【魔女兵器 翻訳】周年祭 天ぷら鍋事件_20190211修正
现在即将发生的、亦或是过去也许发生过的可能性存在着无数种。
这无数的可能性不断的跨越无数的世界,将世界拉抻的无限宽广。
那么存在于无数个世界中的『真实』......是什么?就像沉入黑夜中的镜子,虽然可以触摸它,可以抚摸它。
但其中所映射的内容...是否还与平时相同呢。
镜中的一切...他们存在着怎么样的意志?
…………
これから発生する、あるいは過去に発生した可能性というものは無数に存在している。
この無数の可能性は無数の世界を超え、世界を分かち無限に広がる。
では無数の世界に存在する『真実』とは………何だろうか?
まるで暗闇に沈む鏡のように、触れたり触ったり出来る。
しかしそこに映し出される内容は……普段と同じものだろうか。
鏡の中のあらゆるもの……。それらはどのような意思を持っているのだろう?
…………
气氛紧张的作战指挥室中,数块全息屏幕正不停轮放着讯息。
一位身形娇小的银发少女此刻目光正紧紧盯着闪烁不停的荧幕,并不时发出淡淡的叹息。
这时门禁发出“滴一”的清脆音效,随后一行身着各异的少女走进指挥室中。
緊迫した作戦指揮室の中、何枚かのホログラム画面に止め処なくメッセージが流れている。
小柄な銀髪の少女が点滅する画面をじっと見つめ、時折かすかなため息をついていた。
その時、入り口のセキュリティセンサーが「ピー」と快音を発した。そして様々な身なりをした少女達が指揮室に入ってきた。
芩:
报~告~魔女小队集结完毕!
为首持有双刀的少女朝着对方,十分娇俏可爱的敬了个礼。爱衣:
辛苦了,芩。很抱歉打断大家的休假...
爱衣微微沉下头稍作停顿之后,似乎又鼓足了勇气目光如炬的注视着众人。
爱衣:
这次之所以会急匆匆召集大家,是因为有一件原本被判定为『Safe』级的异质物突然被唤醒。
突然被唤醒的原因我们还没能掌握,但它在脱离收容前的危险等级已经攀升至...『EX』级。
艾米莉欧:
什...什么!?
瑟蕾莎:
啊...听起来就超麻烦的...我今天可还没睡够15个小时啊......
海因里希:
异质物还存在着这种形式的变化啊...倒是有趣。
就在少女们议论纷纷时,其中最为娇小的一拽位了拽一直紧紧跟在她身边气质优雅的少女。
伊露卡:
吶,倪克斯姐姐......
紫发的优雅少女俯下身,充满怜爱得抚摸着伊露卡的头发。
倪克斯:
伊露卡不用担心,无论发生什么姐姐都会保护你的。
伊露卡:
巧克力...再来一块...
接着少女舔掉了嘴角的巧克力。
爱衣:
......咳,请诸位安静一下。
爱衣触碰了一下屏幕,屏幕马上开始显示出一只金黄色的杯状器物。
爱衣:
目标异质物于23时被发现收容失效。
其外形通体金色且镶有难以分离的宝石,形似宗教传说中所描述的圣杯。
斯库尔德:
唔......圣杯?
斯库尔德双眉紧蹙,似乎若有所思的用手托着下巴。
爱衣:
斯库尔德小姐,你能察觉到什么吗?
斯库尔德:
抱歉,自从上次的事之后我的能力就很不稳定......
爱衣:
嗯,那也没办法了。
不过这件异质物的特别之处就是,它虽然有着形似传说中圣杯的外形,但其内部始终承装着天妇罗...
