魔女兵器メモ

日本、中国版で魔女兵器プレイ中。中国版では自分用にストーリーの意訳とか。ざっくり意訳なんで気になる人は原文確認してくだせぇ。攻略情報は魔女兵器wiki 新豊洲支部へ。

【魔女兵器 翻訳】ACTIVITY.3_黙示録 PART.17 第17章_20180925修正

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索娅一边笑着吐槽,身体一边慢慢倾向我,把头靠在我的肩膀上。

索娅:

 ...谢谢你,小怜。

小怜:

 等回去让爱衣帮你检查一下吧......... 她很厉害的,总会有―――

索娅突然将左手食指放在我嘴前摇了摇头,见我没再继续说下去,她又将头靠了过来。

我们就这么静静的看着楼下的流光溢彩,明明是繁华喧闹的集会,却能感到一种异样的宁静。

到底该怎么形容她呢......

先驱?开拓者?冒险家?

那些词都曾在我的脑海中一闪而过,但每次话到嘴边又觉得不对―――

无论索娅还是那些人类的祖先,在离开熟悉的家园去探索未知区域时,都会面对巨大的恐惧吧。

在那种明明怕的要死、却又充满期待和兴奋的心情中……

一边谨慎观察周围环境,一边小心择路斩荆前行......

那时谁还有空管什么“对种群和历史的意义”啊。

游行队伍里那些变换各种姿势拍照的家伙们,才是 在拼命证明着自己的意义吧?

每个人都想方设法彰显自己的与众不同,却不自觉的构成了下面这只庞然大物...

在来这里的车上,广播报道一个记者在现场采访示威人群。

随机受访的23个人里,只有一人能在世界地图上 指出马萨达堡的大致位置。

有一半人甚至说不出他们参加的游行在反对什么。

……意义真的那么重要吗?

忽然,手机的来电震动声将我的思绪拉回,我接听时自觉的打开了免提。

小怜:

 莉琉吗?

爱衣:

 两个小家伙真不乖呀―――

小怜:

 爱衣?!

爱衣:

 话说你俩怎么跑到第一大道去了!还在那么高的位置,去看人海吗!?

爱衣的语气罕见的有些担心,我发现一台无人机正悬停在前方的半空中,幽怨的看着我们。

爱衣:

 莉琉不知道去哪了,我是来告诉你们刚才贝阿特丽切送来电池的分析结果......

 总之先说要紧的―――

 可以确定,那个电池与异质物有关,而且是马萨达堡的军工企业制造的。

小怜:

 果然......是异质物武器?!

爱衣:

 至少那种发光的粘稠液体在生产过程中有异质物的参与......目前还无法解析出它的成分。

 基本上可以把那东西当做一种燃料电池,封装在电池外壳内的液体会随着放电被消耗。

 不知为什么,可能因为他们急着出货,连MMI的出厂编码都没磨掉就重新喷装了

 就连限压器也是外置在电池盒上的.........

爱衣的语气中带着一些困惑。

索娅:

 电池盒.........限压器?

爱衣:

 啊,你们没见过那东西的样子吧?

 7.2厘米高的金属圆柱体,除了两头的正负级,周 身覆盖着绝缘层,就像一节放大的AA电池―――

 电池侧面有个机械结构的挡板,推开下面是两个金属触点。

 只要在触点上施加一个很低的电压,就能控制电池正负极的放电强度。

 外置电池盒上有个40微伏的限压器,那个结构正 好可以推开挡板并限制触点的输入电压。

小怜:

 为什么听起来像是用电池驱动的电池.........

给光能手电筒用做备用电源吗?!

索娅:

 因为它们最初并不是作为电池被制造出来的―――

索娅的表情严肃起来。

索娅:

 简直就像是......武器的机械保险和点火装置。

爱衣:

 我测算了一下电池的能量―――

 确实如电力公司的情报描述:一节电池可以让功率为6瓦的微型监控设备运转20天左右。

小怜:

 似乎.........没什么大不了的?

 (功率是什么乘什么来着??)

爱衣对我无可救药的物理默哀了一秒。

爱衣:

 2.88千瓦时,足够你的手机用半年了......

小怜:

 这么厉害!!?

因为我最近越来越习惯用伊露卡给手机和掌上游戏机充电,总被安妮念叨 .......

索娅:

 等等,如果去掉限压器会怎样?

爱衣:

 我打电话就是为了提醒你们.........

 我发现输入在1到500微伏范围内,输出也会成正 比放大,但超过500微伏后就没有输出了。

 然后我一路升高电压到32伏时,电池突然放出一道强烈的白光.........

小怜:

 ―――!

