【魔女兵器 翻訳】ACTIVITY.3_黙示録 PART.12 第12章
贝阿特丽切拿着麦克风,一只脚踩在护栏上。
功率全开的音箱将她的声音传遍了整个电器街。
贝阿特丽切:
你们这群渣滓―――
不折不扣的变态!!
小怜:
诶
索娅:
哦呀呀......
小怜:
(是、是为了转移注意力才这么说的吧......?)
贝阿特丽切的劲爆发言果然使人们将目光纷纷转向了她。
她看着车下面那群张着嘴仰着头,对自己红色高跟鞋底和短裙阴影浮想联翩的家伙―――
贝阿特丽切:
你们这帮社会垃圾、又脏又臭的虫子!其实一直都 等着被踩死的那一天吧?
―――你们不觉得羞耻吗!?
小怜:
(怎、怎么听着像是积怨已久的爆发……)
多数人的注意力都被她吸引过去,连其他花车上唱唱跳跳的吉祥物也停了下来。
我和索娅抓住空档钻进去,顺着花车侧面的楼梯摸到车顶,一眼就看到了伊露卡。
她正坐在神龛的御座上,一脸满足的摸着自己鼓成 小山的肚子,面前的贡台上散落着几十个空盘。
小怜:
这些……都是她吃的吗!?
我环视四周,盘算着要如何神不知鬼不觉的把这个小吃货带走,却没注意伊露卡已经扑了过来。
伊露卡:
小怜姐姐~!!
我紧张的扭过头,想做出“嘘”的动作示意她小点声―――
却发现她已经高高跃起,正张开手脚,从半空朝着, 我的面部下坠.........
ベアトリーチェはマイクを持つと、サイドレールを片足で踏む。
最大電力のスピーカーは、彼女の声を電気街全体へと駆け巡らせた。
このクズども―――
正真正銘の変態が!!
レン:
へ?
ソヤ:
あらまぁ……
レン:
(ちゅ、注意を逸らすために言ったんだよな……?)
ベアトリーチェの過激な発言は、狙い通り彼女へ視線を向けさせた。
自分の赤いハイヒールの靴底と短いスカートの影を考えながら、車の下にいる顔を上げ口を開けている男のグループを見下ろした―――
社会のゴミ、汚くて臭い蛆虫共!本当は踏み潰されて死ぬ日をずっと待っていたのでしょう?
―――貴方達に羞恥心というものは無いの!?
レン:
(な、なんか長年の恨みが爆発しているだけのような気が……)
多くの人の注意が彼女に惹きつけられる。他のフロート車で歌ったり踊ったりしていたマスコットも動きを止めた。
俺とソヤは隙間を見つけ潜り込む。フロート車の側面に備え付けられている階段を伝って屋根に手が触れると、一目でイルカを見つけることが出来た。
彼女は御輿の神座に座り、満足そうに自分のお腹を撫でていた。目の前の台には何十もの空き皿が散らばっている。
レン:
あれ……全部一人で食べたのか!?
俺は周りを見渡し、どうやってあの食いしん坊をこっそり連れ出そうかと思案した。そのためイルカが飛び掛っていたことに全く気づかなかった。
イルカ:
レンお姉ちゃ~~ん!!
俺は緊迫したように顔を向け、”シーッ”とジェスチャーをして声を小さくするように合図した―――
だが彼女は既に高く飛び上がっていて、手足を広げていた。そして空中から、俺の顔へと落ちてきて……。
对啊,回想第一次见到伊露卡的时候,她就在半空中和女巫战斗吧......
后来爱衣为她检查过的结论是:骨龄在11到12岁左右,身体接受过大量的机械改造。
而且经历过多次记忆消除,甚至连自己的左眼什么 时候被替换成了军用电子义眼都不记得。
还有一点就是 ——虽然她可以利用电磁场漂浮在半 空,但实际体重却接近我的两倍.........