少女一行人的动作突然凝固下来,似乎一时间还难以接受这样的设定。
爱衣:
准确的说...是炸虾和炸鱿鱼两种天妇罗。
而且就算是从中全部取空,只要杯体脱离取出人的视线就会自动填满。
除此之外并没有其他特别的性质,所以一直被判定为『Safe』级。
芩:
哟吼~如果里面的天妇罗可以吃的话,老朽可就势在必得了啊~
回过神的芩突然挽了一下袖子,两眼放光十分有精神的做出了宣言。
艾米莉欧:
肯定不行的吧...那种从异质物内部突然出来的奇怪东西。
爱衣:
事实上...经常会有收容管理人员试图“品尝”一下 里面的炸物。
贝阿特丽切:
真是值得称赞的勇气...然后呢。
爱衣:
然后也就是今晚22时,某位D级探员偷吃了一枚炸虾天妇罗之后一切就陷入了异常。
爱衣说着开始操作起面前的终端,屏幕上的内容也马上变为监控摄像头所拍下的画面。
画面中,一位手提着一打可乐的少年走进存放着『Safe』等级的异质物收容区。
只见他悠哉悠哉的将一台有红蓝双色手柄的游戏设备放到一边支起,然后对屏幕点了“下一回合”
爱衣:
接着他就以研究用途取出了天妇罗锅。
对于『Safe』等级的异质的收容我们还存有漏洞..........
或许是对收容设施外部安保的自信,被判定为『Safe』等级的异质物并没有额外的保全手段。
少年熟练地解除了收容限制并夹出其中最大的一枚炸虾,然后一边大快朵頤一边玩起游戏。
屏幕中的少年:
『下一回合』这种按钮真是有毒―――嗝!
芩:
...怎么说呢,这个吃相还真是豪放,蛮可爱的呐!
伊露卡:
炸虾...吸溜......
ギン:
ほ~こく~、魔女(Witch)小隊集結したのじゃ!
先頭に立つ二振りの刀を携えた少女が相手に向かい、非常に愛くるしく頭を下げた。
アイ:
お疲れ様、ギン。皆の休暇を邪魔してしまって悪いねぇ……。
アイは小さく頭を下げ少しの間動きを止めると、今度は勇気を奮い起こしたかのような強い視線で皆を見つめた。
アイ:
今回急に皆に集まってもらったのは、『Safe』クラスと判定されていたはずの異質物が突如として目を覚ましたからなんだ。
突然目覚めた原因はまだ把握できていない。でも収容前の危険レベルは……『EX』クラスまで跳ね上がった。
エミリオ:
な……何ですって!?
セレッサ:
あー……超面倒なんだけど……私、今日はまだ15時間も寝ていないのよ……。
ハインリッヒ:
異質物にはそのような形態の変化もあるのですね……何とも面白い。
少女達が次から次へと議論している間、その中で一番小柄な一人が、いつも彼女の傍にいる優雅な少女をくいっと引っ張っていた。
イルカ:
うぅ、ニュクスお姉ちゃん……
紫髪の優雅な少女は身をかがめると、イルカの髪を愛おしげに撫でる。
ニュクス:
心配しなくても大丈夫よイルカ。何があってもお姉ちゃんが貴女を守ってあげる。
イルカ:
チョコレート……もう1枚……
そして少女は口元のチョコレートをなめた。
アイ:
……コホン。皆静粛に。
アイが画面に触れると、すぐに黄金色の杯のようなものが表示された。
アイ:
目標異質物は23時に収容失効が確認された。
全体は金色で分離し難い宝石がはめ込まれ、宗教伝説に描かれた聖杯のような形状をしている。
スクルド:
えっ……聖杯?
スクルドは眉を寄せ、何かを考えているかのように顎に手を当てた。
アイ:
スクルド嬢、何かわかるのかい?