爱衣:

 高速摄像机显示,电池里的液体在不到1毫秒的时间里瞬间耗尽―――

 剧烈的放电把隔离室的天花板都烤糊了,墙面和地板都布满了树状分布的焦痕。

小怜:

 什么??

我忽然想到,之前在天空酒店被雅各突袭,他手下使用的放电武器......

一道强光之后,房间内也是遍布着那种树状灼痕。

爱衣:

 上次打在安妮身上的能量要比这个小得多,而且武器上有指向性装置,不然房间里谁都逃不了。

 而32伏,是马萨达国防军电子脉冲点火武器通用 的下限激发电压。

接着,爱衣停顿了片刻一

爱衣:

 2.88千瓦时的能量,相当于2.5公斤的TNT炸药...

 虽然电池不像炸药能产生破坏力强劲的冲击波,但 也足以对半径10米内的人员造成致命伤害。

 而现在协约非武装区的每个路灯上,都装着那种东西.........

我看着楼下密密麻麻人群,不禁倒抽了一口凉气。

小怜:

 可恶!雅各那家伙......

索娅:

 等一下―――

索娅忽然打断我们。

索娅:

 按刚才爱衣的说法,马萨达应该是最不希望那些电池爆炸的吧?

爱衣:

 确实如此。

索娅:

 仓促的没有磨掉编码就喷涂,用现有的武器库存临时套上一个限压器......

爱衣:

 听起来更像是为了应付联合议会突如其来的大规模订单?

索娅:

 万一爆炸的话,每颗炸弹上都刻着自家的出场编号 ...岂不太蠢了。

爱衣:

 而且这种大规模市政改造工程,有无数人要参与物流、安装和维护工作......情报控制太困难了。

小怜:

 好像.........确实是这么回事?

 要说现在最奇怪的,还是贝阿特丽切报告的那几个病例吧?

爱衣:

 莉琉让疾控中心发布了4级感染警告,目前全市20 多个病例全都集中在协约非武装区内。

 但这种电池确实不会产生精神类的效果,模因检测的色相也全都正常......

我们沉默不语,一切似乎又回到了原点。

我出神的盯着楼下,密不透风的人群中,每隔十几 米就有一盏路灯.........

刚在下面,索娅和我讨论的那个问题是什么来着?

 

ソヤは笑いながらツッコミを入れると、体をゆっくりと俺の方を向け、頭を俺の肩にもたせかけた。

ソヤ:

 ……ありがとう、レンさん。

レン:

 帰ったらアイに診てもらおう………。あいつはとても凄いんだ、なんとなるって―――。

突然ソヤが左手の人差し指を俺の口の前に置くと、首を横に振った。俺がそれ以上話を続けないのを見ると、また頭を寄せてきた。

俺達は静かに地上の彩られた流光を見ていた。賑やかで騒々しい集まりなのに、異様な静けさを感じる。

彼女をどう形容すればいいだろう……。

先駆者?開拓者?冒険家?

それらの言葉が俺の頭によぎるが、その度に、言葉にするのには何かおかしいと思った。

ソヤも人類の祖先も、馴染み深い家を出て未知の領域を探索する時は、大きな恐怖に直面したはずだ。

死ぬほど恐ろしいというのに、期待と興奮に満ち溢れている……。

周囲を注意深く観察しながら、茨の道を進んでいく……。

あの頃は誰が「個体群と歴史の意義」というものを気にかけていたのか。

デモ隊の中で様々なポーズに変えて写真を撮っている連中こそ、自分の意義を必死に証明しようとしているのではないだろうか。

誰もがどうにかして自分の個性を示そうとしているのに、知らない内に下のような巨大なものを構成してしまう……。

ここへ来る車の中で、1人の記者がデモ現場を取材していた。

ランダムにインタビューした23人のうち、1人だけが世界地図でマサダブルクのおおよその位置を示すことが出来た。

その内半分は参加しているデモが何に反対しているのかさえ言えなかった。

……意義ってそんなに重要なのか?

突如、携帯の着信音が俺の思考を引き戻した。俺は電話に出る時に、とっさにハンズフリーで開いた。

レン:

 マリルか?

アイ:

 二人とも本当に悪い子だねぇ―――

レン:

 アイ!?

アイ:

 ところで君達はどうして第一通りに行ったんだ!まだそんな高い所で、人の海を見ているのかい!?

アイの声は珍しく心配しているようだ。俺達の前方の宙にドローンが留まり、こちらを見ていることに気づいた。

アイ:

 マリルがどこに行ったのかはわからない。ただ先程ベアトリーチェが送ってきたバッテリーの分析結果を伝えたいんだ……。

 まずは要点を話そう―――

 このバッテリーは異質物と関連していて、マサダブルクの軍事企業が製造したものだと明らかになった。

レン:

 やっぱり……異質物兵器なのか!?

