魔女兵器メモ

日本、中国版で魔女兵器プレイ中。中国版では自分用にストーリーの意訳とか。ざっくり意訳なんで気になる人は原文確認してくだせぇ。攻略情報は魔女兵器wiki 新豊洲支部へ。

【魔女兵器 翻訳】CHAPTER.2_守りたい彼女、守られたあなた PART.19『緊急任務』

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 爱衣:

 从训练的数据看,小怜的身体素质和普通的女高中生没什么区别。

 唯一亮眼的是眼手配合能力,估计与她游戏账号上那串白金奖杯有关......

 安妮单独训练的时候好一些,可以达到同年龄竞技选手的水准。

 但上次观测到她们俩再次一起消失在异变区域的时候就完全不同了。

莉琉:

 哦?发现了什么有趣的?

爱衣:

 虽然普通人不一定能感觉到......

 但跟踪她们的无人机上『玻尔兹曼探针』的记录多次爆表,回收的时候已经坏掉了。

莉琉:

 不可能,如果探针无异常的话...那样的话在场的人……

 不,恐怕大半条街道都会气化了。

 而且你把那么贵的玩意儿装在无人机上想做什么!

 莉琉卷起报表,精准的敲到了爱衣的头上爱衣发出一声短促的呻吟。

爱衣:

 嘛......所以说不是热量,信息熵的暴增也可以达到这种效果啦。

 她们两个人,居然将概率不足万亿分之一的事件, 以100%确定的形式表达了出来。

莉琉:

 既然安妮是魔女,那小怜......算是『异质物』所造就的容器么?

 就像是小怜驱动了魔女和她们魔法一样……

爱衣:

 就像是超级电池塞进了带震动电机的硅胶棒一样...

指挥室传出一声巨响,爱衣的头上长出一个包。

莉琉:

 真为纳税人感到悲哀,他们缴那么多稅金,怎么会培养出你这种人呢?

爱衣:

 科学就是需要永远饥渴难耐的好奇心嘛~

莉琉:

 ......亏你好意思说出来。

爱衣:

 你不是也经常给我的战研部指定奇奇怪怪的研发目标嘛.........

 而且现在也一副在打主意的样子呢。说吧说吧,你想干什么?

爱衣发现了莉琉嘴角还没来得及收敛的微笑。

莉琉:

 既然已经接受了一段时间的训练,是时候该看看小朋友们的成果了。

 (异质物,洛斯金杯,魔女,时空相位波动,都被她串联起来......)

 (只有她在场的时候,安妮才能进出异变区域) (那安妮消失的这七年......)

爱衣:

 这个表情......想让无知少女直面危险吗?

莉琉:

 现阶段还没有收集到足够的信息,对于不可言说的事只能保持沉默。

爱衣:

 哼~我还是比较喜欢维特根斯坦的另一句话。

莉琉:

 真正神秘的,不是世界为何存在......

 而是世界竟然存在。

 我当然会按照自己的原则做的。

爱衣:

 我当然知道~

アイ:

 訓練のデータからみると、レンちゃんの資質は普通の女子高生と変わらないね。

 唯一目を見張るものがあるとしたら眼と手の協調性かな、彼女のゲームアカウントのプラチナトロフィーが関係してると推測できるけど……

 アンネの単独訓練はレンちゃんよりまだ少し良い。同年齢の競技選手レベルに達しているね

 しかし前回彼女達が再び異変領域に消えていった時、全く違っていた。

マリル

 ほお?何か面白い結果が?

アイ:

 普通の人間には感じられないが……

 彼女達を追跡していたドローンの『ボルツマン探針*1』の記録は何度も爆発を観測し、回収した時には壊れていた。

マリル

 ありえない、探針に異常があったなら……その場に居合わせた人間は……

 いや、恐らくほとんどの市街は気化していただろう。

 というか、あんな高価なものをドローンに詰め込むとか何を考えている!

マリルはレポートを丸め、アイの頭上を的確に叩いた。アイは短いうめき声をあげた。

アイ:

 いやぁ……熱ではなくて、情報エントロピーの急増に効果的だったから。

 彼女ら2人は、確立が1兆分の1にも満たない事件を、100%確定した形で表した。

マリル

 アンネは魔女だ、レンは……『異質物』が作り上げた器か?