スクルド:
ごめんなさい。この前の出来事以来、私の能力不安定だから……。
アイ:
ああ、それは仕方ないね。
でもこの異質物の特別な点、それは伝説の聖杯に似た形状をしているいにも関わらず、内部には常に天ぷらが用意されていることさ……。
それ以外に特別な性質はなく、ずっと『Safe』クラスと判定されていた。
少女達一行の動きが急に固まった。どうやらそのような設定をしばらく受け入れる事が出来なかったようだ。
アイ:
正確に言うと……エビフライとイカフライの2種類の天ぷらだね。
さらに中が全て空になったとしても、取り出した人間の視線が離れれば自動的に満杯になるんだ。
ギン:
ほほ~う。中の天ぷらが食べられるというのなら、この老いぼれでも喉から手が出てくるのう~。
気がつくとギンは袖を捲り上げており、両目を光らせながら非常に快活に宣言した。
エミリオ:
普通に無理でしょ……そんな異質物から突然出てくる変なモノなんて。
アイ:
実はね……よくいるんだよ、中に入っている揚げ物を「試食」しようとする人間が。
賞賛に値する勇気ね……それで?
アイ:
それは今夜22時のことさ。あるDクラス職員がエビフライの天ぷらを盗み食いした後、異常な事態に陥ったんだ。
アイはそう話しながら、目の前の端末を操作し始めた。画面上の映像もすぐに監視カメラが撮影したものに変わる。
画面には、コーラ1ダースを手にした少年が『Safe』クラスの異質物収容所に入ってきた。
ふと見ると、赤と青の2色のコントローラがついたゲーム機を脇に立てていた。そしてその画面に”Next Round”と表示される。
アイ:
この後、彼は研究目的のためか天ぷら鍋を抜き出した。
『Safe』クラスの異質物の収容についてはまだまだ穴だらけだねぇ……。
あるいは収容設備の外部安全保障に自信があったのかもしれない。『Safe』と判断された異質物には追加の保全手段は存在しない。
少年は収容規制を巧みに解除すると、その中で最大のエビフライを取り出した。そして思う存分に味わいながらゲームを始めた。
画面の少年:
『Next Round』ってボタンはほんと中毒性あるよな―――げふぅ!
ギン:
……なんというか、この豪快な食べっぷりはちょっとばかし可愛いのう!
イルカ:
エビフライ……じゅるり………
薇拉:
快进入重点啦,瑟蕾莎这家伙都要睡着了!不对, 这不是已经睡着了吗!!
瑟蕾莎:
啊...啊!我、我没.........呲溜
倪克斯:
伊露卡...不要像那边那个没出息的姐姐一样总口水......
薇拉:
艾米艾米,这家伙是可口党哎!和你一样呢!
艾米莉欧:
嗯...不过我现在已经改喝少糖的怡泉啦!
爱衣:
好啦好啦,你们这些家伙精力这么旺盛的话,下次都来协助我的实验啊...
众人:
…………
少女们马上一副心领神会的表情安静下来。
在经过数个『下一回合』后,享受到瘫坐一团的少年突然站起,双眼无神的仰望着前方。
这时大家才注意到,
原本留在收容设备内的天妇罗锅正漂浮在半空中。锅体外的宝石如跑马灯般轮番闪烁,放射出的光芒将整个室内气氛照射得越发诡异。
众人紧紧盯着屏幕中少年下一步的举动。
屏幕中的少年:
如果,如果说......
真的有『神』存在的话。
斯库尔德:
......!?
屏幕中的少年:
我希望...
我希望......!
我希望现在就玩到赛博朋克30XX!!
话音刚落监控画面就剧烈的闪烁起来,在十几秒的闪烁和雪花过后画面又归于正常。
收容室内依旧如同之前一般的风平浪静,但原本漂浮在半空的『天妇罗锅』和少年都已消失不见。
拉斐尔:
所以就是...这个女装变态一样的家伙偷走了你们收容的宝贝吗?
爱衣:
不,他并不是入侵了监视系统或者躲进监控死角,而且他没穿女装。
所有收容设施内的人员和异质物都有进行标记追踪。
薇拉:
那个赛博朋克30XX是一款游戏的名字呢......
艾米莉欧:
不愧是薇拉~是最近新出的游戏吗?
薇拉:
嗯...差不多几十年后会出的新游戏吧.........!
