の長ぐらいにしかならなかっただろうね。
残念なことに薬で脳全体が焼けてしまったのか。そうじゃなければ、あの装置の「拷問」を丁度試せたのに。
手にもった資料をひっくり返しながら惜しそうに言った。
アイ:
南米ってことは……やっぱり狙いはファビオラ?
マリル:
まだ断定できない。
マリルはスクリーン上で展開されているターゲットの資料を見つめ、表情を重々しくして首を横に振った。
マリル:
協会で見つけた科学散布装置から、微量の放射性マーカーが検出された。
そして同様の放射性マーカーの特徴を持つ地理的位置が簡単に見つかった………新豊洲市内でな。
アイ:
おや?自ら口を割っちゃう犯人なんだね~
マリル:
だから信用できない―――
アイ:
アントニオ……こいつがファビオラに手を出す動機ってあるのかい?
マリル:
有る。それも十分にだ。
戦争の翌年、南米の経済全線が崩壊した。その後長期にわたる軍閥による混戦に陥った……
当時ファビオラは戦乱で両親を亡くし、ある大佐に引き取られて軍隊で育った。
その後彼女は獣の如き戦闘の才能を現し、最年少で親衛隊員になる。
彼女は単身で敵陣に忍び込み、音も無く相手方の指揮官を倒したという―――そいつがアントニオの長男だ。
アイ:
そういう動機ならまぁ筋は通っているね……
マリルは軍服を着た男の写真を出し、アイにスクリーンを見るように指示した。
マリル:
ファビオラを引き取った大佐は、カルロス・ブランコだった。
アイ:
あの「チュルン川の屠殺者」のブランコ!?
6大学園都市が合同議会を結成して間もなく、世界を驚かせた「チュルン川大虐殺」が起きた。
4.6万人の庶民がチュルン河畔で処刑された。血液が川に流れ下り、下流のエンジェルフォールが赤く染まったのだ。
世界中のマスコミが数週に渡り、当時最大の軍閥だったカルロス・ブランコが大虐殺の首謀者だと報じた。
ショッキングな映像は民衆の反戦感情をかき立て、「チュルン川の屠殺者」の異名も急速に広まった。
很快,联合议会宣布卡洛斯·布兰科犯有反人类罪及种族灭绝罪,并进行了第一次联合军事行动。
随着一枚LAnCE下钻地弹精准的打入布兰科藏身的山洞,南美的军阀割据时代也就此结束。
联合议会借此机会树立了和平与正义的形象,并宣布将六个成员国首都改名为『学园都市』。
早速、連合議会はカルロス・ブランコに人道に対する罪や集団殺害罪を宣告し、初めての合同軍事行動を行った。
LAnCE*1がブランコの隠れ家に的確に撃ち込まれると、南米の群雄割拠の時代も終わりを告げた。
合同議会はこれを機会に平和と正義のイメージを打ち立て、6カ国の首都を『学園都市』と改名することを発表した。
莉琉:
――至少,历史书上的官方版本是这样的。
莉琉嘴角划过一抹冷笑,爱衣也心领神会的点了点头。
爱衣:
那之后,南美的其他六个军阀就像约好了一样人间蒸发,地盘也乖乖乖交给联合议会的傀儡接管.........
你一定知道里面的内情吧?
爱衣像只好奇的小猫一样凑近莉琉,用胳膊肘贈了蹭她的腰。
莉琉:
屠杀确实发生过,只不过死者分别来自那六个军阀的地盘。
他们不约而同的将人运到一处然后.........
是因为有人许以重金给他们做这样的指示。
而唯一拒绝接受的,就是卡洛斯·布兰科。
于是他就被塑造成为这个时代的“必要之恶”。
爱衣:
做出指示的难道是—!?
爱衣恍然大悟。
爱衣:
所以那几个人间蒸发的军阀,应该是达成交易拿一大笔钱,然后改名换姓逍遥快活去了..........
莉琉:
而这些送到嘴边的证据,一开始应该是给联合议会保安军准备的。
爱衣:
联合议会发现安东尼奥又跑回来报仇的话,一定希望尽快结案而不会深查。
怪不得有那么多别扭的地方.........
莉琉:
哦?说说看~
爱衣:
死者血液里检出的致幻剂,与法贝拉体内检出的类型一致。
莉琉:
这我知道。
爱衣:
还检测到一种兴奋剂,是军阀常用来保持士兵神经机警敏锐的药物——这种药物过量才是其死因。
莉琉:
这些在报告里也有写。
爱衣:
那种兴奋剂可以放大神经感官,不管是听力、触觉 都会变得十分敏感
莉琉:
……
爱衣:
以他的血药浓度,被橡胶子弹打中的话,痛感应该会像被炮弹击中一样才对。
莉琉:
但交战持续了20分钟,目标先后数次被击中......
根据现场录像,从交战第五分钟就能清晰的看到目标,期间未有注射药物的动作。
爱衣:
解剖也没发现神经系统病变...
这、这难道就是抖M的极致吗!?
莉琉熟练的拿起纸卷,敲了下爱衣的脑袋。
爱衣:
呜......对了,将斯库尔德带到公园的人查到了吗?
