【魔女兵器 翻訳】ACTIVITY.1_深潜症 PART.25(完) 独白_20180825修正
护士敲了敲门。
小怜:
嗯?
护士:
白烛小姐的理疗时间到了,抱歉。小怜:
啊,都这么晚了吗?
护士抱歉的笑了笑。
小怜:
那我们明天再来看―――
话没说完,我的胸口震动了两次。
对哦,差点忘了,莉琉一定不会允许的吧......
小怜:
(就连这次探望,也是我申请了很久才允许的。)
那...我们就先回去了?
白烛:
嗯,路上小心。
简单告别之后,我推着有些依依不舍的拉斐尔和安妮一起离开病房。
小怜:
啊,忘了一件事!
我抱歉地朝着走廊上的两人挥了挥手,又一个人走回白烛的房间。
白烛:
怎么回来了?
小怜:
嗯 ...嗯 ...... (有些害羞呢......)
我做了个深呼吸,鼓足勇气上前―――
直接拉过白烛的手,我掏出细管有色润唇膏,在白烛的手上写下了一串数字。
小怜:这是我的通讯号码,愿意的话,可以...... 可以联系我!
呜哇啊——!!!超羞耻的!!!
小怜:
......咳
(不过仔细想想,不管是随身携带着有色润唇膏) (还是在女孩子的手心写字,都很奇怪啊.........)
我没别的意思,就是...
白烛:
……
白烛的表情有些惊讶。
当然会惊讶了吧! 我刚才的举动好像有点太蠢了!
小怜:
(早知道不回来了......)
明明是去年街头调查男性向浪漫幻想的十大名场面之一..........
等等,仔细回想的话那个场面应该是“住院时被探病的美少女在自己手心写下通讯号码”……
小怜:
(好像搞错了什么......)
我握着被自己涂上一串号码的白烛的手,有些不知所措。
小怜:
啊啊——这个 ... 弄脏了......对不起!
我帮你擦掉吧!!(然后就当什么都没有发生过!)
我连忙用手贈掉自己刚写下的数字。
白烛:
……
我是不是吓到她了......
白烛:
虽然有些冒犯,但是....... 小怜是男孩子吗?
小怜:
诶?!
怎怎怎怎怎怎怎么发现的?!!
我吓得拿纸巾的动作都僵硬了,连抽了三张出来。
莉琉特意警告过我,绝对不能透露自己的信息,否则就......
白烛:
不知道,直觉吧.........
白烛顿了顿,接着又补了一刀―――
白烛:
会做出这种傻傻的事情,总觉得像是那种笨手笨脚的男孩子.........
小怜:
哈、哈哈...... 大概我属于比较粗神经的那种类型。
好不容易擦干净了白烛的手,我三步并作两步,赶忙朝着病房门口逃走。
白烛:
小怜――
小怜:
怎、怎么了?
我僵硬的渐渐转回头,希望能晚点接受处刑。
不会真的被看穿了吧?
出乎意料的,白烛对我露出了开心的笑容。
白烛:
你的号码,我记住了啦~
小怜:
啊……
我愣在那里,有些不知所措。
白烛:
还有.........
醒来后,我拜托莉琉帮我调查过一些事情。
少女的笑容突然变得暗淡。白烛:
虽然我不太愿意相信,但或许父亲一直以来......... 都向我隐瞒了很多事。
如果是你的话......会怎么办呢?
护士:
这——位——小——姐——
护士姐姐很明显在催促我离去了。
安妮:
该走了啦小怜~
安妮从门口探出头。
小怜:
啊,就来就来!
那个,你刚说......
白烛:
嗯,没事啦,就当我什么都没说~
小怜:
(怎么可能......)
白烛:
你快回去吧! 对了,谢谢你送的抱枕,我很喜欢~
小怜:
嗯......
白烛的身体,看上去还是有些虚弱。
白烛:
放心啦,我会联系你的。
白烛又朝我摆了摆手。
小怜:
哦、哦......那我先走啦~!
那几个吵吵嚷嚷的家伙离开之后,白烛出神地盯着自己的手。
那里还留有一丝刚才被人握住写字的感觉。
感受着掌心传来的温度,白烛微微笑了起来。
ナースさんがノックする。
レン:
ん?
ナース:
バイジュウさんの理学療法の時間です、すみません。
レン:
あ、もうそんな時間ですか?
ナースさんは申し訳なさそうに笑う。
レン:
じゃあまた明日―――
話し終わらないうちに、俺の胸が2度震えた。
そうだ、忘れるところだった。マリルが絶対許さないよな……
レン:
(今回のお見舞いだって、ずーっと申請してやっと許可が貰えたんだ。)
じゃあ……俺たちは先に帰るね?
バイジュウ:
はい、お気をつけて。
簡単に別れを告げ、少し名残惜しそうなラファイルを押して、アンネと一緒に病室を離れた。
レン:
あっ、1つ忘れてた!
廊下の2人に向かって手を振り、1人でバイジュウの部屋へ戻った。
バイジュウ:
どうしてお戻りに?