爱衣:
果然...这样推测就成立了。
我们怀疑...画面中的探员与圣杯...阿不天妇罗锅... 做了某种的交易,或是说契约。
探员吃掉了由它产生的炸物,与它产生连接...而它允诺探员可以实现某种愿望。
拉斐尔:
哈......简直和许愿机一样真是可笑。
不管是奇迹还是魔法都不可能是免费的吧。
爱衣:
正是如此,这位少年希望的是提前玩到这款未发售的游戏,但它的回应方式...
贝阿特丽切:
是将他送到了未来......?
爱衣:
没错。
爱衣朝贝阿特丽切点点头以示确认。
拉斐尔:
任性又乱来啊..........
芩:
鸣姆...这种事老朽倒是闻所未闻。
爱衣:
天妇罗锅似乎会以某种方式判断『许愿者的价值』和『愿望的价值』。并将二者置于天秤进行比较。
视频中探员是以最容易的方式实现了愿望——被丟到未来去玩刚刚发售的游戏。
但如果存在想要世界毁灭的愚蠢家伙,天妇罗锅会说不定先杀掉许愿者。
然后在世界范围内随机挑选等同价值的人一起陪葬。
甚至...真的可能出现改写历史进程的家伙。
SID必须确保自己所有的收容物都不能对一般大众造成伤害!
众人很明显的能感觉到,爱衣虽然名义上说着是保护大众。
但比起那些事,她对产生这种特殊性质的异质物有着更狂热的兴趣。
艾米莉欧:
不过既然它已经消失了,还会有这种担心吗?
爱衣:
和少年彻底消失的信号不同,『天妇罗锅』的信号是在新丰洲市范围内分裂为了更多个。
南哲:
MD的特遣部门已经把目前掌握的情报同步过来了。
瑟蕾莎:
.........!?那个肌肉男就一直站在爱衣旁边吗!.......
伊露卡:
哦...!哦.........!忍者先生.........!
艾米莉欧:
薇拉...
薇拉:
……我也完全没注意到那里有人。
南哲:
………抱歉。
一直站在爱衣不远处却完全未被发现的筋肉军官只能挤出一个爽朗的笑容。
拉斐尔:
虽然不知道你在道歉什么,但是感觉太可怜了。
爱衣小姐,请继续吧。
爱衣:
咳...MD传回的讯息已经证实了虽然天妇罗锅本体已经消失,但其中的炸物正四散在新丰洲市内的各个角落里。
斯库尔德:
说不定它是在寻找那个...可以“改写历史”的人喔。
爱衣:
也许正是这样,为了避免这种情况魔女小队必须马上出发取回所有『炸虾天妇罗』和『鱿鱼天妇罗』。
根据MD的情报,天妇罗也吸引了大量失控的『女巫』聚集。
行动过程中SID异质物回收科会与MD灾厄行动小组一同为魔女小队提供支援。
芩,你与斯库尔德、贝阿特丽切、倪克斯,伊露卡一队并负责现场指挥。
艾米莉欧,你和拉斐尔、瑟蕾莎、薇拉,海因里希 作为另一队分头行动。
更详细的作战情报会在路上传达给大家。
现在马上出发!把东西给我抢回来!!
众人:
是!
……
…………
ヴィラ:
さっさと要点に入ってくれ。セレッサの奴が寝ちまうぞ!いや、もう寝てるじゃねぇか!!
セレッサ:
ぁ……ああ!ね、寝てないって……じゅるり。
ニュクス:
イルカ……あそこのだらしないお姉さんみたいに涎を垂らしちゃダメよ……。
ヴィラ:
エミエミ、こいつコカ派だ!お前と一緒じゃん!
エミリオ:
そうね……でも今はローシュガーSchweppes*1に変えてるわ!