莉琉:
那个人完美的避开了每一个摄像头,如果是绑架犯的话手艺堪称是教科书级的。
爱衣:
熟悉附近的摄像头位置,背着小萝莉在市区内走了 两公里还不会被人怀疑嘛......
莉琉:
线索就这么多了。
莉琉一只手摸着下巴思考。
莉琉:
如果安东尼奥是被特意安排的“凶手” ........
估计幕后主使指向的是法贝拉『魔女』的身份。
我估计他们并没达到目的。
但因为样本太宝贵,与其让她死在自己手上不如留 给联合议会......
爱衣:
所以才消耗了一只这么宝贵的“替罪羊”吗?
莉琉:
体内寄宿了火焰魔法的魔女......... 『活的信息』.........
信息! ?
莉琉看向爱衣,二人同时明白了什么。
莉琉:
如果那些人的目的是窃取信息的话..........
爱衣:
播磨脑研的设备所用的技术是基于一些公开发表的论文作为原理的......
莉琉:
那么他们应该和我们遇到了相同的问题―――
マリル:
――少なくとも、公式とされている歴史書ではそうだ。
マリルは口元に一抹の冷笑を浮かべ、アイもうなずき返した。
アイ:
その後、南米の他の6つの軍閥は示し合わしたかのように人が消え、地盤も合同議会の傀儡に引き継がれた……
実はその内情を知っているんじゃないのかい?
アイは好奇心を持った子猫のようにマリルに近づき、彼女の腰を肘でつついた。
マリル:
虐殺は確かに発生したが、死者はそれぞれ6つの軍閥の勢力から来ている。
彼らは期せずして人を1ヶ所に集め、そして………。
多額の金でそのような指示が出されたからだ。
受け入れを拒んだのは、カルロス・ブランコだけだ。
そして彼はあの時代の「必要悪」として形作られた。
アイ:
指示を出したのは誰なんだい―――!?
アイがはっと気づく。
アイ:
つまり、あの人が消えた軍閥は、取引を成し遂げて大金を手にしたということか。そして改名して悠々自適に暮らしたと………。
マリル:
これを口にした証拠は、まず連合議会の保安軍に備え付けられたはずだ。
アイ:
連合議会がアントニオを発見し、未だに復讐に駆られているのを確認したとしたら。間違いなく事態を深く調査せずに早期解決を望むだろうねぇ。
道理で変なところがあるわけだ……
マリル:
お?何だ話してみろ
アイ:
死体の血液から検出された幻覚剤は、ファビオラの体内で検出されたものと同じだよ。
マリル:
それは知っている。
アイ:
また覚せい剤も検出されたよ。軍閥が兵士の神経を鋭敏に保つために使われる薬で―――この薬の過剰摂取が死因だね。
マリル:
それもレポートに書かれているな。
アイ:
この覚せい剤は神経感覚を大きくし、聴覚、触覚も非常に敏感になるんだ。
マリル:
……
アイ:
彼の血中濃度なら、ゴム弾に当たっただけでも、砲弾に当たったような痛みが感じられたはずだ。
マリル:
しかし交戦は20分続き、目標に何度も当たっていた……
現場の映像からすると、交戦から5分目辺りで目標をはっきりと視認できるが、その間に薬物を注射するような動きは無かった。
アイ:
解剖でも神経系の病気は発見されていないねぇ……
こ、これがドMの極みってこと!?
マリルは馴れた手つきで巻紙を取り、アイの頭を叩いた。
アイ:
うぅ……そうだ、スクルドを公園に連れ込んだ連中は?
マリル:
完璧にカメラを避けている、誘拐犯としてならその手業は教科書に載せたいぐらいだ。
アイ:
付近のカメラの位置を熟知していても、幼女を背負って市外街を2キロも歩いたら疑われそうなものだけど………
マリル:
手がかりはこれだけある。
マリルは片手で顎に触れ思案する。
マリル:
もしアントニオが意図的に用意された「犯人」なら……
黒幕の狙いは、ファビオラの『魔女』という身分だ。
私は彼らが目的を達成していないと推測している。
しかし貴重なサンプルだ。死なせてしまうぐらいなら連合議会に残すほうが良いだろう……。
アイ:
だからあんな貴重な「スケープゴート」を消耗したってことかい?
マリル:
炎の魔法を体内に宿した魔女………『生きる情報』………
情報!?
マリルがアイに目を向けると、同時に何かを察知した。
マリル:
もし彼らの目的が情報の窃取だとするならば……
アイ:
播磨脳研の設備で用いられている技術は、公表された論文を原理としているね……
マリル:
彼らも我々と同じ問題に直面したはずだーーー
前四名潜入法贝拉大脑的探员,看到的都是那堵无 限延伸的墙壁。
就像防止入侵者的防火墙一样......
爱衣:
如果是攻击性防火墙的话
莉琉:
爱衣,随时准备唤醒小怜。
最初にファビオラの脳に潜入した捜査員4人は、無限に伸びた壁を見た。
侵入者を防ぐファイアウォールのように………
アイ:
もし攻撃性を持つファイアウォールなら……
マリル:
アイ、いつでもレンを起こせるようにするんだ。