レン:
うん……その……(恥ずかしいな……)
深呼吸し、勇気を振り絞って前へ出る―――
直接バイジュウの手を引く。俺は色つきのリップクリームを取り出して、バイジュウの手に数字を書いた。
レン:
それは俺の通信番号だ。もしよかったら……… 連絡ください!
うわああああ!!!超恥ずかしい!!!
レン:
……こほん。
(考えてみれば、いくら色つきリップクリームを持ってたからって)(やっぱり女の子の手の平に書くのは変だったか……)
別にやましい考えとかはないから、ただ……
バイジュウ:
……
バイジュウの顔が少し驚いていた。
そりゃ驚くよね!さっきの行動は少しアホすぎたし!
レン:
(返事がないとはわかってたけど……)
去年の街頭アンケートで男性が夢見るロマンチックでファンタジーな10大名シーンの1つだったのに……
待てよ、今思えばそのシーンは”入院中に見舞いに来た美少女が自分の手のひらに連絡先を書く”だったか……
レン:
(何かを間違えてしまった……)
自分の番号を塗られたバイジュウの手を握って、少し狼狽えていた。
レン:
ああ―――これ……汚しちゃって………ごめん!
拭いてあげるから!!(そして何も無かった事にしてやる!)
俺は急いで自分の書いた数字をかき消した。*1
バイジュウ:
……
さらに驚かせてしまったか……
バイジュウ:
少々失礼ですが、でも……。レンさんって男の子ですか?
レン:
え゛っ!?
ななななななんでバレた!!?
俺は驚愕からティッシュを取る動作も強張る。続けざまに3枚も引き抜いてしまった。
マリルは絶対に俺の情報を漏らさないようにと警告していた。さもなくば……
バイジュウ:
何ででしょう、直感的に……
バイジュウは静かに、とどめの一太刀を―――
バイジュウ:
こんな馬鹿なことをするなんて、なんだか不器用な男の子みたい……
レン:
は、はは………多分かなり図太い神経をしているからじゃないかな。
ようやくバイジュウの手を拭う。俺は2歩3歩と、急いで病室の入り口へ逃げた。
バイジュウ:
レンさん――
レン:
な、なに?
俺は硬直しながらゆっくりと振り返る、少し遅れて処刑を受け入れることを覚悟する。
まさか本当は見抜いているんじゃないのか?
予想外にも、バイジュウは俺に楽しそうな笑みを浮かべていた。
バイジュウ:
あなたの番号、覚えちゃいました
レン:
あ……
俺はそこでぼうっとして、少し戸惑う。
バイジュウ:
それと……
目を醒ましてから、マリルさんに調べってもらったことがあります。
少女の笑顔が急に暗いものになる。
バイジュウ:
私は信じたくないけど、お父さんはずっと………色々な事を隠していました。
もしあなたなら………どうします?
ナース:
おーーじょーーさーーんーー?
ナースのお姉さんは、明らかに俺に催促してから立ち去って行った。
アンネ:
レンちゃ~ん、そろそろ行かなきゃ~
アンネが戸口から顔を出した。
レン:
ああ、すぐ行くよ!
その、さっきの話だけど……
バイジュウ:
ええ、大丈夫ですよ、何も言わなくても。
レン:
(もしかして……)
バイジュウ:
はやく帰らないと!そうだ、抱き枕ありがとうございます、すごく気に入りました。
レン:
うん……
バイジュウの体はまだ弱っているように見える。
バイジュウ:
安心して、連絡しますから。
バイジュウがまた手を振る。
レン:
あ、ああ……じゃあ、お先に!
ワイワイと騒がしい人達が立ち去った後、バイジュウは自分の手をぼんやりと見つめていた。
先程握られた字の感触が残っている。
手の平から届く温度を感じて、バイジュウは微かに微笑んだ。
机舱内。
飞机正缓慢的在跑道上滑行,为离开南美洲的飞行做着最后的准备。
白烛望向窗外,听着耳机中那个熟悉的声音。
她被莉琉告知了白皇后基地曾经发生过的事,以及小伶和海因里希对监控录像的口述。
面对着与自己记忆相差十九年,已经被战争和异质物所改造面目全非的世界,少女有些不知所措。
如果说有什么能让她安心的东西.......
Record牛奶:
“小~白~烛~”
少女勾起嘴角,握紧了手中的播放器。
SID的探员在恢复了牛奶手表内的数据后,将录音和部分信息复制到一台播放器上并交付给白煙。
此刻,她正反复听着牛奶出发前录下的那段语音。
Record牛奶:
还有四个月就圣诞节了,有没有想好准备送给我的礼物呢?
嘿嘿,这么早就开始考虑礼物的事情,好像有点坏心眼啊......
不过,我真的超期待!
.........真是奇怪,明明只相处了一年,却感觉和你认识了几个世纪一样。
你肯定又会害羞的说,太夸张了吧。
毕竟在我面前,小白烛是完全没有秘密的嘛!