 まるでレンが魔女とその魔法を動かしているようだ……

アイ:

 スーパー電池がバイブ付きのシリコン棒を押し込んでいる様に……

指揮室から大きな音がして、アイの頭にこぶができた。

マリル

 さすがに納税者が哀れに思う。あんなに多額の金を払って、どうしてお前のような人間を育てることになる。

アイ:

 科学には永遠に飢えた好奇心が必要なのだよ~

マリル

 ……よくも言えたものだ。

アイ:

 あなたも私の戦究部に奇怪な研究開発目標をよく指定しているじゃない……

 そして今も考えている様子ね。言ってみて、何をする気なの?

アイはマリルの口元に収まらない笑みに気付いた。

マリル

 訓練を受けさせた以上、そろそろ子供達の成果を見なくてはな。

 (異質物、洛斯金杯、魔女、時空位相波動、全て彼女に直結される……)

 (アンネは彼女と一緒にいる時だけ異変エリアに出入り出来る)(アンネが消えた7年間……)

アイ:

 その表情は……無垢な少女を危険に直面させたいのかな?

マリル

 現段階ではまだ十分な情報が集まっていない、だから語りえぬものについては沈黙しなければならないな。

アイ:

 ふ~ん、私はやっぱりウィトゲンシュタインのもう一つの言葉のほうが好きかな。

マリル

 神秘とは、世界がいかにあるかではなく……

 世界があるというそのことである。

 私も当然自分の原則に従ってやるさ。

アイ:

 勿論しってるよ~

 

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我和安妮突然接到莉琉的命令,叫我们紧急返回寓待命。

小怜:

 是紧急任务吗?!

莉琉:

 这个嘛......( 盯一一一)

小怜:

 莉、莉琉小姐?

 (怎么觉得今天莉琉的眼神有点奇怪.........)

莉琉:

 该说,一日不见,如隔三秋吗?  你可是成长了不少啊一一

小怜:

 是阿......虽然生活上还是有一些地方不太习惯。

莉琉:

 哦?不习惯?

小怜:

 比如说,战服的设计......... 也太令人害羞了吧?!

安妮:

 明明很帅气!

莉琉:

 上衣的尺寸已经不合适了? 需要重新测量一下嘛。

小怜:

 不、不是那个意思!

莉琉向我伸出双手,我识破她的意图,连忙躲避。

小怜:

 呃——没有没有!很合适非常合适!

莉琉:

 嘁。

小怜:

 (你在可惜什么啊!)

安妮:

 果然,小怜还在长身体啊.........

安妮露出羨慕又失落的表情。

小怜:

 安妮—! 怎么连你也......

安妮:

 我也想和小伶一起长大啊~!——可惜,我的时间是静止的。

时间是静止的............和魔女有关吗?

安妮开朗的表情里里露出难以掩饰的哀伤,气氛一下子沉重了

小怜:

  .........安妮

安妮:

 所以,快让我感受一下―――嘿咪!

安妮从背后一把抱住了没有提防的我。

小怜:

 喂―――!

莉琉:

 女儿长大了,真是不中留。

莉琉把头转向一边,偷偷擦拭眼泪。

小怜:

 真是的你们!什么跟什么啦!!

莉琉:

 咳咳——说正事! 现在确实有个紧急任务要你们执行。

 你们知道江森变电所吗?

小怜:

 是东部海边的那间超大型变电站?

(那边是六座学园都市在埃癸斯范围内划定出的共管区域,战后和谈就是在那里进行的。)

莉琉:

 没错,刚才接到十几个中继站点的警告,东北部地区出现了强烈的电涌。

 卫星检测到了时空波动状况,锁定的位置就在江森变电所。

小怜:

 时空波动?!难道......

莉琉:

 如果数据无误,那么很有可能和你们两个人之前出现的情况一样。

 按说你们还不到出外勤的资格...

 但是那里地处『协约非武装区』,虽然在新丰洲范围内但SID也没有行动权限。

 算是为“世界和平”而做出的小小让步吧。

 所以,现在需要你们先行前往变电所侦查, SID的行动小组会在外围待命。

 我会去联合议会,尽快申请正式许可。

小怜:

 我们要擅闯学园都市联盟的领地吗? 会不会不太好啊。

莉琉:

 哦?看来有人宁可让使馆区陷入大停电,也不想走一次捷径嘛。

 要是出了什么乱子,那群本来就互相看不顺眼的笨蛋说不定又会打起来啦。

 要是因为这件事开战的话............