そうだ、思い返してみれば初めてイルカを見たとき、空中で女巫と戦っていたな……。
その後、アイが彼女を検査をした。骨年齢は11~12才ぐらい、身体には大量の機械改造が施されていた。
また過去に幾度も記憶消去を体験していたようで、自分の左目がいつ軍用電子義眼に置き換わったのすら覚えていなかった。
そしてもう1つ―――電磁場を利用して宙を漂うことができるのだ。しかし実際の体重は俺の2倍近い……。
咔―――
伊露卡从空中落下,双腿夹住我的两肋,鼓起的肚子贴在我的脸上,而两只手则紧紧抱住我的后颈。
我的颈椎、腰椎和肩膀瞬间感到了巨大的压力。
用整个身体包住了我的胸和头,还很开心的在我的头顶贈着脸蛋。
伊露卡:
诶嘿嘿,最喜欢小伶姐姐了嗝~
伊露卡红着脸说话吱吱呜呜,好像喝醉了一样。
索娅:
你的骨头......刚才好像发出了奇怪的声音?
小怜:
…………………………
我僵直的站在原地,总觉得随便移动的话头会失去颈部的支撑向后翻过去。
刚才的动静似乎引起了一些人的注意,还有声音朝着我们问“那是什么?”。
那是一只穿着渔网袜的蓝色大头怪。
贝阿特丽切见状突然提高了音调,像是在为我们争取最后的撤离时间。
贝阿特丽切:
你们这群满脑子都龌龊幻想的垃圾!杂种!变态! 猪!
全都给我―――
去死吧!!!!
骂到高潮时刻,那两台大功率音箱也终于顶不住发出了尖锐的爆音。
喇叭正对着广告灯箱里的灯管“啪!啪!”的炸裂开来。
―――整个电器街一片诡异的宁静。
人们对着花车上英姿勃发的红发女王看得发情。
索娅费了好大劲才把年糕一样糊在我脸上的伊露卡八下来背在自己背上。
而她这会功夫居然已经呼呼的睡着了。
索娅:
这小鬼......居然这么沉——!终于松了口气的我揉着腰观察四周,大家沉默的氛 围着实让人不安。
小怜:
不会把他们骂急眼了吧.........
然而片刻之后,一阵骚动由远及近的传来―――
路人A:
啊啊啊啊啊啊好棒!!!!
路人B:
请尽情的辱骂我吧!!!!
小怜:
诶?
接着,整条电器街往爆发出了一浪又一浪的狂欢!!
―――人群,彻底沸騰了。
街对面的黑色装甲车上跑下来一群拿着自动武器的士兵,一脸困惑的看着这边突然暴动的人群。
我想提醒贝阿特丽切,指了指街对面,却不小心看到了她的脸―――
小怜:
糟―――
ドスンッ―――
イルカは空中から落ちてくると、両足で俺の両脇を挟み、膨れたお腹を俺の顔にあて、両手で俺の首を抱きしめた。
俺の頚椎、腰椎、肩に一瞬大きな力が掛かる。
体全体で俺の胸と頭を包み込み、俺の頭上でとても嬉しそうにしていた。
イルカ:
えへへ~、レンお姉ちゃん大好きぃ~、けっぷ。
イルカは顔を赤らめながら話す。まるで酔っているみたいだ。
ソヤ:
貴女の骨……変な音がしましたわよ?
レン:
…………………………
俺はその場で硬直して立っていた。何か不用意に動いたら、首の支えが無くなって後ろにひっくり返りそうな気がしたのだ。
先程の動きは何人か注意を引いてしまったようで、俺たちに声が向けられる。「あれは何だ?」。
それは網タイツを穿いた青頭の怪物だった。
それを見たベアトリーチェが、最後の撤退時間を稼いでくれるかのように、突如声を上げた。
貴方達の頭の中は汚らしい妄想のゴミが詰まっているわ!ロクデナシ!変態!豚!