嗯......还记得我们第一次相遇的时候,你告诉我那个教授的保险箱密码,是一组亲和数。
220, 284,我到现在都还记得。
那是我第一次了解到这种密码构成方式呢~
不过话说你也太无所谓了吧!
機内。
飛行機は滑走路をゆっくりと走る。南米の飛行場を離れるための最後の準備だ。
バイジュウは窓の外を向いて、イヤホンからよく知っている声を聞いていた。
白皇后基地で起こったことや、レンとハインリッヒが見た防犯カメラの映像についてマリルから告げられた。
自分の記憶と19年も差がある。すでに戦争や異質物で改変された世界に、少女は戸惑う。
何か彼女を安心させるものがあるとしたら……
牛奶(録音):
”バイ~ジュ~ちゃ~ん”
少女は口元を上げ、手にしたプレーヤーを握りしめた。
SIDの捜査官は、 牛奶の腕時計のデータを復元した後、録音データと一部情報をプレーヤーにコピーしてバイジュウへ提供した。
今彼女は、牛奶が出発前に録音した音声を繰り返し聞いている。
牛奶(録音):
あと4ヶ月でクリスマスが来るけど、プレゼントは準備できたかな?
へへへ、こんなに早くからプレゼントを考え始めたんだけど、ちょっと意地悪だったかな……
でも、本当に超期待しているから!
……不思議だね、たった1年だけなのに、何世紀もあなたと知り合っているような気がするの。
あなたはきっと恥ずかしがって、大げさだって言うよね。
私の前で、バイジュウちゃんは隠し事なんて出来ないんだから!
うん……初めて出会った時、あの教授の金庫の暗証番号を教えてくれたよね。親和数だったよね。
220、284ってまだ覚えているんだから。
この暗号構成方式を知ったのは初めてだったな~
っていうか、あなたもよく平気だったよね!
Record牛奶:
明明看出我是伪装身份的调查员,居然还这么轻易的暴露了教授的秘密!
甚至在那之后......... 我请你喝咖啡,你都没有拒绝!!
一般人肯定会拒绝的吧?
……
不过呢,这也是你与众不同的地方。
或者说,是我们的常态.........
有什么不好呢?
有时候,我甚至会觉得,也许我们的相逢是命中注定。
你和我......就像是灵魂的亲和数一样......哎哎哎太 肉麻了!删掉删掉!重来!!
小白烛.......
抱歉,我啊,当时,利用过你.........
所以,如果你愿意利用我一次的话,那我们就扯平了!
今年的圣诞节,不知会在哪里过呢.........
反正任务结束后肯定又是半年多的封闭训练吧.........
哎,讨厌~Boss完全不给人放假嘛!
不过我有预感!明年的圣诞节―――
嘛.........小白烛大可以擅自期待一番啦!
话说,我这录的是什么啊......
好友的声音戛然而止。
白烛按下了Replay。耳机中再度传来了熟悉的声音。
Record牛奶:
“小~白~烛~”
……
少女眼角含泪,低声笑了出来。
白烛:
笨蛋。
牛奶(録音):
偽装した調査員だっていうのに、教授の秘密を簡単に暴露しちゃうなんて!
それにその後も……私がお茶に誘っても、ぜんっぜん断らないし!
普通の人なら断るでしょ?
……
でもね、それもあなたの変わったところなの。
あるいは、私たちの自然な状態……
何がいけないっていうの?
時々思うんだ。私たちの出会いは運命だったって。
あなたと私は……魂の親和数のようで………いやいやいや小っ恥ずかしすぎでしょ!削除削除!やり直し!!
バイジュウちゃん……
ごめんなさい、私は、あの時、あなたを利用して……
だから、もしあなたが私を利用してくれるなら、それで私たちはお相子になるのよ!
今年のクリスマス、どこで過ごすのかなあ………
任務が終わったら、きっと半年ちょっとは閉鎖訓練だろうね……
えーやだ~。Bossって全然休みをくれないもの!
でも予感がするの!来年のクリスマスは―――
まあ……バイジュウちゃんは大いに期待していなさい!
ところで、この録画って何なの……
親友の声は突然止まった。
バイジュウはリプレイを押す。イヤホンからまた馴染みのある声が聞こえる。
牛奶(録音):
”バイ~ジュ~ちゃ~ん”
……
少女は涙を浮かべ、低い声で笑う。
バイジュウ:
ばか。
『灵魂』是什么?
是记录着意识的某种能量,还是无法观测的量子态的存在?
或许『灵魂』仅仅是一种概念。
就像物理学中「时间」的概念一样―――
只是一种幻觉......一场梦。
那么唯一的问题是―――
『魂』 とは何か?
意識のあるエネルギーを記録しているのか、それとも観測できない量子状態が存在するのか?
あるいは『魂』は1種の概念に過ぎないのかもしれない。
物理学における『時間』の概念のように―――
ただ1種の幻覚……夢のようなもの。
唯一の問題は―――
做梦的人是谁?
夢を見ている人は誰?
*1:白烛は一度見た数字を完全記憶出来る ACTIVITY.1-PART11参照