小怜:

 好啦我知道............

莉琉:

 而且你们两个女高中生,万一被保安军抓到,说不定卖个萌就混过去了。

小怜:

 能混过去才有鬼了啦!!

莉琉:

 总之,这是我的命令 直升机就在楼顶,准备好就出发吧~

 小怜:

 真是独裁......

 

俺とアンネは突然マリルの命令を受けて、急いで帰宅して待機していた。

レン:

 緊急任務って!?

マリル

 それはな……(じーーー)

レン:

 マ、マリルねえ?

 (なんだか今日のマリルの目つきがおかしい……)

マリル

 言うならば、1日会わないと、3年も離れているようだったかな*2?随分と成長したな―――

レン:

 そうかな……生活にはまだ慣れないところもあるけど。

マリル

 ほう?慣れない?

レン:

 例えば、戦闘服のデザインとか……恥ずかし過ぎだろ!?

アンネ:

 かっこいいのに!

マリル

 上着のサイズがもう合わないのか?もう一度測る必要があるな。

レン:

 そ、そういう意味じゃない!

マリルは俺に両手を伸ばしてきた。彼女の意図を察し、慌てて避けた。

レン:

 いやいやいや!ぴったし合ってる!

マリル

 ちっ。

レン:

 (一体何を悔しがったんだ!)

アンネ:

 やっぱり、レンちゃんはまだ身長伸びるのね……

アンネは羨ましそうに落ち込んだ表情を浮かべた。

レン:

 アンネ――!どうしてアンネまで……

アンネ:

 私も一緒に成長したかったな~!――――惜しいかな、私の時間はもう止まっているから。

時間が止まっている……それって魔女と関係しているのか?

アンネの明るい表情に隠すことの出来ない悲しみが現れてて、雰囲気が急に重くなった。

レン:

 ……アンネ

アンネ:

 だから、早く私に感じさせて―――えい!

アンネは後ろから、無防備だった俺を抱きしめた。

レン:

 わーーーー!

マリル

 娘が大きくなった、実に不中留*3だ。

マリルは首を横に向け、こっそり涙をぬぐった。

レン:

 もうお前ら!なんなんだよ!!

マリル

 ごほんごほん―――仕事だ!今からお前たちには緊急任務を実行してもらわなければならない。

 江森変電所を知っているか?

レン:

 東部の海辺にある、あの超大型変電所のこと?

(あそこは6つの学園都市が、アイギスの範囲内で画定した管轄区域だ。戦後の和議もそこで行われた。)

マリル

 そうだ。先程十数か所の中継所から警告があり、北東部では強いサージ電流が確認された。

 衛星は時空位相波動を検出、ポインティングの位置が江森変電所というわけだ。

レン:

 時空波動!?まさか……

マリル

 データに間違いがなければ、お前達2人の前に現れた状況と同じ可能性がある。

 本来ならお前達にまだ外回りの資格はない。

 しかもそこは『協約非武装区』にあり、新豊洲圏内ではあるがSIDには行動権限がない。

 いわば"世界平和"のための小さな譲歩だ。

  そのため、今から変電所の偵察に向かう必要がある。SIDの実働グループは周辺で待機させる。

 私は連合議会に行き、出来るだけ早く正式な許可を申請する。

レン:

 園都市連盟の領地に勝手に乗り込むってこと?それってまずいんじゃ……

マリル

 お?大使館区を大停電に陥るというのに一歩も動きたくない奴がいるようだな。

 もし何かあったら、元々お互いが目障りなバカがまたケンカしちゃうかもな。

 もしこの件で戦争が始まったら……

レン:

 ……はいはい、わかったわかった

マリル

 それに女子高生2人なら、万が一保安軍に捕まっても、可愛く振舞えば逃げられるかもしれない。

レン:

 そんなんで誤魔化せるわけないだろ!!

マリル

 とにかく、これは命令だ。屋上にヘリを用意している、準備ができたら出発だ。

 レン:

  ほんと独裁者だ……

 

 

 

 

*1:多数の粒子の運動を統計的に扱って、その系の性質を表現する方法の一つにボルツマン統計というものがある。

*2:一日不见如隔三秋。日本の一日千秋(三秋)の由来となった言葉。

*3:娘が成長してある一定の年齢になると、嫁に出すべきで、いつまでも家に留めていてはいけない。