全員―――
くたばりなさい!!!!!
罵倒が最高潮に達する。2台の大出力スピーカーもついに耐え切れず、大爆音を鳴らすことができなくなった。
スピーカーの丁度向かいにあるネオン看板の灯りが「パン!パン!」と音を立て炸裂した。
―――電気街に妙な静寂が訪れる。
人々はフロート車の勇ましい赤毛の女王に釘付けになる。
ソヤは何とかして餅のようにへばり付いたイルカを背中に背負う。
この時、彼女は既にぐぅぐぅと眠っていた。
ソヤ:
このちびっ子………こんな重いなんて―――!
ようやく一息ついた俺は腰をさすりながら辺りを見回した。皆が押し黙っているこの状況、すごく不安だ……。
レン:
まさか怒らせてないよな………
しかし、しばらくすると、ひとしきりの歓声が遠くから近くへと伝わってくる―――
通行人A:
ああああああああ凄く良い!!!!
通行人B:
どうか好きなだけ俺を罵ってくださいいいいい!!!!
レン:
えっ?
そして、電気街全体へ次々に誘爆されていく!!
群集は、すっかり沸き立っていた。
通りの反対側にある黒い装甲車から、自動火器を持った兵士たちが駆け降りてきた。しかし突如暴徒と化した人々に、困惑したような目を向けていた。
ベアトリーチェが通りの反対側を指差して注意を促す。だが俺は、うっかり彼女の顔を見てしまった―――
レン:
やばっ―――
小怜:
………好、好漂亮!
看到她脸的一剎那,我顿时感觉小腹中一股温热的暖流传遍全身。
只觉两颊发烫、双腿酥软......
小怜:
(好想―――)
索娅:
……小怜?
人们的情绪随着有节奏的欢呼声越来越激烈,贝阿特丽切的花车也被推得摇晃起来。
几个家伙试图从侧面爬上车顶,纷纷被她对着面门一脚踹下去。
小怜:
(好想被踩啊~!!)
她看着我犯花痴的蠢样微笑着摇摇头,重新扣上了那个手环。
一阵白烟过后,贝阿特丽切已消失得无影无踪。
我还沉浸在刚才粉红色的感觉中,忽然被索娅一把拉住了手腕。
索娅:
楞什么呢!军队都要过来了,而且........
烟雾散尽,失去焦点的众人原本节奏整齐的声浪渐渐凌乱。
我和索娅带着伊露卡跑出没多远,就有亲卫队发现他们刚才顶礼膜拜的大萌神也不见了。
亲卫队A:
伊露卡大人呢!?
亲卫队B:
在那边!那个渔网袜把伊露卡大人拐跑了!
小怜:
(渔网袜?伊露卡......大人?)
亲卫队C:
是诱拐犯吗?快叫警察!
亲卫队A:
追啊―――! !
一大群穿着应援服的家伙义愤填膺的朝着我们杀了过来,后面还跟着几个保安警。
哪有穿渔网袜的诱拐犯啊!!
小怜:
快跑!!
然而索娅背着伊露卡,我的腰还在隐隐作痛,根本无法用开距离。
而且前面似乎还有一组巡警在向这边张望.......
打又不能打,跑又跑不动,简直是绝境。
忽然,我们身后传来一阵玻璃碎裂的声音。
一个穿着黑色风衣的金发男生放倒了路边的老式广告灯箱。
周围环绕的圆形灯泡碎了一地,慌忙闪躲的路人挡住了后面亲卫队的视线。
那个男生转过头看着我和索娅,露出一个人畜无害的笑容―――
レン:
………な、何て綺麗なんだ!
彼女の顔を見た刹那、下腹部の一筋から温かな熱が全身に伝わっていくのを感じた。
頬が熱くなるのを感じ、両脚に力が入らない……
レン:
(―――たい)
ソヤ:
……レンさん?