アイ:

 少なくともこのどろどろした液体は生産過程で異質物が関与しているはずだね……現在この成分を解析することは出来ない。

 基本的には燃料電池として使うことが出来るんだ。バッテリーケースに入れられた液体は放電により消費される。

 何故だか知らないが、彼らは出荷を急いでいたようで、MMIの出荷コードを磨かず塗装し直していた。

 電圧リミッターもバッテリーケースに外付けされているが……

アイの語気には戸惑いがある。

ソヤ:

 バッテリーケースに……電圧リミッター?

アイ:

 ああ、君達は実物を見たことが無かったね?

 全長7.2センチの金属円柱で、両端の正負電極を除けば、全体が絶縁層に覆われている。例えるならAA電池*1を大きくしたようなバッテリーだ。

 バッテリーの側面には機械構造の邪魔板があり、下には2つの金属ターミナルがついている。

 ターミナルに低い電圧をかければ、バッテリーの正負極の放電強度をコントロールできる。

 外付けのバッテリーケースには40マイクロボルトの限界があり、邪魔板を開くことでターミナルの入力電圧を制限できる構造になっているのさ。

レン:

 なんか電池で動く電池みたいに聞こえるな……

太陽電池の予備電源として懐中電灯を使うか!?

ソヤ:

 最初はバッテリーとして作られたものでは無いからですわ―――

ソヤの表情が真剣なものになる。

ソヤ:

 まるで……武器のマシンセーフティと点火装置ですわ。

アイ:

 バッテリーのエネルギーを計測してみたんだが―――

 確か電力会社の情報によれば:バッテリー1本で、6ワットの小型監視装置を20日間稼動させることが出来る、だったかな。

レン:

 なんだ……大したことなさそうじゃん?

 (電力って何に何を掛けるんだっけ??)

アイは俺の救いようが無い物理の知識に対し1秒程黙祷をした。

アイ:

 2.88kWh、レンちゃんの携帯なら半年使うのに十分な量だよ………。

レン:

 すごいな!!?

最近はイルカで携帯やゲーム機を充電することが当たり前になってきていて、いつもアンネに小言を言われてる……。

ソヤ:

 待ってくださいまし、もしリミッターを外したらどうなりますの?

アイ:

 私が電話したのは君達に警告するためさ……。

 入力が1~500マイクロボルトの範囲内であれば、出力も比例して拡大するとが判明した。しかし500マイクロボルトを超えると出力がなくなるんだ。

 そして私が32ボルトまで電圧を上げると、バッテリーは突然強い白光を出した……。

レン:

 ―――!

アイ:

 高速カメラの映像によれば、バッテリー内の液体は1ミリ秒未満で瞬時に使い果たされていた―――

 激しい放電は隔離室の天井を焦がし、壁面と床は樹木状に分布した焦げ痕で覆われていた。

レン:

 なんだって??

ふと、以前スカイホテルでジェイコブに襲われた時に、ジェイコブの部下が使った放電武器を思い出した。

強い光のあと、部屋の中はその樹のような焼け跡が広がっていた。

アイ:

 この前アンネが喰らったエネルギーはこれよりずっと小さい。それに武器には指向性装置があった。そうでなければ部屋に居る人間は誰も逃れられないはずさ。

 一方32ボルトの方は、マサダ軍の電子パルス点火兵器に通じる下限励起電圧だ。

そして、アイは少し間をとった。

アイ:

 2.88kWhのエネルギーなら、TNT換算で2.5kg相当だ……。

 バッテリーは爆薬のように強力な破壊力を持つ衝撃波は生まないが、半径10メートル以内の人間に致命傷を与えるには十分さ。

 現在、協定非武装区の街灯の上には、そんなものが入っているんだ……。

俺は下の人だかりを見て、思わず息をのんだ。

レン:

 くそっ!ジェイコブの奴………

ソヤ:

 ちょっと待ってくださいまし―――

ソヤが突然俺達を中断させた。

ソヤ:

 先程のアイさんのお話からしますと、マサダはバッテリーが爆発するのを最も望んでいないのではないですの?

アイ:

 その通りさ。

ソヤ:

 急ぎのためコードを消さずに塗装し、現有する武器在庫から緊急用のリミッターを取り付ける……。

アイ:

 連合議会の急な大規模発注に対応しているように聞こえるだろう?