アイ:
よしよし、君達は元気が有り余っているようだねぇ。今度私の実験に協力してもらおうかな……
一同:
…………
少女達は以心伝心したかのような顔をして静かになった。
数回の『Next Round』を経ると、座り込んでいた少年が突然立ち上がり、目を虚ろにさせ前方を見上げた。
その時初めて全員が、収容設備に残されていた天ぷら鍋が宙に浮いていることに気づいた。
鍋の外に付いている宝石が走馬灯のように交互にきらめき、放たれた光が室内全体の雰囲気をより暗いものにしていった。
皆、画面の中の少年の次の行動に注視していた。
画面の少年:
もし、もしも……
本当に『神』がいるのなら。
スクルド:
……!?
画面の少年:
俺は望む……
俺は望むんだ……!
監視画面が急に点滅した。そして十数秒程の点滅とホワイトアウトの後、画面が正常に戻る。
収容室は今まで通り静かなものだった。しかし宙に浮いていたはずの『天ぷら鍋』と、少年の姿が消えている。
ラファエル:
つまり……この変態女装野郎みたいな奴にアンタ達が収容していた宝物は盗まれたってこと?
アイ:
いや、監視システムをハッキングしたり、監視の死角に隠れているわけではないんだ。あと別に女装もしてないからね。
収容施設内の全てのスタッフと異質物にはマーキングがされている。
ヴィラ:
サイバーパンク30XXってゲームの名前だよな………
エミリオ:
さっすがヴィラ~。最新作のゲームなのかしら?
ヴィラ:
ああ……数十年後に発売されるであろう新作ゲームさ……!
アイ:
思ったとおりだ……これで推測が成立する。
私達も確信が持てないが……画面の職員と聖杯…あぁいや、天ぷら鍋は何らかの取引や契約をしたのだろう。
職員はあれから発生した揚げ物を食べたおかげで、あれと接続出来た……。そしてあれは職員の何らかの願望を実現することに承諾したんだ。
ラファエル:
ハンッ……。まるで願望器ね、馬鹿馬鹿しい。
奇跡や魔法だってタダなわけないでしょう。
アイ:
正にその通りだ。この少年はまだ発売されていないゲームの事前プレイを望んだ。そしてその答えは……。
彼を未来に送るってこと……?
アイ:
そうだ。
アイはベアトーリチェに頷き返した。
ラファエル:
勝手気ままで無茶苦茶ね……。
ギン:
ふーむ……このようなこと、今までこの老いぼれでも聞いた事がないのう。
アイ:
天ぷら鍋は『願望者の価値』と『願いの価値』を何らかの方法で判断しているのだろうねぇ。両者を天秤に置き比較するんだ。
映像の中の職員は最もシンプルな方法で望みを実現した―――未来に押し出される形で発売したばかりのゲームをプレイしたんだ。
しかし世界を滅ぼそうとする愚かな奴がいたとしたら、天ぷら鍋は先に願望者を殺すかもしれない。
そして世界中からランダムに一人、同価値の人間を一緒に埋葬するんだ。
さらには……実際に歴史を書き換えている奴がいた可能性もあるねぇ。
SIDは自分の全収容物が一般大衆に被害を与えないないことを確約しなければならないね!
大衆を守るためというのが名目上だけであることを全員がはっきりと感じていた。
そんな事よりも、彼女はこのような特殊な性質を持つ異質物に熱烈な興味を持っているのだ。
エミリオ:
でも既に消えてしまったんだから、そんな心配必要ないでしょ?
アイ:
完全に消えてしまった少年の信号とは違って、『天ぷら鍋』の信号は新豊洲市の範囲内で分裂していて、より数が増えてるみたいなんだ。
南哲:
MDの派遣隊部門が現在把握している情報を同期させている。
セレッサ:
………!?この筋肉男はずっとアイのそばに立っていたの!?………
イルカ:
うぅ…!うう……!忍者マスター………!