人々の感情は、リズミカルな歓声と共に激しくなってきており、ベアトリーチェのフロート車も押されて揺れていた。
何人かは側面から屋根に登ろうとしたが、彼女に次々と踏み落とされる。
レン:
(俺も踏まれたい!!)
彼女は俺が目をハートにしているのを見ると、微笑んで首を横に振った。そしてあのアームリングをかけ直した。
白煙が上がると、ベアトリーチェは姿を消していた。
まだピンク色の感じに染まっていた俺は、突如ソヤに手首を引っ張られた。
ソヤ:
何をしているのですの!軍隊が来ますわ、それに……
煙が散っていく。焦点を失った人々のリズミリカルな歓声が徐々に乱れていく。
俺とソヤはイルカを連れて走っていった。すると親衛隊の奴が、先程まで拝んでいた大萌神がいなくなっていることに気づいた。
親衛隊A:
イルカ様は!?
親衛隊B:
あそこだ!あの網タイツがイルカ様を攫って逃げてるぞ!
レン:
(網タイツ?イルカ……様?)
親衛隊C:
これって誘拐では?警察を呼べ!
親衛隊A:
追えーーーー!!
法被を着た大勢の連中が、義憤に駆られ俺たちを殺しにかかって来た。その後ろには数名の保安警察もついてきている。
網タイツを穿いた誘拐犯なんているわけないだろ!!
レン:
走れ!!
しかしソヤはイルカを背負っていて、俺の腰もまだ痛みが残っていた。そもそも距離を開くことなんて出来ないのだ。
それに前方に見えるお巡りさんの一人がこちらを見ているようだ………。
突破することも、逃げることも出来ない。全くもって絶対絶命だ。
その時。俺たちの後ろからガラスの割れる音がした。
黒いコートを着た金髪の男性が、道端の古い電光看板を倒していた。
周囲を囲む丸電球が割れる。慌てて避ける人によって親衛隊の視線が遮られた。
男は俺とソヤに向かって振り返ると、人畜無害そうな笑みを浮かべた―――
戴眼镜的男生:
前面有小路,我带你们走吧?
我和索娅面面相觑,这是在模仿某部电影吗?
戴眼镜的男生一头蓬松的金发,穿着格子衬衫,碧蓝色的眼睛透着腼腆的感觉。
他看我们没有回应,有点难为情的解释道。
戴眼镜的男生:
我、我在附近的店打工刚下班......
他眼神游移到我的腿上,又很快把头转向旁边。
小怜:
(好吧,果然不能用这种方法偷瞄女生......) (实在太明显了......)
戴眼镜的男生:
看到你们......好像在被坏人追?
索娅稍稍松口气,放松了戒备。
索娅:
嘛......他的气息没有恶意。
虽然从各种意义上,我们才是坏人。
索娅:
快带路吧~
眼鏡の男性:
この先に小道があります。案内しましょうか?
俺とソヤは顔を見合わせた。これって何かの映画のマネか?
眼鏡を掛けた男は、ぼさぼさとした金髪でチェック柄のシャツを着ていた。紺碧の目は少しはにかんでいるように見える。
俺達の返事が無いのを見て、少し恥ずかしそうに説明し始めた。
眼鏡の男性:
ぼ、僕は近くの店でバイトをしてまして、丁度仕事が終わったところなんです……。
彼の視線は泳いでいて俺の脚へ向けられると、すぐさま横を向いた。
レン:
(わかった。やっぱりこの方法で女性を盗み見るのは駄目だ……)(あまりにもバレバレじゃないか……)
眼鏡の男性:
それで君達を見たら……悪い人達に追われているようだったから……
ソヤはほっと息をつくと、警戒を緩めた。
ソヤ:
ふぅ……この人の匂いに悪意はありませんわ。
色々な意味で、俺達のほうが悪い人なんだけどな。
ソヤ:
早く案内をお願いしますわ~。