ソヤ:

 どの爆弾にも自国の出荷コードが刻まれてますわ、万が一爆発でもしようものなら………あまりにも愚かですわ。

アイ:

 しかもこれ程大規模な市政改造工事となると、物流、設置、メンテンナンスと無数の人が参加しなければならないから……情報制御が困難だ。

レン:

 確かに……どういう事なんだ?

 もっと言うなら今一番変なのって、ベアトリーチェが報告していた複数の症例だろ?

アイ:

 マリルは疾病制御センターにレベル4の感染警告を発表させたよ。現在、全市の20数例にも及ぶ症例は協約非武装区に集中しているんだ。

 でもこのバッテリーには間違いなく精神的な効果はないんだ。ミーム検査の色相も全てクリアだったし………。

俺達は黙ってしまう。全てが振り出しに戻ったみたいだ。

ぼんやりと下を眺めた。風を通さない人の群れの中、十数メートル毎に街灯が立っている……。

ちょうど下にある、俺とソヤが話していた問題とは何だった?

 

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小怜:

 游行队伍的边界是不是太清晰了―――

索娅:

 嗯?

爱衣:

 什么意思……

会不会答案一直都在我们眼前,但因为街道上存有太多干扰,才一直被忽略了―――

小怜:

 我记得莉琉说过,这次联合议会的市政改造统一更换了市电路灯的照明和监控系统吧?

爱衣:

 没错。

小怜:

 ―――那为什么,会有明显两种颜色的路灯?

第一大道上,发着暖黄色光的路灯为游行的人群勾勒出了清晰的边界。

而旁边几乎没人的分支道路上,路灯却是白色的自然光。

电话那边传来一阵急促的敲击键盘声。

爱衣:

 我查了一下,这次统一更换的是4500K色温的长效LED灯芯,应该是偏白色的自然光。

我和索娅四目相对,努力回想着今晚的经历。

 

レン:

 デモ隊の境界がはっきりし過ぎていないか―――

ソヤ:

 うん?

アイ:

 どういう意味だい……

答えはずっと俺達の目の前にあったのではないだろうか。ただ街には様々な干渉があったから、ずっと見落としていたんだ。

レン:

 マリルが言っていたことを覚えてる。今回の連合議会の市政改造は、市電灯の照明と監視システムを統一的に変えたものなんだよな?

アイ:

 そうだね。

レン:

 ―――ならどうして、明らかに色の違う2種類の街灯があるんだ?

第一通りでは、暖かい黄色の光を発した街灯が、人々の群れの境界をはっきりと描いていた。

その隣のほとんど人がいない分岐道路では、街灯が白い自然光であった。

電話の向こうから慌しくキーボードを叩く音が聞こえる。

アイ:

 調べてみたが、今回統一的に交換したのは4500K色温度の長効型LEDだ。白寄りの自然光のはずさ。

ソヤと目と目を合わせ、今夜のことを思い出そうとした。

 

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刚才从监控中看到联合议会大厦门口的警戒线,确实有大面积的黄色光源。

索娅:

 电器街的路灯,好像也是暖黄色的......

 

先程の監視映像では、連合議会ビルの入り口の警戒線が見えた。確かに広範囲に広がる黄色いの光源があった。

ソヤ:

 電気街の電灯も、暖かな黄色でしたわ……。

 

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发生骚乱的电器街密布着炫目的霓虹招牌和广告灯箱,暖黄色的路灯完全能自然的融入。

小怜:

 今天电器街的气氛,确实兴奋得有些不正常...

 相反的,路灯颜色发白的街道,似乎都没什么人。

 

騒動が起きた電気街は、鮮やかなネオン看板や広告灯に囲まれているから、暖かい黄色の街灯は自然に溶け込むことが出来る。

レン:

 今日の電気街の雰囲気は、確かに興奮しているようで少し普通じゃなかった……

 逆に、街灯が白かった道は誰もいなかった。

 

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索娅:

 咱们逃出来的那个警局外面!

小怜:

 还有...

 

ソヤ:

 ワタクシ達が抜け出したあの警察署の外!

レン:

 それと……

 

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新井中央公园门外,那条冷清的小路―――

索娅:

 难道说...

 

新井中央公園の門の外にあった、あの寂しい小道―――

ソヤ:

 もしかして……

 

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索娅:

 门的后面―――

小怜:

 嗯?

索娅:

 那刺眼的金光....

小怜:

 该不会是―――

索娅二话不说,拉起我的手就向电梯跑去。

 

ソヤ:

 扉の後ろ―――

レン:

 うん?

ソヤ:

 あの眩しい金色の光は……

レン:

 まさか―――

ソヤは何も語らず、俺の手を引いてエレベータに向かった。

 

 

 

*1:日本で言う単三電池。世界的にはAAのが一般的。