エミリオ:
ヴィラ……
ヴィラ:
……私もそこに人がいたなんて全然気づかなかったぜ。
南哲:
………すまない。
ずっとアイの近くに立っていたというのに全く気づかれる事がなかった筋肉軍人は、ただ爽やかな笑顔を見せることしか出来なかった。
ラファエル:
アンタが何に謝ってるのか知らないけど、あまりにも不憫ね。
アイさん、続けてあげて。
アイ:
こほん……。MDからのメッセージは、天ぷら鍋の本体が消えたことを証明しているが、同時にその中の揚げ物が新豊洲市にあちこちに散らばった事も証明している。
スクルド:
もしかしたら探しているのかもね……「歴史を書き換えれる」人を。
アイ:
そうかもしれない。だからそのような事態を避けるためにも魔女小隊は『エビフライ』と『イカフライ』をすぐに回収しなければならない。
MDの情報によれば、天ぷらは大量の暴走した『女巫(Hag)』を引き寄せているらしい。
行動中はSIDの異質物回収科とMD災害行動班が魔女小隊をサポートする。
ギン。君はスクルド、ベアトリーチェ、ニュクス、イルカのパーティで現場の指揮を担当してくれ。
エミリオ。君とラファエル、セレッサ、ヴィラ、ハインリッヒは別チームとして手分けして行動して欲しい。
より詳細な作戦情報は道中伝達されるから。
さっそく出発してくれ!私の元にブツを持って来るんだ!!
一同:
了解!
……
…………
莉琉:
大概就是这样的情况了..........
(本想通过观测平行世界对未来的作战提供更多情报)
(结果都是些奇奇怪怪的东西阿.........)
(下次观测...只能一年后了吗)
小怜:
哈...那个世界好像都沒有我存在的样子啊。
莉琉:
嗯……
(八成那个偷吃炸虾的人就是“另一个”小怜吧)
(我和小怜在那个世界……没能“活下来”吗?)
(所以爱衣以成为了SID的“Madam” ...)
安妮:
不过照莉琉小姐的描述,“魔女小队"里有很多从未听说过的人呢。
莉琉:
世界线收束的影响下,小怜大概率会与她们相遇的。
小怜:
唔......那按照这个说法,她们应该都是我们的友方吧!
完全不想和她们产生暴力冲突啊.........啊哈哈。
莉琉:
不能这么说啊~毕竟被卸掉两条腿爱衣也有办法装回去,不会影响到世界线的走向。
小怜:
卸、卸掉...?!想想就疼死了啊!
伊露卡:
哦...!腿是装饰!
安妮:
好啦~莉琉姐和伊露卡今天就不要一直欺负小怜了吧~
莉琉:
是呢~今天可是小怜的“好日子”啊~
小怜:
斯库尔德和拉斐尔都来的话......法贝拉和瑟蕾莎也会来吧!
莉琉:
嗯,贝阿特丽切迟一些也会到场,白烛也给你发过信息吧。
没想到才过了这么一点时间...小怜也算是“后宫成群”了吧?
嗯哼~还真有点...“魔女小队”的意思呀?
小怜:
噫...那个说法不知道为什么超羞耻,所以请不要再说了!
伊露卡:
姆...小伶姐姐...该出发了.....
安妮抱过伊露卡,仔细的擦掉少女嘴角的巧克力。
小怜&安妮:
呐,莉琉姐?
莉琉:
好~! 我们现在就出发!
今晚一定不醉不归啊!!
小怜:
我们根本不能喝酒吧!!!
マリル:
まぁ大体そんな状況だったな……
(平行世界を観測することで将来の作戦により多くの情報をもたらそうとしたわけだが)
(結果としては奇奇怪怪なものだ……)
(次の観測は……1年後になるのか)
レン:
へぇ……その世界に俺はいないみたいだな。
マリル:
うむ……
(あのエビフライを盗んだのは”もう一人”のレンなのではないだろうか)
(私とレンは向こうの世界で……”生き残る”ことが出来なかった?)
(だからアイがSIDの”Madam”となった……)
アニー:
でもマリルさんが言っていた”魔女小隊”って、聞いたことのない人も多いよね。
マリル:
世界線*3が収束した影響で、レンは確率的に彼女達と出会うことになるだろうな。
レン:
おお……ならその話でいけば、彼女達はみんな俺達の味方なんだろ!
彼女達と暴力的衝突とか絶対したくないからな……アハハハハ。
マリル:
そうとは言えないな~。仮にお前の両足が切断されたとしてもアイなら元に戻すことが出来る。世界線の流れには影響しない。
レン:
せ、切断……!?想像しただけでも痛いぞ!
イルカ:
うぅ…!足なんて飾り!
アニー:
はいはい~。マリルさんもイルカも今日はいつまでもレンちゃんをいじめないの。
マリル:
そうだな~。今日はレンの”おめでたい日”だもんな~。
レン:
スクルドとラファエルが来るのなら……ファビオラとセレッサも来るかな!
マリル:
うむ。ベアトリーチェも遅れて来るし、バイジュウからもメールがあったのだろう?
まさかたったこれだけの期間で……レンが”ハーレムの群れ”を持つなんてなぁ?
んん~なんだか少し……”魔女小隊”みたいだなぁ?
レン:
うう……なんかその言い方めっちゃ恥ずかしいな。もうそれ以上言わないくれ!
イルカ:
む……レンお姉ちゃん……お出かけの時間……
アニーはイルカを抱くと、口元のチョコレートを丁寧に拭いてあげていた。
レン・アニー:
なぁ、マリル(さん)?
マリル:
よしー!すぐ出発するか!
今日はとことん飲むぞ!!
レン:
俺達は全く酒飲めないからな!!!
△??未知地点
雅各:
可恶的SID狗......竟敢一次次阻挠我。你这家伙,再表演一下那个!
蒙面人首领:
嗯?!还要来吗!!
雅各:
对,就那个,快点!
蒙面人首领:
………………
就由我来分离,这不洁之物!!
蒙面人首领&雅各:
НАНАНАНА
蒙面人首领:
就由我来分离,这不洁之物!!!
蒙面人首领&雅各:
НАНАНАНАНАНАНА
蒙面人首领:
就由我来分离,这不洁之物!!!!!!!!
蒙面人首领&雅各:
НАНАНАНАНАНАНАНАНАНАНАНАНА
△?? 未知の場所
ジェイコブ:
忌まわしいSIDの狗め……何度も私の邪魔をするとは。
おいお前、もう一度あれをやってくれないか!
覆面リーダー:
ああ!?またやるのか!!
ジェイコブ:
そうだ、あれだ、早く!
覆面リーダー:
………………
私が引き離す、この不浄なものを!!
覆面リーダー&ジェイコブ:
НАНАНАНА
覆面リーダー:
私が引き離す、この不浄なものを!!!
覆面リーダー&ジェイコブ:
НАНАНАНАНАНАНА
覆面リーダー:
私が引き離す、この不浄なものを!!!!!!!
覆面リーダー&ジェイコブ:
НАНАНАНАНАНАНАНАНАНАНАНАНА*4
*1:シュウェップス。世界各国で販売されているソフトドリンク・炭酸水のブランド名。ジンジャエールやレモンテイストの飲料があるが、日本ではトニックウォーターぐらいしか販売されていなかったので馴染みが無い人には馴染みがない。18世紀末に誕生し、国によって製造者が異なる。日本・中国共にコカコーラ社が製造・販売している。
*2:元ネタはサイバーパンク2077。「ウィッチャー」シリーズを手掛けたCD Projekt REDの新作RPGゲーム。発表されたのが2012年の作品なのだが、2019年の現在でも発売日は未定。
*3:相対性理論などで提唱されている概念であり、「四次元時空の中である粒子が動く経路」のことである。本来の意味から派生して、SF作品などでは「パラレルワールド」の同義語として使われることも多い。ここでは後者の意味が近い。
*4:ここの一連のやり取りは「しいたけ鍋つかみ」氏によるラブライブ漫画が元ネタ。「ラブライブ 悪意しかないモノマネ」で検索すればすぐヒットするはず。なおQQの方では早速このコラが出ている。